旅の空からの伝言


2005年1月9日 サルバドールより


カーニバルに参加するグループを決めました。

サルバドール在住の澤田なおや氏が主宰する「ナタカトシヤ」というグループ。

(スラングでかなり下品な意味があるようです)

ヘピニキ、チンバウ、スルドの3種類の打楽器だけで強力なアンサンブルを作ってゆきます。

メンバーは全て日本人。

その中には、俺のような旅行者も多く含まれています。

澤田なおや氏はブラジルでは国民的人気パーカッション・グループ「チンバラーダ」のメンバー。

あのカロリーニョス・ブラウンが立ち上げた凄いグループです。

ブラジル人もびっくりするようなグルーヴを作りたい。

カーニバルまであと3週間。

すでにスルドで練習に参加してます。

サルバドール滞在中は「バイーア滞在記」をぼちぼちほぼ日刊でアップしてゆきたいと思っています。

■スルドを叩く俺:http://www1.u-netsurf.ne.jp/~silent/ore-secret.htm







■あいかさんへのレスポンスより


そんな驚かなくても。

俺はやると言ったことはやるよ。

なおやさん良いねえ。

会えて良かったと思える人のひとりだな。

始めはただ練習を見せてもらっていた。

彼はファインダーの中でむちゃくちゃ絵になる。

15人ほど叩いていたのだけど、極論すると彼しか絵にならない。

それくらい自分のグルーヴが自然に滲み出てくる人。

ある意味、欲望に純粋なんだろうね。

カーニバルまで3週間。

グループ内各自の欲望をいかに昇華して表現してゆくか。

それぞれの欲望をいかに出し合って高めてひとつになれるか。

参加したばかりでしばらくは足を引っ張るだろうけど、俺の役割は引き出すことだと思っている。







■プリマヴェラさんへのレスポンスより


ボン・ヂィーア!

サンバは東京でやっていたんですよ。

リベルダージというエスコーラで浅草サンバカーニバルへも2度参加したことがあります。

もともとは高円寺で行われる阿波踊りで太鼓を叩き踊っていました。

踊って血がたぎり出すと簡単には治まりません。

そんな勢いの鉾先をどうしようかとサンバを始めました。

(高円寺阿波踊りの翌週に浅草サンバカーニバルがあるのです)

スルドという太鼓を叩いていました。

サルバドールのリズムはサンバとは全然違うのですね。

アフリカに限りなく近い強力なリズムです。

楽器の編成も全く違う。

カバキーニョもクイーカもアゴゴもタンボリンも無し。

自分が参加することにしたグループは3種類の打楽器だけで編成されています。

月〜金曜日の午前中が練習です。







■Masaくんへのレスポンスより


良い感じでゆきたいね!

