●ハードウェア
GPIOにスピーカーを接続する情報を検索すると多くのページで以下のような情報が有ったが、
音声出力をヘッドフォン固定に変更する。
$ sudo raspi-config
8 Advanced Option -> A9 Audio -> 1 Force 3.5mm (Headphone)
導入した最新 BUSTER OS ではraspi-configに”Force 3.5mm (Headphone)”の項目が無い。
Googleの検索条件を色々替えて調べた結果、海外サイトに以下の設定をするだけで良い様な記事を見つけて試したところステレオ再生できた。(アンプ無しのため音量は小さいが、軽くBGMとして流す分には問題無い)
config.txtに下記1行を追記する。
$ sudo nano /boot/config.txt
dtoverlay=audremap,pins_12_13 ← 追加
※GPIOとスピーカーの接続は以下の様
GPIO#12(物理pin#32) ----- + Right Speaker
GND(物理pin#30) ----- - Right Speaker
GPIO#13(物理pin#33) ----- + Left Speaker
GND(物理pin#34) ----- - Left Speaker
※スピーカーの左右出力確認は以下のコマンドで行った('サー'と云うヒスノイズが左右交互に再生される)
$ speaker-test -c 2
●ソフトウェア
音楽再生用のプログラムは、以前ブラウザから実行できるように作成したものを導入して使用。
raspi zeroの処理速度の関係で一部調整を必要とする機能は有ったが、一通り問題なく可動した。
機能:
- ローカル音楽ファイルの再生
- NAS音楽ファイルの再生
- 海外ラジオの再生
- RADIKOの再生
- Youtubeの再生
- DLNA/OpenHome rendererやAirPlayの機能
- 音量調整
- 再生ソフトのON/OFF Timer(raspi本体の電源ON/OFFはしない)
●追記(2021/09/23)
raspi4bのVolumioで、HeadphoneジャックとGPIOの聴き比べを行った。