くぼた沖縄日記2003-2 おでかけはモノレール
11月20日 ★夢は覚めるものだけど
ああ、もう今日は大阪に帰らなくては。 宿に戻ったのが4時半で、そのまま寝てしまい、荷造りが全く出来ていない。チェックアウトは10時。あせって荷造りをする。なんとか間に合った。フロント前のソファにて熱いさんぴん茶で一服。
やはり行かなくては気がすまない。パレットくもじのリブロに本を見に行く。沖縄本の棚に行き、チェック。めぼしいものはなし。『新!おきなわキーワード』も『書けば 宮古!』も持ってるもん。CDショップもチェック。テラスのような場所で休憩。いい天気だなあ〜。暑いけど。(本日の沖縄の最高気温28℃)
目の前のビルから下がっている垂れ幕は「長寿日本一復活キャンペーン 命(ぬち)ぐすい沖縄」。沖縄の売りのひとつだった「長寿」。いまも女性の平均寿命は日本一のままだが、男性が全国26位とだだ下がり。まあ、この長寿も現在のオジィ・オバァが支えているもので、次の世代になったら危ないと言われていた。アメリカナイズされた高カロリーの食生活に、近くても歩かずどこでも車の暮らしなど、体にいいわけないもの。実際にどんなキャンペーンしてるんだろう。
さあ、沖縄最後の食事、お友達の未登利ちゃんのお店「料理工房・てだこ(^0^)亭」へ。美咲ちゃんという未登利ちゃんのお知り合いの女性と相席になる。美咲ちゃんはリクルートスーツ姿。聞けば、高校まで京都に住んでいたという。ほ、ほんま?全く関西アクセントのかけらもなく、私にはすっかり沖縄の人に聞こえる。ほんの2年くらいでここまで、アクセントを変えられるものだろうか。お父さんが沖縄の生まれなので、家ではウチナー口、外では京都弁を使っていたのかなあ。子どもの頃、私が家で京都弁、外で名古屋弁を使い分けていたように。
おいしいパスタをいただいて、今回もごちそうさま。忙しいのに、いつもメールありがとう。じゃあ、またね。私にとって沖縄は、単に旅して面白い場所だけではなく、何人もの友達が住む大切な場所になった。大阪からずっと離れた南の島に、私を知ってくれている優しい人たちがいるということは、なんと心安らぐことか。
とんでもなく重い荷物を転がして、モノレール駅へ。宅配便で送ればいいのにって?ふん、ケチなんだよ、あたしゃ!便数も少なく、いつ来るかわからないバス。ついタクシーで空港に行っていたが、モノレールはおりこうさん。最後のモノレールに乗る。15分でもう空港。楽しいことはあっという間。ほんとに夢の間の出来事みたいだ。
料理工房・てだこ(^0^)亭 那覇市松尾2−11−4 098-860-0151 月・火 休