タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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『夢のカリフォルニア』 

4/12〜
TBS系 金曜10時  期待度 ★★★★☆

岡田惠和脚本の青春群像劇。
出演は堂本剛、国仲涼子、柴咲コウ、他。

人生の理想と現実に悩む21歳の若者たちが、
中学校のクラス会をキッカケに再会し…
みたいな話。

柴咲コウ、売れるとは思ったけど、
いきなり月9と金曜ドラマで
ダブルブッキングとは。
ちょっと不安。
でもやっぱりこちらがメインだろうな。

今、夕方に堂本剛が主演した
「Summer Snow」を再放送してるけど、
広末涼子の同僚でやたら性格の悪い銀行員役
をやっていたのがブレイク前の国仲涼子。

珍しく普通の大学生を演じる堂本剛と
「ちゅらさん」でブレイクした
国仲涼子の共演も見どころだ。

堂本剛の兄役で宮藤官九郎も出演。
せつない青春物語になりそう。





『夢のカリフォルニア』 1

プロデュース:瀬戸口克陽
演出:土井裕泰
脚本:岡田惠和
主題歌:「街」堂本剛
イメージテーマ:「夢のカリフォルニア」ママス&パパス
制作:TBS、TBSエンターテイメント
出演:堂本剛、国仲涼子、柴咲コウ、岸部一徳、余貴美子、田辺誠一、
   野村宏伸、宮藤官九郎、海東健、北村弘美、未来貴子、安居剣一郎、
   森山米次、松村利史、鈴木ヒロミツ、他

田辺誠一、「眠れぬ夜を抱いて」で消えたと思ったら
ここで運送屋になってたよ。
財前直見に教えてあげなきゃ(笑)

…みたいな冗談でも言わないと浮上できないくらい、
暗く重たい、閉塞感のあるドラマ。
でも、普遍的なテーマだね。

「想い出づくり」とか
「ふぞろいの林檎たち」とか
いつの時代でもこういうドラマは作られてきた。

やっぱり何の希望もありません。
主役3人も最終回に自殺。
みたいな展開には絶対にならないので(当たり前!)
3人がどういう風に出口を見つけていくか、
たとえ身につまされても最後まで見届けてみましょう。

ところで、
堂本剛が演じる山崎終の役はかなり難しいな。
存在感が薄いという設定なのに主役なんだから。
そのためどうしても
目立たない、つまらないという説明的なセリフが多かった。

でもこれで堂本剛の演技力を批判するのは可哀想だ。
誰がやっても難しいよ、この役は。

かつてはクラスのアイドルだったという
麻生恵子を演じた国仲涼子は無難だった。
本当はもう少し背が高い人の方が
しっくり来たような気がするけど、
影のある笑顔は十分にその雰囲気を出していたと思う。

でも、一番光っていたのは柴咲コウだろう。
もともとキレイな顔立ちだけど
今はモデルでありながら
中学時代はイジメられていたという大場琴美の
内面的な暗さをうまく表現していたと思う。

以前はブスだったという設定も
20歳が25歳になって見間違うくらいキレイになった、
というのならムリがあるかもしれないけど、
中学生が20歳を過ぎて…ならあり得ると思うし。

あとは終(堂本剛)の家族、
余貴美子、岸部一徳、宮藤官九郎が、
ドラマにどういうアクセントをつけてくれるか楽しみだ。

前期の「木更津キャッアイ」とは
まったく趣の違う金曜ドラマ。
でも“ながら見”ができないという点では同じかもね。

             採点  6.5(10点満点平均6)




『夢のカリフォルニア』 2

演出:土井裕泰
脚本:岡田惠和

今回は国仲涼子が良かったなあ。
目標としていた大学の食堂で
涙を流しながらうどんをすすっていた姿は
終(堂本剛)でなくても
抱きしめたくなるシーンだった。

かといって、ただ可愛いだけでなく、
気の強いところや、
他の2人と同じように
現在の自分の生き方に悩んでる様子を
うまく演じていた。

重たい雰囲気の中で
終の家族のシーンはホッとできるポイント。
今回も落ち込んでいる終を慰めにいく
家族3人の姿は微笑ましかった。

脇役では野村宏伸の存在が
今後どう絡んでくるのか気になるところだ。
いいヤツなのか、悪いヤツなのか。

まあ、3人の近くにいる存在は、
中林(田辺誠一)にしても
春樹(海東健)にしても
みんな屈折してるから、
きっと宗石(野村宏伸)もそうなんだろうな。

前回もラストが衝撃的だったけど、
今回も3人がそれぞれの現実で
自殺した孝平(安居剣一郎)の
“この先、本当にいいことがあるのか”という問いに
心から答えられない姿を描いたシーンが印象的だった。

