緑・花試験模擬解答

模擬解答(その11) 出題:真鍋節夫

201 サバノオと言う植物は<鯖の尾>が語源であるが、何がサバの尾のようなのか。

1-葉の形 2-根を掘るとサバの尾のような形である 3-実の形 4-花の姿 5-植物全体のイメージ

202 別名を「たれゆえそう」誰の為にこのような可憐な花を咲かせるのかと賛美されたのは何という植物か。

1-ヒメシャガ 2-ヒオウギ 3-キショウブ 4-ジャーマンアイリス 5-エヒメアヤメ
最初の発見地が愛媛県であったため

203ユリ科のユウスゲやゼンテイカ(ニッコウキスゲ)はある属に含まれる。それは別名でもあるのだが、何という呼び名か。

1-オモイグサ 2-ワスレグサ 3-キボウグサ 4-チホウグサ 5-アシタグサ

204 ルイヨウボタンの名の由来は。

1-葉がボタンに似ている 2-全体の様子がボタンに似ている 3-西洋のボタンのようだから 4-幼い頃(発芽時期)の姿がボタンのようだから 5-花がボタンのようだが間違えて類葉牡丹と名づけられた
類葉牡丹が和名である

205 スミレサイシンのサイシンとは何か。

1-中国の野菜の名前 2-ウスバサイシンのこと 3-サイ(動物)の角のこと 4-芯が細いことをあらわした 5-中国で占いに使う器具のひとつ
ウマノスズクサ科のウスバサイシンに葉が似ているため

206 ギンリョウソウモドキの咲く時期はいつごろか。

1-早春 2-遅い春 3-初夏 4-秋 5-真冬
別名をアキノギンリョウソウと言う

207 シオガマギクのシオガマとは何を指す言葉か

1-漁師が使う食器のひとつ 2-浜で美しい(葉まで美しい)というダジャレで塩田で使用された釜 3-塩を保存するのに使われたつぼ 4-海に棲む「がま」(カエルのこと) 5-生姜(しょうが)に似た真菊のこと
ダジャレが和名になった特殊な例

208 秋の七草として万葉集に山上億良は朝顔を含めている。これは今日の定説ではでは何の植物のことか。

1-ヒルガオ 2-ムクゲ 3-ルコウソウ 4-キキョウ 5-ヒナギキョウ
ヒルガオもムクゲも候補のひとつだが、定説としてはキキョウとされる

209 富士山山麓に咲くホタルブクロはヤマホタルブクロと呼ばれる。これは普通のホタルブクロとどこが違うと言われているか。

1-花の大きさ 2-葉の鋸歯の大きさ 3-ガクの形 4-茎に毛が多い 5-花びらの先が丸く巻く
ホタルブクロのガクはガク片の間がめくれているが、ヤマホタルブクロはめくれていない

210 シソ科ヒキオコシの名の由来は。

1-倒れている人も引き起こすくらい薬効がある 2-根から茎が急に立ちあがるので 3-花の立つ姿が直角に起きているので 4-種の採取の方法がこの植物を引っ張るようになるので 5-葉が途中から曲がって立つので

211 日本のスミレのうち芳香を放つのは次のうちどれか。

1-ニオイツボスミレ 2-ニオイタデスミレ 3-ニオイタチツボスミレ 4-ニオイエイザンスミレ 5-ニオイフモトスミレ

212 松尾芭蕉の句「山路来てなにやらゆかし○○○・・○。この句に出てくるかわいらしい花の名は。

1-サワギキョウ 2-スミレグサ 3-ヤマブキソウ 4-池のハス 5-タンポポの花

213 キョウチクトウの葉の付き方を何と呼ぶか。

1-対生 2-互生 3-3輪生 4-4輪生 5-8輪生

214 キンポウゲ科の植物は毒性のあるものが多い。唯一山菜でもあるのは次のうちどれか。

1-ルイヨウショウマ 2-ユキワリイチゲ 3-キクザキイチゲ 4-ニリンソウ 5-タンナトリカブト
葉や茎を食べる。

215 江戸時代、「無名」の印としてこの草の鉢につけた印がそのまま植物名となったと言う。何という花か。

1-マンテマ 2-ハコベ 3-ワチガイソウ 4-リュウゼツラン 5-エンレイソウ

216 植物名は最初に発見された山の名前を付けることがある。次のうちその山の名前が植物名となっていないものは。

1-サツマイナモリ 2-クロタキカズラ 3-ユウシュンラン 4-トリガタハンショウヅル 5-ヨコグラノキ
ユウシュンランは発見者の工藤祐舜博士の名前をとったもの

217 メドハギのメドとはあることに使う細長い竹の棒のことで、この植物をその代用として利用したことによる名前である。

1-火オコシ 2-うらない 3-タバコ 4-お手玉遊び 5-将棋
いわゆる「ゼイチク」のことで、これを代用にした。

218 八丈島や伊豆大島特産の海岸性の植物で、生命力の強さから健康食品として珍重される山菜は。

1-ニワトコ 2-サンショウ 3-ノビル 4-アシタバ 5-ノカンゾウ

219 次の写真の実は何という植物か。

1-チョウジ 2-フッキソウ 3-トチバニンジン 4-ギンリョウソウ 5-アズキナシ

220 ハイノキ科の植物は酸化アルミニウムを多く含み、焼いて灰を作る、これを媒染剤として利用されたとされる。次のうちハイノキ科の植物で無いのは。

1-オウバイ 2-サワフタギ 3-ミミズバイ 4-クロキ 5-クロバイ