くぼた沖縄日記 2006 みんなで沖縄 ツアコン編

 

★4月1日 ついに来たのだ! 女9人寄ったら〜♪

 

伊丹空港でチェックインを終えると、次々メンバーが現れ、集合時間の10分以上前に伊丹組7人全員集合。羽田組の2人とは、那覇空港の水槽前で待ち合わせだ。う〜ん、本当に実現したんだなあ。発端は確か4年前。高校同窓会をきっかけに集まり出し、なんとなく沖縄好きのTと私が、「50歳記念でみんなで沖縄に行こう!」と言いだしたのだ。ところがTは去年、49歳で亡くなってしまった。残った私たちは、女だけで行くことにしたのだ。

 

 

私の他にはGが一度来ただけで、残る7人は初沖縄。しかし、フリープランとはいえ旅行社のツアーを使うことも、レンタカーを使うことも、リゾートホテルに泊まることも、さらに誰かと一緒に沖縄旅行するのも私にとっては初めてのこと。

 

 

ということで、総勢女9人、飛行機が遅れたものの、無事那覇空港で合流。レンタカーを借りるためモノレールでおもろまちのDFSへ。ツアー申し込みの時断られた、2日目での車返却をデスクで交渉すると、あっさりOKが出た。ラッキー。これで3日目が楽になる。しかし、車受け渡しの際、書類の不備で、ここでも遅れる。やっとキューブ2台に分乗して、宜野湾市目指して行くぞ〜!

 

 

カーナビの言う通り進むと…。ん、この道って国道58号線じゃない。パイプラインって書いてあるし、県道だ。普通、那覇から宜野湾に行くのって58号線じゃないの?ま、行ければいいんだけど、カーナビの考えることはわからん!結局58号線に合流するし。

 

 

窓の外の景色に、みんな好奇心全開。鮮やかに咲いている見たことのない花々、街を歩いている人の顔、建物、看板、そして関西に住んでいては無縁の広大な米軍基地。百聞は一見に如かず。

 

 

午後2時をとうにまわって宜野湾市大山のレストランkoba’sに到着。後続車から、4人が笑い転げながら出てくる。「もー、M、カーナビと一緒に吉本出たら」ピン芸か。「音声入力したら『違う!』って言うねんでー!」後続車はカーナビと相性が悪いようだ。

 

 

ゆっくりランチ。どんぐり豚のローストやらマーマチ(オオヒメ)のソテーやら、あ〜、みんなでkoba’sで、食事してるなんて夢みたい。うれしいなあ、ほんまに。開け放った窓から、鳥の鳴き声が聞こえ、暑くもなく寒くもなく、気持ちいい。お腹もいっぱい。シェフも元気でよかった。おやかましさんどした。

 

 

えー、私の予定ではですね、この後「道の駅かでな」でちょっとお勉強して、「座喜味(ざきみ)城跡」を見て、「ビオスの丘」に行って、本日の宿泊地名護市喜瀬のホテル着なんですが、もう4時だ。座喜味城跡だけ行きましょう。美しくうねる城壁。その向こうに見える海。城壁だけの空間は、広々として気持ちも広がる。ここにどんな建物が建っていたのだろう。

 

 

ホテルに着く前に「道の駅許田(きょだ)」に寄り道。「美ら海水族館」の割引チケットを買う。地場物の野菜や果物、沖縄の特産品などがたくさんあって楽しい。誰も食べたことのないスターフルーツ2個お買いあげ。レジのお兄さんが親切に輪切り(星切り)にしてくれる。

 

 

夕食はホテルのそばの「どなんち食堂」へ。ゴーヤーチャンプルー、フーイリチー(麩の炒めもの)、パパイヤイリチー(パパイヤの炒めもの)、ソーミンタシヤー(そうめん炒め)、てびち(豚足)の煮付け、海ぶどうのサラダ、ゆし豆腐(おぼろ豆腐)、スクガラス(アイゴの稚魚の塩辛)、ミミガー(豚耳)などなど、ビールはオリオン。乾杯〜!

 

 

ホテルに戻り、サービスのウェルカムドリンクを飲みに、疲れたというCを部屋に残しバーへ。タダの飲み物1杯で、ねばる。おしゃべりの種は尽きまじ。高校時代友達ではなくても、なんの違和感もなく楽しく話が出来る。同じ時間と場所を共有した者の特権だろうか。

 

 

部屋は全室オーシャンビュー。ベランダのガラス戸を開けると、突然波の音がすぐそばでする。(敬称略)

 

レストランkoba’s 宜野湾市大山1-12-32 TEL 098−890−3536

どなんち食堂 名護市喜瀬197 TEL 0980−53−6366

 

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