わかにゃんさんが「被災動物保護リスト」を配布されています（2011.8.13.）
全国のシェルターで保護されていて、いまだ飼い主さんが見つからない犬と猫の情報を掲載した冊子を製作し、配布されている、わかにゃんさんのブログです。震災を機に行方不明になってしまたワンちゃんネコちゃんを探しておられるご家族や、そういった方がお知り合いにおられる方たち、インターネットで情報検索できる環境にない方たちにとっての貴重な手がかりとなることと思います。第1便、第2便合計で1,250匹が掲載されているそうで、ご希望の方に、メール便もしくはクロネコヤマト便で直送してくださいます（リスト集代金・配送料は無料）。お申し込み方法や問い合わせ先など詳細は下記ブログをご覧ください。
http://onyawan.blog93.fc2.com/
福島県動物救護本部では、保護している動物達の健康を維持するため、一時収容施設において動物達のお世話の手伝いをしていただけるボランティアさんをの募集されているそうですが、圧倒的に人手が不足しているそうです。応募要件など詳細は下記をご覧の上、皆様のお力をお貸しいただきますようお願いいたします。 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/volunteer/volunteer.htm
フォトエッセイ集「同伴避難 〜家族だから、ずっといっしょに〜」（児玉小枝著／日本出版社刊）を 2011年８月に上梓しました。あわせて巡回写真展をスタートします。（2011.7.28.）
→詳細はこちらをご覧ください
2011年３月11日、東日本で起きた未曾有の大震災で、たくさんの尊い命が失われました。この場をお借りして心から哀悼の意を表します。また今も余震の不安に怯えながら避難生活を送っておられる被災者の方たちには、心からお見舞いを申し上げますとともに、１日も早く状況が改善されていくようお祈りいたします。そんな中、テレビ等を通じて、被災したどうぶつたちの様子も、少しずつ伝わってくるようになりました。昨日はテレビで、鎖につながれたまま自宅にとり残され生き残ったものの、身動きがとれず途方にくれながら震えている犬の映像を見ました。あまりに悲惨で残酷な現実に、言葉もありません。ほかにも家族と離ればなれになって、さまよっているどうぶつもたくさんいるものと思われます。犬も猫も家族の一員であり、言葉をもって自らの窮状を訴えることのできない彼らは、乳幼児同様に、家族の中での最たる「弱者」です。「人命最優先」として、救助を必要としている彼らの命が見捨てられることなく、「すべての家族の命が優先」される現場であってほしいと祈るばかりです。また、今回の震災や避難生活で、どうぶつたちもまた大きなストレスを抱えています。避難場所においても、信頼できる家族のそばで生活できるよう、「ペット同伴避難」への理解が深まることを願っています。ペット同伴避難に関しては震災発災当初から新潟県と新潟市が積極的に取り組んでいますので、下記「新潟県動物救済本部」さんのサイトをご参照ください。
こちらのＨＰでは、各地で被災ペットを救援するために活動しておられる団体や個人、「被災ペットたちを救うために私たちに出来ること」に関する情報を掲載していきます。情報をお持ちの方や、情報を探しておられる方がおられましたら、ぜひこちらまでご連絡ください。ボランティアや義援金募集などに関する詳細は、下記、各団体や個人のＨＰ・ブログをご覧ください。
＜被災ペット救援に関する情報が記載されたサイト（地域別）＞
家族とはなればなれになってしまった被災ペットや、ペットとともに避難しておられる方たちを支援するために、私たち一人一人にできることは、たくさんあります。まずは、被災ペット救援のために行動しておられる下記の民間団体や行政、個人のホームページ・ブログをご覧いただき、「自分にできる支援は何なのか？」を考えるきっかけとしていただければ幸いです。
【福島】 ［民間］アライブふくしまのブログ（地球生物会議ALIVEの福島県会員有志で活動するグループによるブログ。福島県内の被災ペット救援情報のほか、ボランティア募集の情報も）
［行政＆民間］福島県動物救護本部（福島県によって４月15日に立ち上げられた動物救護本部。救援物資や義援金の募集、行政によって保護収容されているペットの情報のほか、ボランティアによって保護されているペットの情報なども掲載されています。
【岩手】 ［民間］動物いのちの会いわて（岩手で、被災ペットへの支援や、義援金受付を行っており、支援物資（ペットフード、折りたたみケージ）を募集しています。また、被災ペットの一時預かり家庭も募集中。詳しくはＨＰをご覧ください。）
［民間］いわき「犬猫を捨てない」会（被災した犬ネコの保護や、一時預かりおよび預かり先の紹介、新しい飼い主探しや、避難所にいるペットへの支援などを行っています。保護されている被災ペットの情報も紹介されています。ＨＰ内の「犬猫情報局 inいわき」をご覧ください）
［行政＆民間］岩手県災害時動物救護本部（岩手県と県獣医師会によって３月22日に立ち上げられました。県と獣医師会それぞれのサイト内で、岩手県内で保護されているペットの情報や、岩手県からペットの応急治療・業務、動物愛護ボランティアの指定を受けている獣医師などが紹介されています）
【宮城】 ［民間］エーキューブ東日本大震災支援ブログ（仙台市で活動する団体エーキューブが、仙台市内で診療可能な動物病院情報、ペットフードが買える店情報、救援物資の募集（ペットフード、ケージ、カセットコンロ＆ボンベ等）、仙台市動物管理センターの状況などの情報を提供しています。詳しくはブログをご覧ください） ［民間］福のボンボン日記（エーキューブのメンバーひらさやさんの個人ブログ。震災後、仙台市動物管理センターに保護収容されたペットたちの写真も掲載されています。心当たりの方はぜひご覧ください）