劇的なストーリーや
わくわくするような展開はないけど
なかなか精度の高いドラマだ。

             採点  7.5(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 3

演出:平野俊一
脚本:岡田惠和

琴美(柴咲コウ)が初めて訪れる
終(堂本剛)の家の暖かさ。
恵子(国仲涼子)自身の心の葛藤を
理解してくれた宗石(野村宏伸)の存在。
そして、偶然3人で働くことになった
海苔フェスティバルのイベント。

孝平(安居剣一郎)からの問いかけに
まだ答えを見つけられないながらも、
3人がほんの少しだけ
“世界は捨てたもんじゃない”と
思えるような内容だった。

大きなストーリー展開はなくても、
この手のドラマには重要な回という感じ。
結局のところ、
こういった小さなエピソードの積み重ねが
彼ら3人が出す答えのピースになっていくからだ。

ただ、そんな中でも
終の父親のリストラ(?)とも思える
描写が今後の3人をかなり苦しめるはず。
マジメに働いていても
それが報われる世の中でもない。

そして終の兄、始(宮藤官九郎)の存在も
作品の中ではかなり重要なポジションだ。
フリーター生活を送れればそれが本当に楽しいのか。
本当にラクなのか。

今期は本当にいろんなタイプのドラマがあって面白い。
昔からドラマを見ている人間にとっては
とくに新しいという感じはしないけど、
非常に良質なドラマだ。

ところで気になったことがひとつ。
最後のキャストテロップで
国仲涼子と柴咲コウは並びで表示されるんだけど、
初回は柴咲コウ・国仲涼子の順番、
2回目は国仲涼子・柴咲コウの順番、
そしてこの3回目はまた柴咲コウが最初になった。

まあ、確かに内容的にも
2回目は国仲涼子が中心の話、
3回目は柴咲コウが中心の話だったけど、
どうやらどちらかが2番手という
明確な決め方ができなかったらしい。
(いろいろなしがらみで・笑)

大変なんだよね、現実の芸能界も(笑)

             採点  7.5(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 4

演出:平野俊一
脚本:岡田惠和

前回がほんの少しだけ“世界は捨てたもんじゃない”と
思えるような内容だったので、
今回は終(堂本剛)にとってかなりキツイ展開になった。

この手のドラマは
主人公よりも先に社会へ出た大人たちの中に
主人公が素直に憧れるようなタイプを出さないことが多い。

挫折をしたり、歪んでしまったり、
古い考えに固執してしまったりしている大人たちを見て
主人公が自分で答えを見つけていくような構成にしていく。

そういう過程を見せることによって
視聴者にも同じ苦悩、不満、怒り、喜びを
感じてもらうように作ってあるのだ。

だからどこかのシーンのどこかのセリフに疑問を感じても
それでこのドラマ全体をつまらないと判断しない方がいい。

かなり深く練られてるよ、この作品は。

ところで、始(宮藤官九郎)が思い出そうとしていた
時任三郎が出ていたドラマは、
もちろん「ふぞろいの林檎たち」ね。

「ふぞろい〜」のオープニングシーンと同じ、
リンゴを投げ上げながら
何だったっけかなあ、と考えているあたり、
確信犯だったね。

この手のドラマが何度も作られていることぐらい
岡田惠和だって分かってるんだから(笑)

             採点  7.5(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 5

演出:土井裕泰
脚本:岡田惠和

序盤の病院シーンで、始(宮藤官九郎)が
終(堂本剛)、恵子(国仲涼子)、琴美(柴咲コウ)の
3人で話をさせてあげる場面は良かった。

ただ、その後のシーンでも
終の家族が、ある意味、
いい人過ぎる集まりに感じられてしまったのは
ちょっとマイナスの印象だった。

終の家族は好きなんだけどね。
この家族のシーンがないと
ドラマ全体として救われない気がするのも分かる。

ただ、そういえば「ふぞろいの林檎たち」の
仲手川(中井貴一)の実家にはおばあちゃんもいて、
嫁姑問題も起きてたなあ、なんて思ったら
感慨深い気持ちになった。

幸せじゃん、最近の子供は。
ああ、そういう最も小さな単位の社会、
家族の問題にも慣れてないから
外の社会へ出た時に打たれ弱いのか。
…なんてね。

いや、ドラマとして考えるなら
あの終の家族は、
あくまでも雰囲気を和らげるアクセントという
意味だけで使った方がいいのでは、
と思ったわけ。

外でヘコまされて
あの家族に癒されてたんじゃ、
終、お前が甘っちょろいんだよ!
という印象になってしまう。

少なくとも終は
恵子や琴美との関係、
中林(田辺誠一)との関係、
そして家族とは
リストラされてしまった父(岸部一徳)の姿、
フリーターを続ける始の姿を見ることにおいて
答えを見つけていって欲しい。

で、この5話全体の感想としては
恵子と琴美の寝顔が本当に可愛かった。
(そんな感想かよ!)

