タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中
放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。
「“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)
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『九龍で会いましょう』
4/12〜
テレ朝系 金曜11時15分 期待度 ★☆☆☆☆柴門ふみ原作コミックのドラマ化で
純愛と不倫の間で揺れ動く
30歳キャリアウーマンのラブストーリー。主演は石田ゆり子。
純愛の相手が河村隆一。
不倫の相手が伊原剛志。
他に東幹久や長谷川京子が出る。意外とちょこちょこドラマに出ている
河村隆一に不安はないけど、
何が見どころなのかよく分からない作品。飲んで帰ってきてTVつけたらやってた、
みたいな感じのドラマになりそう。
『九龍で会いましょう』 first loveプロデュース:佐々木基、指田貴行(アズバーズ)、神山明子(アズバーズ)
演出:六車俊治
脚本:野依美幸
原作:柴門ふみ(小学館刊『ビッグコミックスピリッツ』)
音楽:大島ミチル
主題歌:「Sugar Lady」河村隆一
挿入歌:「maple」工藤静香
制作:テレビ朝日、アズバーズ
出演:石田ゆり子、河村隆一、東幹久、井原剛志、長谷川京子、吉野きみ佳
周防玲子、古川理科、佐久間由枝、檜山豊、桐谷健太、他安っいドラマだなー(笑)
10年前の昼ドラみたい。
ストーリーもセリフも何もかも。
まあ、そこを笑って見ればいいのか。それにしても、どうなの?
出演者の英語の発音とか。
あと、この不況を微塵も感じさせない
旅行代理店勤務OLのバブリーな部屋とか。
みんな笑うとこなの?それから、旅行代理店の人って
やっぱりウインドウズ系のパソコンを
使ってた方が便利じゃないのかなあ。
石田ゆり子、Macだらけだったぞ。
最近のドラマはデザイン重視で
Macを使わせることが多いけど…。でも、ハセキョン可愛かったし。
ビクトリア・ピークからの景色はキレイだったし。直前の「夢カル」が重いドラマだから
深夜はこういうのでもいっか。
開き直って見てみよー。採点 4.0(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 second love演出:六車俊治
脚本:野依美幸工藤静香、そんだけかよ!
採点 4.5(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 third love演出:徳市敏之
脚本:野依美幸ジャスミンの風水、まったく効き目なし!
採点 4.5(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 fourth love演出:徳市敏之
脚本:野依美幸上三條の方が先輩社員だったのかよ!
(実年齢では石田ゆり子の方が河村隆一よりひとつ上)採点 4.5(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 fifth love演出:六車俊治
脚本:野依美幸…言葉も出ないくらい
バカバカしいラストシーンだな(笑)そんなことはもうどうでもいいけど、
温泉に来て2人で青竹を踏む
薫(石田ゆり子)と上三条(河村隆一)。
バランスをくずして布団に倒れ込み、見つめ合う2人。なんちゅー演出やねん!
採点 4.0(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 sixth love演出:石川剛
脚本:野依美幸薫(石田ゆり子)の男を選ぶ基準。
──信用できる人。お前が一番信用できない!
採点 4.5(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 seventh love演出:石川剛
脚本:野依美幸東郷(東幹久)、
とりあえず車を売ろうよ!採点 4.0(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 eighth love演出:六車俊治
脚本:野依美幸薫(石田ゆり子)が赤沢(井原剛志)に
“あなたのこと、見損なったわ!
もう信用できない”…それはオレが言いたい。登場人物、全員に。
採点 3.5(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 ninth love演出:六車俊治
脚本:野依美幸薫(石田ゆり子)が
初めてまともな行動を取った!よし、あとヘンなのは
河村隆一の髪型だけだ!採点 4.5(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 tenth love演出:本橋圭太
脚本:野依美幸ジャスミン(長谷川京子)、
今回はいいこと言った!それにしても大江戸トラベルは
社員も社員なら会社も会社だなあ。そして上三条(河村隆一)が
赤沢(井原剛志)に、こう一言。“課長、もっと大人の男だと思ってました”
…思ってたのかよ!
採点 4.0(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 eleventh love演出:本橋圭太
脚本:野依美幸そして薫(石田ゆり子)と秀太郎(河村隆一)は
九龍で会いますん。どっちやねん。
採点 4.5(10点満点平均6)
『九龍で会いましょう』 last love演出:六車俊治
脚本:野依美幸一言でまとめると、
優柔不断な男女が自分勝手な行動に走ると
まわりはとても迷惑する、というお話。そして番組の最後には
“感動のラブストーリー「九龍で会いましょう」が
この秋、ビデオ・DVDで発売されます。お楽しみに!”
というお知らせが…。最後まで笑えた。
採点 3.0(10点満点平均6)
脚本 ★☆☆☆☆
演出 ★☆☆☆☆
配役 ★☆☆☆☆
主題歌 ★☆☆☆☆
音楽 ★★☆☆☆
新鮮さ ★☆☆☆☆
話題性 ★★☆☆☆平均採点 4.13(10点満点平均6)
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