くぼた沖縄日記2010・冬 あれも初めて、これも初めて

 

★12月11日(土) クラスJ・ギャラリートーク・さ−たーあんだーぎー・古酒Bar

マイルをためて特典チケット。関空15時発だったのを、しつこくキャンセルを待って2便早い伊丹9時発に変更出来た。もう、関空は遠くて高いからね。空港はいつものように沖縄への修学旅行生でワイワイうるさい。乗ってみると、おお、クラスJではないですかっ!フッ トレストは付いてるし、前の座席が遠い。シャンパン飲み放題(ウソ)。

 

那覇は曇。でも、暖かい。長袖Tシャツ1枚で少しも寒くない。まずは昼ご飯。8月に引っ越しした「あじまあ」へ。市場中央通りを歩いていると、脇の細い道の先に猫が何匹か見える。近寄っても少しも逃げずフレンドリー。寄ってくるこもいて、なでまわして写真を撮っていると、おばあさんが通りかかり「あいえーなー(あらまあ)、猫好き?珍しいねえ〜」と言われる。珍しいか?猫好きって。「あじまあ」のご飯を美味しくたっぷりいただいく。

 

県立美術館へ行く。沖縄を代表する写真家・比嘉康雄の「比嘉康雄展 母たちの神」を見る。明日NHK「日曜美術館」でこの展覧会が取り上げられるので、混まない前に見ておきたかったのだ。この日はちょうどギャラリートークというイベントがあり、美術館の中で沖縄県立芸術大学教授の波照間永吉先生と詩人の高良勉さんのお話を最前列で、こくこくと頷きながら聴く。波照間先生ステキー!

 

沖縄の祭祀を撮り続けた比嘉康雄の写真は全てモノクロ。そこには本土では見ることのない(失われた?)原始ともいうべき儀式の数々が写っている。女性のみで執り行われるそれらの儀式はとても厳かな気配に満ちている。草や木の葉を身にまとったり、持ったりしている(草装)のは、彼女たちが神という印だという話しが強く印象に残る。

 

今日はモノレールの1日券を買ったので、行ったことのないお店にサーターアンダギーを買いに行ってみる。宜保駅で降りて歩いていると、アクセサリー作家・喜舎場(きしゃば)智子さんの工房「ci.cafu」を見つける。ここだったのかー。お店のスタッフの方に、現在牧志のギャラリーで作品展をされていると教えてもらい、必ず行きますと答えて店を出る。

 

道を聞いて、「安室のさーたーあんだーぎー」を買う。「あんだぎー」ではなくて、「あんだーぎー」。首里訛りではこういうのだそうだ。養鶏場もされているので、卵も売っている。お店を出て、 ふと心が動いて行きと違う道を曲がってみる。急な坂道。と、きれいな夕陽!ずいぶん高台で、遠くに光って見えるのは海?(たぶん)。

 

 

 

今晩はピッツバーグで、ニューヨークステーキを食べる!と心に決めて勇んでお店に行くと、予約で満席といわれてしまう。ああ〜。しょうがない。待ちましょう。10分待って、ニューヨークステーキください!うまうまと食べていると、隣に座った関西弁の若い兄ちゃん3人組の注文がなかなか決まらなくて 、ちょっといらつく。そんなもん、ぐだぐだ言わんと、はよ、決めっちゅうねん。

次々と料理の出るのが早く、あっという間に、食後のコーヒー。ぽってりとしたかわいいカップは軍の放出品。前から欲しくて、お店の方に聞いてみると、「うちもずっと探してるんですよ。軍関係の人にも頼んでるんですが、全然見つからなくて」。残念…。

待ち合わせの「からからとちぶぐゎー」に急ぐ。昼の部の「我楽そば」(その後小禄へ移転)には何度も来たが、飲む方ではないので古酒(クース)バーとうたったこの店に来るのは初めて。お店に着くと、Tさんと、Tさんのお知り合いのUさん。 楽しくお話しし、ちょっと泡盛もいただいて、10時半に解散。

 

 

 

 

 

島野菜ランチバイキング あじまあ 那覇市松尾2−8−34

TEL 098-862-5422 11:3015:00

安室のさーたーあんだーぎー  那覇市首里久場川町1−20

TEL 098-884-3060  9:0018:00  日曜定休

ピッツバーグ・フォーラム  那覇市泊3−7−14

TEL 098-868-2687  12:0015:00 18:001:00  木曜定休

からからとちぶぐゎー  那覇市久茂地3−15−15

TEL 098-861-1194  18:0024:00 日曜定休

 

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