くぼた沖縄日記 2006  みんなで沖縄 ツアコン編

 

★4月2日 お楽しみてんこ盛り ALL DAY LONG

 

昨日のスターフルーツを朝食に食べる。あっさりしたビワのようとか、ナシのあたったとこのようとか意見が出る。う〜ん、びみょ〜な味だなあ。シャクシャク。

 

 

9時にホテルを出発。時折小雨がぱらつく中、昨日に引き続き運転の上手いOとWが運転をしてくれる。感謝感謝!またもやカーナビは予想した国道ではない県道を走らせる。ううむ〜。気が合わんの〜。

 

 

雨も上がって10時前に「美ら海水族館」到着。さすが沖縄屈指の観光スポット、春休みの日曜とあって人が多い。混み混みだー。大水槽のまるでCGグラフィックのような、小魚の群の動きが美しい。スクーバダイビングをしていたTは、こんな海を見ていたのだろうか。

 

 

おお、ショップだ。ウミウシのぬいぐるみがあったら買うぞー!みんなで「美ら海水族館」バージョンのガチャガチャに興じる。Gが出てきた物を見て、「カクレクマノミは末吉。そのサメは小吉」と占ってくれる。私はマナティー。これは中吉?凶?

 

 

マナティー館で、マナティーがひっそりと両手(両前足)でレタスを持って食べている。かわいい。象に近いだけあって、爪の付き方が象っぽい。鳥羽の水族館でもそうだったが、魚1匹いない四角い水槽にマナティーはいる。ストレスフリーで、幸せだと感じてくれていればいいが。マナティー館を出ると、晴。すぐ下の小さな浜に出る。伊江島が目の前だ。

 

 

備瀬集落に行くことにする。またもやカーナビでひと騒動。なんで鈴鹿サーキットが出るねん!もう。水族館からすぐなので、備瀬も人だらけかもと思ったが、案に反して、あら、静か。車という足がないので来られなかったが、ここはずいぶん前から来たかった所。背の高いフクギの並木が日をさえぎり、小暗い道を歩く。フクギは音もさえぎるのだろうか、しんとしている。ヤギの親子がいたり、観葉植物で見慣れたポトスがビックリするほど巨大だったり、パパイヤやバナナがなっていたり、楽しく歩く。

 

 

沖縄に来たら一度はそばも食べなきゃね。きしもと食堂八重岳店で、沖縄そばを食べ、デザートにおっぱ乳業のジェラートを食べる。泡盛レーズンは、ちゃんと泡盛の味がする。お互いちょっとずつ味見。どれもおいしい。さっそく何人かが宅配を申し込む。Hに言われ、道の向かいの散髪屋さんの壁に謎の「インペリー」発見。ヘア技術のひとつだとは思うのだが、何なんでしょう、インペリー。

 

 

沖縄高速道路の端から端まで走って那覇に戻る。わいわいとセルフスタンドで燃料を入れ、DFSの車返却口を通り越してまた大騒ぎ。荷物を預け、DFSをぶらぶらして、おみやげを物色。サンエースーパーにも行き、「県産品」と書かれたプレートの下で、買う買う。私たちでお一人様3袋限定のお徳用タコライスをかなり買い占めたハズ。今晩の晩ご飯もここで調達。ずっしり重くなった荷物を持って、モノレールに乗る。

 

 

 

テーブルを隣の部屋からひとつ持ってきて、ずらりとおかずを並べる。グルクン(タカサゴ)唐揚げ、フーイリチー、ヒラヤチー(沖縄風お好み焼き)、ターンムでんがく(田芋きんとん)、ゆし豆腐、シマナー(からし菜)炒め、ジューシー(炊き込みごはん)おにぎり、フーチバ(よもぎ)ジューシー、古代米おにぎり、ポーク卵おにぎり。食後のデザートにジミーのアップルパイとタンカン。にぎやかに食事をしながら、デジカメとテレビをつないで、写真鑑賞。ふー、お腹いっぱい。

 

 

 

 

夜も11時をまわったので、全員で「てだこ(^o^)亭」のみどりちゃんに教えてもらった民謡酒場・平松に歩いて出かける。どんなとこかね〜。ドアを開けると、カラオケをやっている。ステージは何時からですかと聞くと、「もうすぐだよ〜、どうぞ〜」と招き入れられる。

 

 

席に座ると、さっそくサチコと名乗るお姉さんが来て「私も頂いていいかしら〜」で、サチコさんと一緒にビールで乾杯。サチコさんは、どんどんビールを勧めるが、そんなに飲めないよー。12時過ぎにステージが始まる。唄者のお姉さんの声が、どっから出るんだ?という、ビブラートのないスコーンと突き抜けたいい声。ご夫婦で入ってきたお客さんがステージで歌い出す。これまた、奥さんの唄も、ご主人の唄三線も上手いんだ。しっかりお稽古されているのだろう。数曲唄って、さっと帰られる。かっこいいさーねー。

 

 

サチコさんの「おビールもう1本いいかしら〜」の波状攻撃をなんとかかわしていると、私たちにも舞台で歌えとお声がかかる。ここはこういう店なのか?こういう時は、ノッた方が楽しいので私が歌うことにする。簡単な衣装を上から着せられて、『娘ジントーヨー』を歌うが、お姉さんのキーなので、全然声が出ない。『島人ぬ宝』も歌い『涙そうそう』は、プロの手話通訳者のOが隣で手話をつけてくれる。そのあとGが太鼓を叩かせてもらう。さすが元ブラバンで楽器好き。三線のおじさんにも上手いとほめられる。お約束、カチャーシーで締めて、1時過ぎに店を出る。 (敬称略)

 

 

きしもと食堂 八重岳店 本部町伊野波350-1  TEL 0980−47−6608

 

民謡酒場 平松 那覇市松尾2-2-29  TEL 098−863−1354

 

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