タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中
放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。
「“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)
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第117話「来期の日曜劇場はキムタクのパイロットもの」
期待していた植田Pの新作は
キムタクのパイロットものだった。柴咲コウと内山理名が恋の相手。
少しテンションが下がった(笑)
『リモート』 6
演出:佐藤東弥
脚本:樹林伸
ゲストは脇知弘。
役名は工藤新一じゃなくて
不動真一だった(笑)事件のトリックは相変わらず子供向け。
でも深田恭子が可愛いので許す。
“フック船長だもーん”だって。堂本光一、笑ってやれよ(笑)
採点 7.0(10点満点平均6)
『おとうさん』 第6話
演出:清弘誠
脚本:遊川和彦あまりにもオーソドックスな
娘が家を出ていく展開。
でも、晶(中谷美紀)が士郎(田村正和)の後を追いながら
家の中のことをあれこれ説明していくシーンは良かったかな。広末涼子はずっといい。
今回は「おたんこナース」とか言われて
かわいそうだったけど。それにしても
広末涼子と深田恭子のパフィー、
飯島直子、中谷美紀も加わったモー娘。
このカラオケは豪華だった。採点 7.0(10点満点平均6)
『ホーム&アウェイ』 第7話
演出:澤田鎌作
脚本:君塚良一ちょっと作りすぎかな。
帰りたくても帰れないこと自体が
大きなフィクションなので、
ひとつの話の中で凝りすぎると
物語の中に入りにくくなる。冬(藤村志保)が病気で発作を起こしたのに
七見(山本圭)と冬が途中下車しない理由も説得力に欠けたし、
あの話だけで乗客が突然一致団結して
結婚式を催すのもかなりムリがあった。ただ、かえで(中山美穂)のこの旅は
女性が結婚に至るまでの悩みや不安を
象徴するようなものになっているし、
かえで自身にとっても父親との確執を解く
意味のあるものになっているので、
ひとつのエピソードとしてはアリだったかもしれない。最後、かえでに
“こんなの絶対、認めなーい”
と叫ばせてるあたり、
最作者側も分かって作っているわけだしね。ホームとアウェイが
少しずつリンクし始めているので
そのあたりが今後の見どころだ。採点 7.0(10点満点平均6)
『ナイトホスピタル』 第6夜
演出:前田和成
脚本:江頭美智留仲間由紀恵、
ここでも貧乳ネタの餌食だよ(笑)今回の話そのものは悪くなかった。
須賀健太は相変わらず可愛かったし。ただ、やっぱり婦長(池谷のぶえ)は浮いてるよなあ。
面白いけどね。今回の
“明日は明日のカゼをひく。
そんな人のために、オープン・ザ・ホスピタル!”
なんてとくに。きっと強力にリーダーシップを取れる人がいないから
何となくスタッフのイメージがバラバラになるんだろうな。
このドラマだけに限った話じゃないけど。採点 6.5(10点満点平均6)
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