くぼた沖縄日記2014 春 祝訪沖20年! とにかく沖縄へ行く

★2月10日 最終日 首里城あたり

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チェックアウトし、荷物を預け出発。kuma caféでブランチでもと向かうと、席はあるものの、かなり時間がかかりますと言われ断念。

今日も雨模様で風が強い。毎日気温が少しずつ下がっているが寒くはない。ラクチンだ。高良楽器店で沖縄もののCDを見ていると、「うちなぁぐちラジオ体操」「うちな〜ぐちラーニングCD(初級・中級・上級)」を見つける。ほほ〜。さらにDVD「楽しく!沖縄語を名作アニメで学ぼう!うちなーぐち」もある。ポパイやトムとジェリー、スーパーマンがうちなーぐちで大活躍!だそうだ。ちょっと見てみたい。「琉神マブヤー」の悪者ハブデービルも、「言葉は心で出来ている」と言っていた。方言は大事にしよう。

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首里の「豆腐屋Bean‘s」にお昼を食べに行く。12時を過ぎると満席になり、やって来た人が次々断られている。先手必勝。八宝菜ゆし豆腐おいしいな〜。ご主人の話では、早い時間の方が、豆腐が出来立てでおススメだそうだ

鎌倉芳太郎に思いを馳せつつすぐそばの首里城へ。龍潭池をまわって行くと、太平洋戦争時に使われた旧日本軍の壕跡がある。鉄柵に学校の名前が付いた千羽鶴が下げられている。

首里城の城壁のアーチは中城城や崇元寺と違って、石を三枚、それもパズルのように組み合わせて作られている。アーチを見上げていると、工事の警備をしているおじさんから「ねえさんは、変わったものに興味があるねえ」と声をかけられる。

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おじさんの話では、城壁に使われている石は南部琉球石灰岩といい、糸満あたりの本島南部でしか採れないそうだ。「修復にこれだけ大量の石が使われて、南部の石材業者はもうかったはずよ〜」はは、そりゃそうですね〜。「ここに植わってるソテツは、うちが植えたんだよ〜。奄美のソテツで、奄美ではこんなに大きくならないんだよ」それは不思議。沖縄の風土に合ったんでしょうか。琵琶湖の鮎みたい。「ダンナなんかぶん投げて、沖縄に住むといいよ〜」と提案される。

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レストセンターに展示されていた昔の首里城の写真では、大龍柱は向かい合っていた。時代によって、向きは変わっていたということか。消失したり破壊されたり何度も建て替えられたしなあ。結局有料区域には入らず(ケチ)首里城を後にする。

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ラ・フォンテ(元・松山御殿)でお茶でもしよう。駅に向かって適当に歩くと、細い路地が気にかかり、入ってみる。道にぶつかり坂を下ると、住宅地の中に大きなクバ(ビロウ)の木がある、安谷川(あだにがー)御嶽。クバの木は神の依り代だ。古そうな玉那覇味噌醤油店は、安政年間の尚泰王の頃から王家御用達の天然醸造にこだわったお店だと後で知る。今度買ってみよう。

 

結局ラ・フォンテには道をそれたため行きつけず、そのまま儀保駅からモノレールに乗って美栄橋まで戻り、もう一度kuma caféへ。ライチの紅茶と本日のケーキ、カボチャのタルトで、ティータイム。店中BE@RBRICK(ベアブリック)のクマだらけだが、電話の呼び出し音も「森のくまさん」だった。クマづくし。

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先客のおなじみさんらしきおじさんが帰って、一人になり、お店のお兄さんとおしゃべり。大阪出身のお兄さんは、沖縄でのカフェはもうからないという。そうなんですか?さっきあんなに忙しそうだったのに。やはり「沖縄に住まないんですか?」と聞かれる。うう〜ん、どうでしょう。「次はいつ来はります?」これには、10月か11月あたりに来たいですと答える。では、また。

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空港へ。いつもならここで紅イモソフトを食べるのだが、koba’sのジュニア君が先月帰省した時、富士屋のぜんざい(かき氷)を食べそこねて悔やんでいたので、私が変わりに食べることにしよう。

注文すると、しばらくお待ちくださいと言って、カップを電子レンジに入れチンしている。かき氷を解凍してる?手渡されたぜんざいは、まだまだ硬くて、プラスティックのスプーンではなかなかすくえない。思いがけなく時間がかかり、koba’sのシェフにお礼のメールをするつもりが時間がなくなる。

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連日イベント情報を調べまくって、結局ほとんど行かなかったが、ま、いいか。 終わり

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◎とうふ家 Beans

  那覇市首里当蔵町2−15−24 TEL098-927-4849 11001900 木定休

kuma café 那覇市牧志2-21-1 TEL098-862-3395 8002000 水定休

 

 

 

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