タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第124話「ドラマは筋書きのないドラマに勝てるのか?」


ボブ・サップが登場したK-1の
裏番組となってしまった「リモート」第9話。
この日は同番組最低の
8.7%という視聴率に終わった。

今期、一桁の視聴率は珍しくないけど、
やっぱり厳しいなあ。

まあ、オレもK-1見てたけどね(笑)


『ママの遺伝子』  第9話「お受験狂想曲、本番始まる!」

演出:今井夏木
脚本:小松江里子

そして沢田亜矢子は
楷先生(竹野内豊)のカウンセリングを受ける、
という最終回を希望。

             採点  5.0(10点満点平均6)


『精霊流し〜あなたを忘れない〜』  最終週 誕生の時(第13〜16回)

演出:中川秀一
脚本:市川森一

人って、
人のつながりって、
やっぱりかけがえのないものだよね。

今さらこのテーマで泣くと思わなかったなあ。
これまでのこのシリーズとは
ずいぶん違う雰囲気だったので
最初はすごく違和感を持ったけど、
トータルではすごくいい作品だった。

「精霊流し」ってやっぱり名曲。

             採点  7.5(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★★☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★☆☆
                  主題歌 ★★★★☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★★★☆☆
                  話題性 ★☆☆☆☆

           平均採点  6.63(10点満点平均6)


『リモート』  9

演出:佐藤東弥
脚本:樹林伸

くるみ(深田恭子)が
聖母的に氷室(堂本光一)を抱きしめるのは
めちゃくちゃ違和感ある。
全然これまでのキャラと合わないじゃん。

そんなことより、くるみ!
伸吾(玉木宏)を捨てたらただじゃおかないぞ!

氷室のトラウマとか、
直美(酒井美紀)の安否とかは
この際どうでもいい。
伸吾さえ幸せになってくれたら…(笑)

             採点  6.5(10点満点平均6)


『おとうさん』  第9話

演出:佐々木雅之
脚本:遊川和彦

真二(谷原章介)のキャラも
とことんフツーだなあ。

家族が恵(深田恭子)に
ピアノを弾く意味を教えるあたりも
シーンとしては良かったんだけど、
そのあとの恵のセリフが説明的で
どんどん感動が薄れちゃったし。

あと、ヒデちゃん(塚本高史)は
やっぱりいい人になっていくんだね。
これはどう考えても説得力に欠ける。

まあ、今回はおばちゃん(岡本麗)がMVPということで。

             採点  6.5(10点満点平均6)





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