くぼた沖縄日記 2010・冬 あれも初めて、これも初めて

 

★12月12日(日) 高速バス・石川多目的ドーム・闘牛

 

ホテルの部屋で紅茶を入れて、おめざに昨日買ったさーたーあんだーぎーを食べながら、NHK「日曜美術館」を見る。

いい天気!ピカピカと晴れる。風はあるが半袖で出発。すーじぐゎ(路地)を歩いていると、これからバイクに乗って出かけるところ、という青年と目があってあいさつされ、そのまましばらく立ち話。首里城で働いているというその青年に、暖かくてらくちん!と言うと、「大阪って今、どれくらいの気温なんですか?」と聞かれ、10℃以上は低いと思うと言うと「マジすかっ!」と驚かれる。

 

「こうキッチン」で早めのお昼を食べようと出かけたが、お休み。日曜は休みなのかな。そばにいた人が「なんか時々お休みみたいですよ」。いつになったら「こうキッチン」に行けるのか。

 

リウボウの「Rカフェ」で軽く食べ、那覇バスターミナルに行く。昨日もお会いしたTさんと待ち合わせ、初めての高速バスに乗って石川へ。50分ほどで石川ICバス停下車。ものすごくそばだったうるま市多目的ドーム(タクシーの運転手さん、ごめんね)へ、「感動体験沖縄 闘牛×エイサー夢のコラボ!」というイベントを見に行く。

 

 

多目的ドームという名称だが、これは完全に闘牛場でしょう。会場に着くと、バッファローのような元沖縄闘牛チャンピオン「あかりパンダ号」との記念撮影会が行われていて、ううむ、牛のかほりが…。

 

闘牛が3番に地元のエイサーが3団体。あくまで本大会と違い観光イベントなので、闘牛もデビュー前の幼牛。それでも850kgもあって、どどどっと動くとちょっと怖い。勝負は本来時間制限はなく、一瞬で勝負がつく時もあれば、30分以上かかる時もあるそうだが、今回は時間制限あり。「龍天龍若力」なんていう、いかにもな名前の牛もいれば、「仲村自動車号」なんて牛もいる。闘牛のためだけに、1tにもなるというこんな大きな牛を飼うとは、なんて贅沢な趣味なんだろう。

 

 

闘牛アナウンスの伊波大志さんが、なかなかよくて、最後にサプライズで現チャンピオンの牛が登場した時のテンションの高さと、「私も写真撮ってしまいましたっ!」に闘牛愛を感じる。

 

会場までこれからおじゃまする名桜大のY先生が、迎えに来てくださる。スーパーでお鍋の材料を購入。先生のお買い物スピードが速いっ!先生のお家は目の前が海の外人住宅。海に伸びる石川石炭火力発電所の石炭運搬用の桟橋も見える。お庭には先生がヤフオクで購入された古い灯籠。ヤフオクって、何でもあるのね。

 

お家の中もぐるっと見せていただく。現在は犬も猫もいなくなって、ペットの亀数匹との生活。すっきり片づいて、きれいに暮らしておられます。タイル張りのお風呂の感じが、那覇で一番古い沖縄第一ホテルの浴槽を連想させる。

浦添市の外人住宅は、おしゃれなカフェや雑貨店にどんどん変わって人気のスポットだが、このあたりの外人住宅は、たくさん空き家があり、カフェは1軒もないとか。海も見えるし、そのうちここらも変わるかも。

Y先生セレクションで音楽を聴いたり、DVDを見たり、たくさんしゃべり、お鍋もしっかりいただいて失礼する。ただ今無料の沖縄高速道をタクシーで帰る(Tさんありがとうございます!)。ラジオから「雪の降る街を」が流れてきて、半袖の自分とあまりにかけ離れていて、不思議な気がする。

 

 

Rカフェ リウボウ店 那覇市久茂地1−1−1

TEL 098-867-1171  10:3020:00  無休

 

 

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