「ミリオテ」(君、ここにいるね)


「ミリオネ」(うん、ここにいるよ)


村を歩き、言葉を交し、ひと時を過ごした。


彼らはどんな気持ちで生きているのだろう。


何を大切にして、どんな未来を思い描いているのだろう。


ひと時を過ごしても、その人生に触れることは出来ない。


でも、だからこそ、忘れないでいよう。


君がここにいたことを。


忘れないでいよう。


君が声をかけてくれたことを。


君と一緒に笑ったことを。


君がここに生きていることを。