タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第119話「“イブのすべて”本領発揮か!?」

「イブのすべて」が
メチャクチャ面白くなってきている。

これ、ただの韓国版大映ドラマじゃないな。
最初からレビューしとけばよかった。


『ママの遺伝子』  第7話「夫が浮気?長男が初キッス!?」

演出:平野俊一
脚本:小松江里子

このドラマから
嫁姑問題とお受験ネタを省くと
たぶん面白い。

             採点  5.0(10点満点平均6)


『精霊流し〜あなたを忘れない〜』  第ニ週 出会いの時(第5〜8回)

演出:中川秀一
脚本:市川森一

せつないなあ、70年代って。

それにしても、こうしてみると
坂口憲二ってやっぱりヘタだ。

まだまだ力が安定してない証拠。

             採点  6.0(10点満点平均6)


『リモート』  7

演出:猪股隆一
脚本:樹林伸

今回はくるみ(深田恭子)が言った
“(マイケル・ジャクソンって)最近、ヒマなのかなあ”
という辛口のセリフがツボ。

“ボブ(KONISHIKI)は日本に来てから太ったんだ”とか、
“(くるみの)自慢の視力3.0の見せどころだ”とかも
笑うところだと思うんだけど、
演出的にはサラっと流されちゃった。

くるみたちのやり取りは相変わらず面白い。

             採点  6.5(10点満点平均6)


『おとうさん』  第7話

演出:佐々木雅之
脚本:遊川和彦

4人姉妹なので
話が散漫になるのは仕方ないとして、
まこと(広末涼子)が家に帰ろうとする
エピソードなどに今ひとつ深みがないんよなあ。
まあ、分かりやすいといえば分かりやすいけど。

今回もカラオケの選曲は面白かった。

             採点  6.0(10点満点平均6)


『ホーム&アウェイ』  第8話

演出:羽住英一郎
脚本:君塚良一

惜しい!
最後のかえでの樹は、
本当は本物でやりたかったんじゃないかなあ。
でもいい色に染まってなくて、
しょうがないからスタジオに作っちゃおう!
…みたいな。

お金を下ろしたい。
自分が勤めていた銀行へ行く。
銀行の立てこもり事件に巻き込まれる。
働いていたので緊急対応マニュアルを知っている。
犯人は父親に会ったことがある。
説得しているうちに身の上話になる。
心が通じ合う。
父親の手がかりも詳しく聞ける。

この流れが自然で美術館までたどり着いたので
ラストカットは非常に残念だった。

でも内容的には最終回へ近づいていることを予感させる
意味のある回だったと思う。

それにしてもキャロット銀行の制服、
100m先から見てもキャロット銀行の制服だな(笑)

             採点  7.5(10点満点平均6)





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