理想ばかりが高くて
意志ばかりが先走って
体と心にNG出されて
何が自然の流れなのだろうと、今、生きている
それは時には信仰にも似た思い
30歳を目前にして、体を壊した。
働き過ぎによる、過労とストレスが原因だ。
37、5度ほどの熱が1年以上さがらず、体重は45キロをきった。
だるくて動かない体に鞭を打つように、点滴を打ちながら仕事を続けた。
そのことが、きっかけとなり、自分の心や体の状態を自覚し責任を持つようになった。
強い薬を飲み続けなくてはならない西洋医学に疑問を抱き、
自らの治癒力を高めるにはどうしたら良いのかと考えた。
仕事時間を短縮。
考え方の癖を改める。
睡眠時間を多く摂る。
キチンと食事を摂るというのも、そのひとつ.。
それは農業への興味へと繋がってゆく。
いくつかの縁の導きで、農家や牧場にホームステイしたり、
自宅(新宿区のマンションのベランダ)で稲作(古代米)をやってみたりもした。
この地球は命の集合体であり、全ての命は有機的に繋がり、生かされ生きている。
自分という自然が生きていることに感謝しながら生きる。
農業を通して実感した思いは、自分が現在生きてゆく上での柱となっている。