くぼた沖縄日記2003 くいだおれてオキナワ でも鼻の頭が…
★ 6月23日 沖縄そば・サクランボ・カフェラテ
うううっ。今朝も部屋がたまらなく暑い!クーラーをケチっているので、暑さで目が覚める。だってコインクーラーなんだもの。今日でこの旅は終わり。いつも乗る飛行機の便がとれず、午後2時前の飛行機で帰らなくてはいけない。それにしても、だ。この部屋、暑過ぎ。さっさとチェックアウトして涼しいフロントで熱いさんぴん茶を飲む。ん?思えば今回は、一度も沖縄そばを食べてないことにはたっ!と気づく。今日のお昼は沖縄そばに決定。ならば、どこがいいかのう。
雑誌を見て、栄町市場にあるお店に行くことにする。今日は「沖縄慰霊の日」。学校はお休みです。は〜、お外も暑い。栄町市場をぶらついて、「麺樹」到着。お店は開いたばっかり。いいですか〜?「はいはい、どうぞ〜」すぐにもう一人、おなじみさんらしきおばさんが入ってくる。厨房の中は、おばさん二人。手早く作ってくれているが、私、注文したっけ?ま、いいか。ひょっとして、メニューひとつかもしれないしね。何が出てくるかなあ。出てきたのは沖縄そば定食(たぶん)。あっさりしたおつゆで、おいしいな〜。麺もおいしい。小鉢とサラダ、おにぎりもついててなかなかいいです。(後で調べたところ、メニューはこの「三枚肉そば」のみでした)
お客のおばさん「みじ、くぃみそーれー(お水、ください)」そして「にふぇーでーびる(ありがとう)」。おおお、沖縄13回目にして初めて実際に聞く純ウチナー口!ちょっと、うれしい。私がよそから来ているとわかるせいか、なかなか聞けるものではありません。そのおばさん、お店のおばさんも交えてしばらくおしゃべりする。もらい物だというサクランボも1粒お裾分けでいただく。一人旅だというと、びっくりされる。
「若い人は気をつけないと、恐いよ〜」、はは、若くないから大丈夫です。「いくつ?」年を言うとおばさんたち「えっ!」と絶句。そんなに驚かなくても…。一人のおばさんなんか、「あー、私は25、6才かと思ったよ〜」。ぐはっ!ちょっと聞いたあ!?これを読んでいる私の顔を知っている人全員が、今画面に向かってツッこむか吹くかしたでしょう。私だってツッこむよ。んなわけないやろ!ここまで言われるとは、もう、こっちがびっくりだよ。同年配の女性諸君、沖縄に行こう!で、沖縄で自信つけよう!
「またいらっしゃいね〜」の声を後に店を出る。はーい。宿に戻る途中、暑さにめげてスタバに入る。国際通りのスタバは、飲食店の立地としては国際通りで最高の場所(koba’sシェフ談)なんだけど、すいてます。後は空港に向かうだけ。ああ、帰りたくない…。
宿の前から乗ったタクシーの運転手さんが、それはそれは楽しいおじさんで、話がどんどん弾む。一言私がしゃべると「あきさみよ〜」(驚きの感嘆詞)連発。この言葉も実際に聞くのは初めて。「はー、あんたはもう、沖縄の人みたいだねえ〜」「私、沖縄に呼ばれてるでしょうか?」「呼ばれてるさ〜!」うはは〜。最後の最後まで、車の中で大騒ぎしながら空港到着。運転手さん、ありがとう〜。ほんとに最後まで楽しかった。そして、私の鼻の頭 も最後まで赤く腫れたままだった…。搭乗手続きはもう始まっている。小走りにチケットカウンターに近づく。 おわり
むかしうちなーすばやー 麺樹 那覇市安里386
TEL 098−885−6673 11:30〜20:00 日曜定休