南米にはNHKが見られる宿が数箇所あるのだけど

そんな処に泊まった時は「100歳ばんざい!」を好んで見る。

元気なお年寄りの笑顔がサイコーに良いんだ。

♪ちかごーろ わたしたーちは いー感じ

テーマ曲はパフィーで、これまたサイコーいー感じ。

Masaくんの旅も100日目を越え、ますます良い旅になるよう祈っているよ。

前回、書き込んでくれたMasaくんの友達ふたり。

実は、今、俺が借りてるアパートの下のフロアに住んでます。

いつもジャンベ叩いている。

不思議だね。







2005年1月15日 サルバドールより


御無沙汰してました。

日記をアップするとは言ったものの、あまりにめまぐるしい毎日。

一昨日と昨日、昨日と今日の区別も良くついていません。

ということで「バイーア滞在記」は1パーセントのフィクションが混ざったノンフィクションです。

サルバドールに着いた時点で終わってしまう可能性も若干あります。

何卒御了承下さい。

頑張ります。

「バイーア滞在記」(つづく予定):http://www1.u-netsurf.ne.jp/~silent/a-world-0220-bahia.htm







■プリマヴェラさんへのレスポンスより


サルバドールにはカエターノ・ヴェローゾの家がある。

ジルベルト・ジルの家もある。

そんなことを聞いては、おーすげーと思っています。

プロなんてとんでもない。

ブラジル在住のプリマヴェラさんから色々なお話を聞かせていただけてありがたいです。

それにしてもバイーアの音楽的な基礎体力(特にリズム)は驚くほど高い。

普通に道を歩いている子供でさえ、16でリズムを取っている。

そんな場所、世界中探しても此処しか無いんじゃないでしょうか。

その中でプロとしてやっているのだから

息子さんが言うようにチンバラーダは、やはり凄いんでしょうね。

ナタカ・ト・シーアはバイーア公認。

どんな演奏をするのか注目しているブラジル人も多いようです。

本番までには恥ずかしくない演奏が出来るようになりたい。

プリマヴェラさんもカルナバル楽しんで下さいね。







■やじまくんへのレスポンスより


沖縄で出会った人達と東京でも会いたい。

そんな思いつきで始めた会だけど今でも続いてるんだなあ。

スタートは俺のアドレス帳から7人。

多いときは50人を越えたからなあ。

あの集まりで出会い結婚した人もいるのだから凄いものだ。

日本に寄った際は、是非、また出席したいよ。

沖縄で会う人とは不思議と仲良くなれる。

お互いが開かれた状態にあるからだと思うのだけど、

そんな状態で同じように日々の生活も送りたい。

そうしたらもっともっと笑顔も平和も広がる。

それが沖縄に対する恩返しだと思っている。

今日の旅を、どうやって明日の旅に繋げてゆくか。

そんなことを思いながら旅をしています。

まだまだ長い旅の途中です。







■こげぱんさんへのレスポンスより


サルバドールより寒中お見舞い申し上げます!

ここブラジルはカルナバルを目前に夏真っ盛りです。

アントニオ・カルロス・ジョビンとエリス・レジーナのデュエットで、

「三月の雨」というタイトルの究極ハッピーナンバーがあります。

春到来の喜びを歌った曲だと思い込んでいる方が多いようなのですが、

ブラジルは南半球、実は秋の歌です。

年末年始を八重山で過ごした方の書き込みが目立ちますが、

きっと皆さん良い時間を過ごされたのでしょう。

そんな時に、このサイトを思い出してもらえて嬉しいです。

こげぱんさん、Kazueさん、やじまくん。

ほぼ同時期に同じ石垣商店街から書き込んでくれてたなんて何だか凄いな。

風邪は治りましたか。

石垣島在住の菅にぃは元気でしたか。

こげぱんさんもいずれ移り住むのかな。







2005年1月27日 サルバドールより


またまた御無沙汰してしまいました。

一音一音に神経を集中させ足元に汗で水溜りが出来るくらい太鼓を叩いています。

物音は太鼓のフレーズに聞こえます。

カーニバルまで1週間。

このまま突っ走ります。







■Jさんへのレスポンスより


「Jさん、今、どこにいるんですか」

「まだ、カイロ」

「やっぱり」

「だよね」

ブエノスアイレスでの龍一君と俺の会話です。

Jさん時間についての話です。

ブラジル時間にも慣れました。

旅をしてきて、日本みたいに時間にタイトな所の方が

少数派ではないのかと今は思えます。

時間通りバスが来たりすると、おっすげー日本時間なんて思ってしまいます。

先日、お祭があって練習を兼ねて、パレードをやりました。

演奏はメタメタ。

といより演奏以前の問題。

楽しむためには、それなりの準備や体力や心構えが必要なのを思い知りました。

本気で楽しむために、もっともっと密度の濃い時間を過ごしたい。

三線も弾きたいけど、今しばらくはスルドにどっぷり浸かります。

コラソン!コラソン!と思いながら16を感じています。







■やじまくんへのレスポンスより


楽しい旅になって良かったね。

俺が両親を沖縄に連れて行った時は、色々と連れ回し過ぎてしまった。

どうしても見てもらいたい場所と体力との拮抗。

いつかリベンジ出来たら良いなあ。

泡盛飲みたい。

梅干食べたい。

ぞ。

最近のマイブームはプルコギ。

このアパートに住んでるコリアンの女の子が作ってくれる。

韓国料理は偉大です。

ヘゴパー!

プルコギ・モコッシタ!

キムチ・モコッシタ!

アイ・ラブ・ケジャン!

練習中心というか練習しかしてない日々。

練習しか出来ない日々。

大変だけどまあ充実してるのだろう。

きっと終わったら間違いなく淋しくなる。







■中野跳輔さんへのレスポンスより


ヤンゴンからの書き込みありがとう!

