raspi0で「GPIOにスピーカー接続して音楽再生」を行ったら意外と音が良かったので、HeadphoneジャックとGPIO直付でアナログ再生音が変わるのかraspi4bのVolumioで試してみた。
Raspberry Pi 4B
Volumio Ver. 2.909
通常のHeadphoneで聴く場合とHeadphoneプラグのI/Oケーブルでアンプに接続しスピーカーで聴く場合で試聴
raspi 4b標準装備のHeadphoneジャックにHeadphoneを接続しての試聴では、ノイズもなく普通に聴ける。(Volumio側音量は70%)
I/Oケーブルでアンプと接続しての再生では、アンプ側ボリューム(max40)を '10' まで上げないと十分な音量にならず、音質は音の輪郭が少しモヤっとボケた感じがした。(Volumio側音量はmax)
ブレッドボードを使用してraspi4bのGPIOからHeadphoneジャック接続できるようにし(下図参照)、raspi電源オン後SSH接続して "/boot/config.txt" にraspi0で行った "dtoverlay=audremap,pins_12_13" を追記して再起動。
通常のHeadphoneでは、Volumioの音量を下げる必要が有り、更に、ノイズだらけで聴くに耐えない。(Volumio側音量は15%)
しかし、アンプ接続ではアンプ側ボリュームを '6' で十分な音量になり、音質も何故かノイズを感じず、輪郭がスッキリし音の立ち上がりが良いように感じた。(Volumio側音量はmax)
01.raspi4b gpioとブレッドボードを利用したheadphoneジャック |
結局、通常のHeadphoneで聞く場合は標準装備のHeadphoneジャックを使用した方が良いが、アンプに接続してスピーカーで聴くならGPIO接続の方が断然良いようだ。
環境の関係上、大きな音量でのアンプ再生は出来ないのでノイズの具合は不明だが、ご近所さんに迷惑とならないような普通の音量では問題なく再生でき、DAC接続しなくてもGPIOのアナログ出力で良い音が出せることが分かった。
Artist | Album | source type | |
---|---|---|---|
1 | Claire Matine | A Modern Art | flac 88.2khz/24bit |
2 | The Eagles | Hotel California | flac 192khz/24bit |
3 | Kenny Drew | Trippin' | YouTube 38khz/32bit |