沖縄日記番外編  フランス日記2011

★6月4日(土) パリ到着

やっとこの日が来たのだ。せっせと本を読み、パソコンの画面を見まくり、テレビやラジオのフランス語番組を見たり聞いたりした。全然身につかなかったけど。旅の相棒Hに至っては、この2年間高い授業料を払ってフランス語を勉強してくれたのだ。

私は伊丹から、Hは関東在住なので、集合場所は成田。伊丹から参加でも、成田から参加でも、料金が一緒という不思議なツアー。

天気予報では、この先パリはずっと雨。あ〜。機内放送でも、「到着地の天気は雨、時によって強い雨」とあり、がっくりする。

12時間半ほど乗って、初めてのパリ到着。やっぱりビジネスクラスはらくちんだ(ウソ)。現地時間は17時。あれ、雨降ってない。今日のパリは30℃だという。JALの車でホテルまで連れて行ってもらう。

さて。とりあえず晩ごはん。ホテルはパリのはずれのメトロの終点にある。まだまだ日は高いので、乗り換えなしで行ける中心部のオペラにでも行ってみよう。はじめてのメトロ。自分でドアを開けるのね。で、まだちゃんと止まってないのにドアが開くんだ!

電車の到着を告げる構内アナウンスも、駅名を告げる車内アナウンスも、ましてや「白線まで下がれ」だの「駆け込み乗車はやめろ」だの、ま、言われてもわからないが、アナウンスが一切ない。絶えず 音があふれている日本の地下鉄とえらい違い。

オペラに来ました。地上に上がると正面に大きな建物。オペラ座か?(オペラ座でした)二人して放射線状に走る道に面食らう。どこをどう行けばいいかさっぱりわからない。なめて地図も持ってこなかった。あああ。ガシガシ歩くつもりでいたのに。パリ、意外に手ごわいかも…。

適当に歩き、手ごろな値段の、まずまずお客さんが入っている店に入る。隣の席の男性はマイクを持ってインタビューを受けている。有名人なのかも。インタビュアーがしゃべるしゃべる。議論の好きなお国柄だ。頼んだガレットは巨大で残してしまう。夜の9時でも充分明るい。

明日雨でないなら、まず蚤の市に行こうと決める。夜中、雷で目が覚める。雨もきつそう。雨が上がりますように。

 

 

 

 

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