コラム・日々是牧歌的 過去ログ(2003年9月)
243.
OMR
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. . 2003/09/01 (Mon) 21:43:21
おとといの夜から急に秋らしくなりました。
気温が低くなったということもありますが、それだけではない何かが秋を感じさせるような。
で、去年も同じようなことを言いましたが、秋はちょっとおセンチになりますよね。
往年の爆風スランプが『リゾ・ラバ』で「♪季節変わりはちょっとね、身悶える」なんて歌ってましたが、まさにその通りで、この時期ちょっと切なくなったりします。
さて、そんなことは置いといて、「OMR」って知ってますか?
『Over the Monochrome Rainbow』の略で、PS2用のゲームソフトです。
この『Over the Monochrome Rainbow』、今年3月に発売されたもので、なかなかスゴイんです。
なんとあの!ハマショーこと浜田省吾のゲームなんですねぇ。
ということで内容紹介。
”漫画「北斗の拳」をほうふつさせる「邪悪なエネルギーに支配された世界」を、ハマショーが歌声を唯一の武器に救うアドベンチャー。荒廃した異世界でハマショーと出会ったサラリーマンの主人公が、荒野に潜む「楽器獣」と呼ばれる“ミュージシャン”を、鳴き声をマネすることで集め、ハマショーが楽器獣とともに、平和のためにツアーを行う。ライブの出来によって次のステージに進めるというもの。”
(読売オンラインより引用。http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jan/o20030130_20.htm)
・・・スゴイでしょう?
HN:Rodoriguezが、電話で話したときに教えてくれたネタです。
Rodoriguez、面白いネタをどうもね。
「OMR」、欲しくなった人は今すぐゲーム屋さんへGO!
244.
「映画でひとこと」−『ライフ・イズ・ビューティフル』(その三)
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. . 2003/09/04 (Thu) 20:35:48
(つづき)
いくつか面白いエピソードがあって、一つはドイツ兵が収容所内の規則を皆に伝えるんですが、それをグイドが通訳を申し出て、ジョズエにそこがゲーム場だと思わせるためにむちゃくちゃな訳を伝えるところ。
ここは一番笑えましたね。
それから所内でちょっとした隙をついて放送室に入り、妻のドーラに「元気だよー」などアナウンスするところ。
いいエピソードです。
辛い収容所生活の中でもそうして妻のことを忘れず、強く愛情を持ちつづけていることがよくわかります。
こうしたエピソードの一つ一つの後ろに、必ず妻と息子への愛情があります。
ジョズエに「これはゲーム」と嘘をつくことも愛情あらばこそ。
ドーラに放送室から声をかけるのも愛情あらばこそ。
ベニーニ自らがインタビューで語っているように、これはラブ・ストーリーなんです。
妻への、息子への愛情を綴った物語なんです。
そしてその愛情に裏付けされたグイドの行動は、例えそれがドイツ兵の通訳の場面のような笑える場面でも、やはり感動的です。
笑いの中にも感動。
そこがまた素晴らしいんです。
(つづく)
245.
「映画でひとこと」−『ライフ・イズ・ビューティフル』(その四)
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. . 2003/09/07 (Sun) 12:32:59
(つづき)
あとこの映画の後半を見て思うことは、「心の持ちよう」ってことです。
いくら辛い状況にいても、心の持ちようで感じかたもだいぶ違ってきます。
「もうあかん、辛い、しんどい」と思っていると、その辛さは2倍にも3倍にもなるでしょう(ズバリ、いつもの私です・・・)。
でもグイドのように明るく考え、空(から)元気でも楽観視することで辛さは軽減されるはずです。
さらにおもしろおかしく状況を捉えることができれば、もっと辛くなくなるでしょう。
そうなるには絶望的な状況に屈しない心の強さと、面白さにつなげられるだけの知性が必要ですが。
辛く、深刻になりそうな場面でも、ウィットに富んだジョークを飛ばしながら、明るく知性を持って気負うことなく、まるでなんでもないかのように乗り切る。
ソウイウモノニワタシハナリタイ。
(了)
(映画データ)
『ライフ・イズ・ビューティフル』(伊)
原題:『LA VITA E BELLA』
公開:1997年
監督:ロベルト・ベニーニ
脚本:ロベルト・ベニーニ、ビンチェンツォ・チェラーミ
製作:エルダ・フェッリ、ジャンルイジ・ブラスキ
音楽:ニコラ・ピオバーニ
出演:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、ジョルジオ・カンタリーニ
管理人お気に入りポイント(★=1、☆=0.5。最高5):
★★★★★
246.