俺の好きなミャンマーをぴょんすけにも気に入ってもらえてホント良かった。

また笑顔に会いに行きたい国だよ。

振り返ると全てが絡まり合いながら繋がってるのが良く分かる。

どんな出来事も時間も無意味なことなんてないのだから、

一瞬たりとも無駄にしないで生きてゆきたいね。

(まあ、その時は無駄と感じたことでも繋がり流れるのだからリキむこともないのだが)

辛かった練習も今日のためにあった。

今日叩く太鼓も明日に繋がってゆく。

サルバドールは熱いです。

陽射しが強い。

背中の皮が2回剥けた。

夕方になると気持ち良い風が吹いてきます。







■ちあきさんへのレスポンスより


おお!ちあき!

無事日本に着いたようで良かった。

サイトに来てくれてありがとう!

しばらくは超多忙な日々だね。

サルバドールは相変わらずだけど、

練習&諸々が日々スパーク、毎日忙しいよ。

7時からの朝練も始まって、午後も床を叩いている。

ちあきがいた頃の、ゆっくりペースがすでに懐かしい。

また何処かでビール飲もうぜ!

俺はキビ・フリートがお気に入り。







■キホさんへのレスポンスより


当事者以外にとって、きっと多くのことが「へーそうなのか」なのでしょう。

想像力と同じくらい、経験も必要だと思っています。

この眼で、たくさんの世界を見て、美しい未来を思い描きたい。

カルナバルが終わったら伝えることにも力を入れ直したいと思います。

それにしてもサルバドール。

やっぱサルバドール。

思いも血も沸騰しています。







2005年1月31日 サルバドールより


熱い祭が始まる。

2月2日:イエマンジャー(お祭)

2月3、5、7日:カルナバル

以上の4日間太鼓を叩きます。

(サルバドールのカルナバルは3日〜8日、毎日やってます)

本番前日の明日が急遽休日になりました。

やるだけやったということでしょうか。

これだけひとつのことに打ち込んだのは随分と久しぶり。

今は洗濯物が絞れないくらい握力が落ちています。

手の皮は何度か剥けて硬くなっています。

疲れは溜まっていますが元気です。

今夜はカレーです。







■プリマヴェラさんへのレスポンスより


いよいよ始まりますね。

サルバドールの町も、ここ数日で旅行者の姿が顕著に増えました。

練習は今日で終わりです。

後は楽しむだけ。

笑顔が広がるようにまずは自分が楽しみます!

プリマヴェラさんも楽しんで下さいね!






■キホさんへのレスポンスより


アミーゴ!

トド・ボン?

ポルスプエスト!ボン!ボン!

サルバドールはやばいですよ!

更にやばいことにホントにやってしまいます!

いーだろー。

いよいよです!

ブラジル人を躍らせまくります!







2005年2月1日 サルバドールより


太鼓をぶっ叩きたい衝動がむくむくと盛り上がってます!

いよいよ明日から!

サルバドールは良い天気です!







■helloくんへのレスポンスより


おかえり!

長く長く良い旅をしたみたいだね。

お疲れ様でした。

旅は終わらない。

今度は一緒に三線を弾こう。

平和の歌を歌おう。

ブラジルではカルナバル期間中に死ぬ人と生を授かる人が

同じくらいいると言われている。

俺もどれほどのバカ騒ぎなのか楽しみにしています。

またhelloくんの近況を知らせに来てください。

良い日々の旅を!







■あいかさんへのレスポンスより


俺に太鼓を叩かせるもの。

俺に旅をさせるもの。

それは生命そのものだと思う。

子供達が駆け回り、鳥が歌い、花が開く。

全ての生きる源と同じ生命そのものなのだと思う。

生きてこそ命。

燃やしてこそ命。

生きる源。

練習中の水以外にはビールしか飲んでないことに気がついた。

これからの数日、気合で楽しむよ!







2005年2月5日 サルバドールより


散らばるカケラ繋げたら 宝の地図になったよ ヘイヘイヘイ

「見たよ、この前、太鼓叩いてたの」

「ナタカ・ト・シーアの人だよね」

「今度はいつ演るの」

演奏の様子がニュースで放送されたこともあり、

町を歩いているとブラジルの人達が声をかけてくれます。

演奏中振り返ると、たくさんの人々が笑顔で踊りながら付いてきてくれていました。

今日のパレードは午後5時から。

アイ・ワズ・ボーン・イン・ア・クロスファイアー・ハリケーンな気分で、

思い切り叩いてきます。

遠慮はしないで

生まれたんだから

炎になろうよ

考える前に

オー

燃やせ