13. サウンド出力

RaspberryPi Zero WH(raspi0)にはイヤフォン端子が無く、音を出すためには、HDMIかUSB、Bluetoothを利用するしかない。手持ちのデバイスで音を出す方法としては、USBにVolumio用に購入したDACを接続する方法とBluetoothスピーカーを使用する方法が考えられたが、USB+DACでは構成のバランスが悪いし、Bluetoothはraspi3で何回かトライしたが音出しが未だに成功していない。
そこで、HDMIで何か方法はないかと探したら、HDMIからVGAへ変換するコネクタでイヤフォン端子が付いている物が有り、それを利用してみることにした。

購入品一覧
品名個数金額品名個数金額
HDMIメス⇔miniHDMIオス変換コネクタ1210HDMI to VGA+Audioコンバータ1626
USB OTGケーブル microB 10cm1250---
--合計税込1086
(2018/09/24)
"HDMI to VGA+Audioコンバータ"はマルツ秋葉原本店で、他は秋月電子で購入。


左図の左側が"HDMI to VGA+Audioコンバータ"、
右側は"HDMIメス⇔miniHDMIオス変換コネクタ"

raspi0に"HDMIメス⇔miniHDMIオス変換コネクタ"を接続し、そこに、"HDMI to VGA+Audioコンバータ"を刺してスピーカーを繋いだ。
以下の標準(?)コマンドで、音声出力するかテスト。


 $ speaker-test -t wav
出ました。(^_^)
音量もraspi3のイヤフォン端子接続より大きめで、D級アンプ無しでも大丈夫そう。

気を良くして、raspi3で作成した音楽再生用環境もraspi0に移行。
赤外線リモコン用プログラムは、raspi3で使用しているlircを使わず、IoTCAPで使用しているものに統一するための改造を行った。

ついでに、ブラウザからリモコンと同じ様に選択できるように作ってみた。

これで、raspi3で作ったものが全てraspi0に移行できた。
raspi3は他の目的で使用するように検討する。
参考までに、raspi0の消費電力はHDMIコンバータの影響か2wで1w増えた


2018/09/30