ていうか、
3人の日常に嫌気が差すエピソードが
少しありきたり過ぎたんだよね。

ハードな回のあとに
微笑ましい回、というパターンも
すでに2度目だし。

もう少し全体のうねりを
大きくしてもいいのかもしれない。

             採点  7.0(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 6

演出:土井裕泰
脚本:岡田惠和

今回の琴美(柴咲コウ)は
かなりコメディータッチの描き方。
出だしがあまりにも暗かったから
多少は違和感があるんだけど、
これくらいの描写はあってもいいだろうな。

とくに終(堂本剛)の家がシリアスになったりしたら
他でやわらかい場面は作った方がいいし。

終の家と言えば、
始(宮藤官九郎)が放浪の旅へ出てしまった。
しばらくは出てこないような雰囲気。
今、本多劇場で「大人計画」の公演をやっていて、
作・演出を宮藤官九郎が担当してるから
その準備に出かけたんだろうな(笑)

今回は琴美の恋人、春樹(海東健)の内面が
垣間見られるシーンもあった。
琴美へのプロポーズは結局自分本位なんだけど、
自分が抱える不安を少しみせたのは
琴美が何かを考えるキッカケになるかも。

全然関係ないけど、
琴美のマンションの大家は
また大島蓉子だったね。
(「トリック」など最近は頻繁に大家で登場)
そこら中で家賃を回収してるな、彼女は(笑)

終の父親(岸部一徳)が
会社を辞めたことを家族に告げたシーンが
今回の山場のひとつだった。

早期退職願いを出した理由や
言い出せなかったことを謝る父親の姿、
それに対する家族の反応なんかも良かったんだけど、
個人的には、岸部一徳が声を荒げたあと、自分で
“…迫力ないね、お父さんが怒鳴っても”
と言ったところで泣けてしまった。

年齢を重ねていくと、
自分がどういう人間か痛いほど分かってしまうからね。
それはつまり、自分の限界を知っていく作業でもあるわけで…。
なんかすごくせつなかった。

そして最後に
恵子(国仲涼子)の離婚届が提出されていないことが発覚。
これはかなり尾を引きそうな問題なので
今後、元旦那役も登場するかも。

小橋健児だったりして(笑)
(「ちゅらさん」で旦那役だった人)

             採点  7.0(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 7

演出:三城真一
脚本:岡田惠和

いつも他人のせいにして逃げてばかりいた、
という恵子(国仲涼子)の感情は理解できるけど、
離婚届が提出されていなかった、
というエピソードからのリンクが
今ひとつ効果的でなかった感じ。

ラストで終(堂本剛)と琴美(柴咲コウ)が
抱き合っているところを目撃してしまうシーンは、
別に恋愛感情に発展するものではないと思うけど、
いずれにしても今回の恵子の感情の揺れは
少し分かりにくかった。

今回、一番印象に残ったのは、
やっぱり終が父親(岸部一徳)と一緒に働くことになって
大きな荷物を抱える父を見て泣きそうになるシーンだな。
あれはせつなかった。

父親が働く姿って、
再就職かどうかは関係なく、
ある意味、残酷なんだよな。
子供はそれを見ておくべきなんだけれども。

             採点  7.0(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 8

演出:平野俊一
脚本:岡田惠和

今回はリアリティを感じなかったなあ。
状況に、ではなくて、描き方にね。

終(堂本剛)と琴美(柴咲コウ)が抱き合っているのを見て
イラついてしまった恵子(国仲涼子)の気持ちも分かる。
春樹(海東健)の世話をしながら
充実感を感じている琴美の気持ちも分かる。
琴美を追い出してしまった春樹(海東健)の気持ちも分かる。
元の旦那(岡田浩暉)にあんなふうに言われて
自己嫌悪に陥ってしまう恵子の気持ちも分かる。

ただ、その全体の描き方が
今までとは違ってリアリティがなかったんだよなあ。
何でだろう。
一度に描き過ぎたからだろうか。

でも、とりあえず逃げてみる、
という提示は悪くないと思う。

こういう問題で悩む人間は
だいたいマジメ過ぎるものだからね。

頑張れって言葉は
時には残酷なものだから、
逃げてみるという方法を提示されるだけで
肩の力が抜ける人はいると思う。

ちなみ「夢のカリフォルニア」は、
暖かな理想郷を夢見るけど
その場所に行くことができない
っていう歌。

青春は残酷だ(笑)