告知
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. . 2003/09/15 (Mon) 00:54:41
約1週間ぶりの更新です。
昨日からお腹の調子が悪いです。
おととい飲みながら食べたマグロやホタテの刺身やらがあたったのでしょうか。
そういうこともあって、今日は家でゴロゴロ。
昼寝もし、夜にはケンタッキーの特盛セットを食べながら映画『バトル・ロワイヤル』を鑑賞。
うーん、あんまり面白くなかったなぁ・・・
あんまり残虐でもないですし。
しかしあの映画が封切られるとき、アホな国会議員が一人いましたねぇ。
「こんな面白くない映画は公開すべきではない」とかなんとか・・・
青少年への影響がどうとかも言ってたと思いますが、あれより残虐な映画は五万とありますよね。
結局あの国会議員が「宣伝」したおかげでそこそこヒットしたという、なんとも皮肉なことで。
「面白くない」って思うのは勝手ですが、「他人が面白いと思う」ということを想像できないんでしょうか。
この人は自分の価値観が絶対だと思ってるんでしょうか。
それはともかく、「映画でひとこと」のネタを募集します。
『バトル・ロワイヤル』もレビュー書くかどうか迷ってますが、とにかく今までほとんど気に入った映画しか取り上げていないので、★がいつもすごく多くて。
対象比較というか、無理矢理レビューする機会もあって、そして★少ない作品も加えたいなと。
というわけで、「この映画を見て是非レビューして」という作品があれば、BBSかメールででも教えてください。
よろしく。
247.
なんだか
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. . 2003/09/22 (Mon) 00:00:14
なんだか異常に疲れています。
まぁいつものことですけどね。
更新も一週間に一度になってます・・・
お勧め映画、いろいろ教えていただいてどうもありがとうございました。
『今を生きる』、借りてきましたがまだ見てません。
なんだか何もやる気が起きないなぁ・・・
ビデオ見る気さえ。
いわんやレビュー書きをや、って感じですか。
土曜にはドラマ『すいか』が終わりました。
DVDボックスが12月に発売されるようで、買おうかなぁとか思っております。
じんわりと心に沁みるイイドラマでした。
とりあえず今日は書くこともなく、書く気もなく、筆の進むままに書き綴ってみました。
それはそうとして。
28日には名古屋へ、そっから大阪へ帰ります。
名古屋のロドリゲス、大阪のイネや実習で一緒だった人たち、お会いしましょう、飲みましょう。
楽しみにしております。
248.
秋です
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. . 2003/09/23 (Tue) 22:13:29
すっかり秋って感じです。
ここのところ気温も湿度も低くなって、涼しく爽やかになってきました。
今日は私の住んでいるところでは快晴。
しかも休日。
どこかへ遊びに出かけたかったんですけど、生憎お仕事でした。
さて、何度も言う通り、季節の変わり目はちょっとおセンチになりますよね。
これってやっぱり秋なら秋の、夏なら夏の季節感を一年ぶりに味わって懐かしい感じがするからのような気がします。
所謂ノスタルジーですな。
だから子どもは別におセンチにはならないでしょう。
歳を重ねるごとに、そのおセンチ度が上がるといいますか、情緒を味わうことができるはずです。
何度も何度も同じ季節をくぐりぬけているんですから。
そして四季がはっきり別れていて何度もその情緒を味わうことにより、日本人の感情は非常に幅の広い、豊かなものになったんではないでしょうか。
常夏の国ではないような情緒深さというか、そういうのがあるんではないでしょうか。
そしてそれが日本的な文化を生んだんではないでしょうか。
風土が人間性を育て、文化にまでつながる。
なんだか壮大な感じがします。
今日吹いたような秋風が、冬に降る雪が、真夏の太陽が、春の陽気が日本の文化を産んだんです。
それもこれも四季がはっきり別れているからですよね。
秋を感じた今朝、こんなことをボーっと考えてました。
249.
名古屋へ大阪へ
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. . 2003/09/28 (Sun) 03:27:11
昨日は職場の仲間、先輩と飲んで午前様。
疲れて今日は一日中寝てました。
お昼には小学校のときの友達から電話。
久しぶりに電話もらうとうれしいもんです。
夜に洗濯、荷物整理などして『今を生きる』のビデオを観ました。
今日返さないといけなかったので。
で、明日は名古屋、大阪。
30日に戻りますが、それまでは更新しないでしょう。
『今を生きる』のレビューも書きました。
後日発表乞御期待。
ではまた30日以降に。
250.
I'm back
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. . 2003/09/30 (Tue) 21:31:41
戻ってきました、関東に。
遊びすぎて疲れました。
明日からまた仕事です。
今日気になったこと:
ふかわりょうの一言芸って、意外と面白いってこと。
ではまた。
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