ばばばばば。
開け放たれた窓からの風に打たれる。
メーターは140km前後でブルブルと震えている。
まっすぐな道。
オキナワへと続く道。
両脇にはサトウキビ、大豆、小麦、トウモロコシなどの畑が広がる。
放牧されている牛の姿も見える。
製糖工場の甘い匂いがぷんとする。
オキナワの入植50周年祭のことを知ったのは5月28日、グアテマラ。
それは37歳になりスペイン語学校を2日目にして辞めた日のこと。
その日に南米(コロンビア)に飛ぶエアチケットを買った。
8月15日(入植50周年祭)を目指して南下していった。
おめでとうを言いたかった。
8月12日、オキナワに辿り着いた。