             採点  7.0(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 9

演出:三城真一
脚本:岡田惠和

苦しみや辛さ、
自分の弱さから逃げるためだけの理想郷には
やっぱり永遠に辿り着けない。
そのことを思い知る3人。

でも、一度逃げてみたことで
そのことを知る意味はあると思う。

そして、夢のカリフォルニアがどこかにあることも確か。
そこを目指すアプローチが間違っていただけで。

再び迷い始めた恵子(国仲涼子)と琴美(柴咲コウ)を
終(堂本剛)はどう導いていくのか?

…ただ、終には感情移入しにくいよなあ。
いや、終みたいになりたい、という人もいるのかな。

この3人の逃避行自体のエピソードは悪くないけど、
中林(田辺誠一)や宗石(野村宏伸)との絡みが
無くなってしまったのはちょっと残念。

あと2回しか残されてないとすると
そのあたりまで詳しく描くのは無理だと思うし。

うーん、最後まで見てみないと分からないけど、
全体の構成はもう少し別のやり方があったかもしれない。

             採点  7.0(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 10

演出:三城真一
脚本:岡田惠和

前回、持ち越された
終(堂本剛)の意見は納得できた。

ただ、こういう青春の悩みは
具体的な答えが見つけられないものとはいえ、
それを象徴的に表すエピソードが
イヤリングを見つける行為、というのは
どうにも弱い感じがしてしまった。

その後、3人が指切りをして
お互いの日常に帰っていくシーンも
何となく安っぽい雰囲気だったし。

でもまあ、後半は盛り返したかな。
オーソドックスではあるけど、
まわりの人間との関わりの中で
3人が元気を取り戻していく姿は
やっぱり健全で良かった。

恵子(国仲涼子)は
何となく大学へ行き直すような気がするけど、
終はあの落とされた会社へ…。

最終回、終と人事担当者(小木茂光)との会話が
このドラマの最終的な印象にも関わってきそうだ。

             採点  6.5(10点満点平均6)



『夢のカリフォルニア』 11

演出:平野俊一
脚本:岡田惠和

無難なまとめ方だったんじゃないかな。
まあ、途中からこうなることは予想できたけど。

終(堂本剛)が以前面接で落とされた会社の
人事担当者(小木茂光)と話した内容は、
特別、重要なことではなかったけど、
いいシーンだった。

終自身も言っていた通り、
終が一歩前へ踏み出すためには
必要な出会いだったと思う。

ただ、その後に終が入社面接を受けるようになって
自己PRした内容や
将来のビジョンを語る部分などは
盛り上がりに欠けた。

もちろん、状況として物事が一気に好転する必要はなく、
むしろ、1年たっても3人ともショボい感じだったのは
リアリティーがあって良かったと思う。

ただ、ドラマのセリフとしてはね。
もう少しいい言葉もあったのではないかと。

山崎家の雰囲気は最後まで面白かった。
響子(余貴美子)の
“山崎家だけは私が守る”という宣言は
母としてのプライドも感じられて、
専業主婦だって立派な生き方だと思わせてくれた。

結局、このドラマは、
3人が旅立ったところがターニングポイントだった。
あの前と後では明らかに雰囲気が変わったし。

一度逃げてみて、自分を見つめ直す
という行為は間違ってないと思うし、
作品のテーマからもズレてはいない。

ただ、1クールのドラマの中で
2話に渡って旅をさせてしまうと、
日常との接点を割く時間は少なくなってしまう。

そのため、旅の最後のエピソード、
海の中でイヤリングを見つけけるという行為が
必要以上に重く感じられてしまったのだ。

初回は友人が目の前で自殺するという
強烈なシーンだったのに、
まるでその答えがイヤリングを見つけることで
解決してしまったかのような錯覚に陥る。
(もちろんドラマ内では他にも答えのヒントになる描写はあった)

一度現実から逃げるという行為をさせるにしても
もう少し別の逃げ方にするか、
あるいは現実から逃げてきた3人が
旅先で出会うところから物語を始めて、
日常に戻って戦う部分に時間を割いたりした方が
良かったのかもしれない。

でもまあ、これはこれでアリだったんだろうな。
普遍的な青春の悩みを描きながらも、
作品全体を流れる空気感みたいなものは
意外に心地よかった。

             採点  7.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★☆☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★★☆
                  主題歌 ★★★☆☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★★☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆

           平均採点  7.05(10点満点平均6)




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