［民間］アニマルピース（仙台市内で活動する動物愛護団体。ＨＰには東日本大震災に関する情報も掲載されています）
［民間］アニマルクラブ石巻（津波による甚大な被害を受けた石巻市を拠点に被災ペットの救援活動をしておられる団体です。救援活動に不可欠なガソリンをはじめ、さまざまな支援・協力を求めておられます。詳細情報や問い合わせ先はホームページをご覧ください）
［行政］宮城県動物愛護センター（宮城県内（仙台市を除く）で保護収容されているペットの情報のほか、ボランティアの募集も行っています）
［行政］仙台市動物管理センター（仙台市内で保護収容されているペットの情報のほか、被災ペット診療受け入れ動物病院や、被災ペット一時預かり受け入れ動物病院の情報なども掲載されています）
【新潟】 ［民間］新潟動物ネットワーク（被災ペットの救護・保護活動を行うとともに、新潟にペット同伴で避難してこられた方たちへの人的・物的支援を行っています。支援物資（フード、ケージ、猫砂、タオル類、ペットシーツ、うんちパック、ビニール小袋など）や義援金、一時預かり家庭なども募集中。被災ペットのための医療支援に関する情報も。詳しくはＨＰをご覧ください）
［行政＆民間］新潟県動物救済本部（ペット同伴で入れる避難所の運営や、ペット用の支援物資の提供、被災ペットの健康管理支援、被災ペットの一時預かり相談、ボランティアの受付など、被災ペットとペット同伴避難者への支援を多岐にわたって行っています）
【秋田】 ［民間］いぬ・ねこネットワーク秋田（秋田で、被災動物の救援活動や、義援金の受付を行っています。被災動物の一時預かり家庭も募集中。詳しくはＨＰをご覧ください）
【富山】 ［民間］北日本動物福祉協会（被災動物の健康相談、被災された方への住居紹介、被災動物の迷子情報、ペットの防災対策と心構えなど、被災動物に関する様々な情報が掲載されています） ［民間］すずらん白書（北日本動物福祉協会（上記）の代表によるブログ。代表からの緊急のお知らせや、富山県内へのペット同伴避難に関する情報、被災された方のための無料住居（ペット可もあり）サイト紹介の情報、被災動物に関して取り上げられたニュース・新聞など、被災動物の救援に関する様々な記事が掲載されています）
【東京】 ［民間］緊急災害時動物救援本部（本部：東京）（被災ペット救護のための人的・物的支援や資金供与、義援金の受付などを行っています）
【大阪】 ［民間］アニマルレフュージ関西（アーク）（本部：大阪／支部：東京）（被災地で保護したペットや、飼い主からの一時預かり依頼を受けたペット、震災で破綻したブリーダーから引き取ったペットなどを、大阪のシェルターおよび一時預かり家庭にて保護しています。保護したペットの情報をＨＰで紹介しながら、地元の保健所と連携して元の飼い主を探すとともに、被災ペットの一時預かり家庭や、飼い主を失ったペットの新しい家族募集、義援金受付も行っています。詳細はＨＰをご覧下さい）
【全体】 ［民間］ペット受け入れ住宅情報（ペット同伴可能な避難所や仮設住宅の情報のほか、一定期間無償で借りられるペット同居可能な被災者支援住宅などの情報が掲載されています）
［行政］収容動物データ検索サイト（地方自治体の動物保護センターや保健所などに収容されている動物についての情報を検索するサイトで、環境省が運営しています。震災で迷子になったペットが保護・収容されている可能性がありますので、心当たりの方は、当該自治体のページを検索してご覧ください）
［民間］東北地震犬猫レスキュー.com（東北・関東大震災によって被災した方の犬・猫の救援情報特設掲示板。県別の迷子捜索、救援依頼情報が掲載されています。迷子の捜索、救援活動へのご協力をお願いします）
【個人ボランティアさん】〜団体としてではなく、個人として、友人・知人など様々なネットワークを活かし、「自分にできることを！」と立ち上がられた被災動物救援ボランティアさんの活動をご紹介します。被災動物のために行動できるのは、行政や団体だけではありません。「１人１人」の力は偉大です。なんらかの形で活動に協力できるという方は、アクセスしてみてください。 ［民間］にゃんことバーベキュー（名古屋発）（今回のレスキューの発起人である「ドリアンぶたまる」さんのブログで、活動内容が紹介されています。救援物資（ケージ、キャリー、トイレ、フード等）や、一緒に活動してくれるボランティアさんも募集中とのこと。詳しくはブログをご覧ください）
東北関東大震災で被災した方たちのために 今の私にできることのひとつとして、 拙著「どうぶつたちに、ありがとう」（日本出版社刊）を ペットと同行避難されている方たちがおられる ご家庭や地域、施設などに寄贈させていただき、 被災者の方に読んでいただけないかと思っています。 本の内容は、阪神淡路大震災で多数の犬猫とともに被災し、 家が全壊してしまったおばちゃんが、どうぶつたちと 支え合いながら、家が再建されるまでを生き抜いたフォト＆ストーリーです。 苦しい避難生活に負けず、どうぶつたちに癒され励まされながら 家族の一員としての彼らを見捨てることなく、 避難生活を続けたおばちゃんの姿が、 被災者の方たちの励みになれば…と願っています。 そこで、被災地や避難所などに足を運ばれる機会のある方で、 「この本を持っていって手渡してあげるよ！」と 言ってくださる方を大募集中です。 このたび私の方で２０冊、購入しましたので、 その中から何冊ずつか託させて頂ければと思っています。 荷物になってしまい、とても申し訳ないのですが、 お力をお貸しいただける方はぜひ、児玉までご連絡下さい。 どうぞよろしくお願いします。