タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第130話「年末年始のスペシャルドラマ」

数は多かったけど
意外に小粒だったこの年末年始のSPドラマ。
そんな作品を振り返りながら
明けましておめでとう。


『緑のクリスマス』

制作統括:安原裕人、木田幸紀
演出:渡辺一貴
作:水橋文美江
制作:NHK、NHKエンタープライズ21
出演:菊川怜、海東健、中村嘉葎雄、池内淳子、高畑淳子、
   ダンカン、大倉孝二、三輪明日美、木下浩之、須藤温子、他


菊川怜の初キスシーンがあった作品。
それなりにきれいに撮れていた。

でもやっぱり演技力という意味ではまだまだかな。
演出もあんまり良くなかったし。

ストーリーはクリスマスらしい
運命的な出会いから始まる恋物語で悪くなかったけど、
印象的なセリフはほとんどなかった。
脚本が水橋文美江だから
もう少し期待してたんだけどちょっと残念。

             採点  6.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★☆☆☆
                  演出  ★★☆☆☆
                  配役  ★★☆☆☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★☆☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆


『彼女たちのクリスマス』

プロデュース:三宅喜重、小椋久雄、梨本みゆき
エンディングテーマ:「My Gift to You」CHEMISTRY
ナビゲーター:八木亜希子
制作:関西テレビ、共同テレビ

(クリスマスの花束)
演出:村上正典
原作:連城三紀彦
脚本:中園ミホ
出演:黒木瞳、金子賢、他

(anti-Xmas girl)
演出:木下高男
脚本:神山由美子
出演:長谷川京子、池内博之、浅見れいな、甲本雅裕、矢沢心、他

(楽しい家族旅行)
演出:植田泰史
原作:清水義範
脚本:大森美香
出演:片平なぎさ、段田安則、美波、神木隆之介、他

(イブの旅立ち)
演出:村上正典
原案:片岡義男
構成:遠藤彩見、小椋久雄
脚本:川嶋澄乃
出演:藤原紀香、中村俊介、池脇千鶴、山崎銀之丞、高知東生、松崎しげる、他


女優陣よりも、むしろ女性脚本家の方が
豪華な感じがしたドラマスペシャル。
クリスマスイブに放送されたラブストーリーなのに
ベタベタの恋愛モノでないところが良かった。

黒木瞳主演の「クリスマスの花束」は、
夫の浮気が原因で家を飛び出した主婦(黒木瞳)と
母の葬儀で花束を受け取ってもらえなかった
若い男(金子賢)との物語。

なかなかいい話だったけど、
黒木瞳が金子賢の母親の葬儀を偶然見かけることで
花束を贈る相手が母親だったことを知る展開は雑だった。
ここがうまく描けていれば後半ももっと盛り上がったのに…。

長谷川京子主演の「anti-Xmas girl」は、
誰もが同じように過ごすクリスマスに対して
嫌悪感を持っている女性(長谷川京子)が
妹の彼氏(池内博之)と過ごす
ほんの短い時間を描いた物語。

ありきたりに過ごすクリスマスを肯定も否定もせずに
あくまでもそれぞれの人に訪れるクリスマスがあることを提示していて
4作品の中で一番良かった。

最後に矢沢心が子供にプレゼントを買ってあげているシーンは
不覚にも泣けてしまったし。

「楽しい家族旅行」は家族それぞれの思いを描いた
コメディータッチのストーリー。
片平なぎさが出ると2時間ドラマっぽくなるから不思議だ。

「イブの旅立ち」だけが良くなかった。
原案は片岡義男の「オレンジ・ペコ、午前8時」だったけど、
原作のクールさが無くなっていたのが致命的だった。

もし原作通りの雰囲気だったら、と想像してみたら
藤原紀香の顔が丸すぎるという結論に至った。
どんどん丸くなってない?>藤原紀香の顔

             採点  7.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★☆☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★☆☆
                  主題歌 ★★★☆☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★★☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆


『恋人はスナイパー EPISODE2』

プロデュース:佐々木基
ラインプロデュース:古郡真也
アクション監督:高橋伸稔
演出:六車俊治
脚本:君塚良一
音楽:松本晃彦
エンディングテーマ:「Listen To Reason」AJI
制作::テレビ朝日
出演:内村光良、水野真紀、中村獅童、田辺誠一、八千草薫、いかりや長介、
   竹中直人、古田新太、赤座美代子、川端竜太、一戸奈未、日野陽仁、
   小林すすむ、須永慶、井田國彦、顔田顔彦、岡本光太郎、他


きなこ(水野美紀)の家族が
みんな武道の達人だったシーンは最高に面白かった。

ただ、全体の印象は EPISODE1 の時と同じで
シリアスとコメディーのバランスが悪い。
内村光良と水野美紀のアクションものなんて
最高の企画なのに、
スタッフが足を引っ張ってる感じ。

アクションシーンも
わざとらしいワイヤーなんかムリに使わなくても
十分にカッコイイのになあ。

演出家が代わっても同じということは
やっぱりプロデューサーの責任なんだろうな。

他の局、他の制作会社で作って欲しかった。
このドラマに対する印象はこれに尽きる。

             採点  7.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★☆☆
                  演出  ★★☆☆☆
                  配役  ★★★★☆
                  主題歌 ★☆☆☆☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★★☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆


『キッズ・ウォー・スペシャル
 愛こそすべてだ!ざけんなよ』

プロデュース:山本恵三
演出:佐藤浩二
脚本:畑嶺明
音楽:多田彰文
制作:中部日本放送
出演:生稲晃子、川野太郎、島かおり、井上真央、小谷幸弘、宮崎真汐、
   金澤匠、今井理緒、斎藤祥太、斎藤慶太、崎本大海、遠野凪子、
   宇崎慧、真夏竜、上原風馬、立枝歩、中島久之、大門正明、他


ラストで茜(井上真央)と翼(斎藤祥太)の
ラブラブなシーンが見られたのは良かった。
中学生なのでクリスマスのデートなのに
親がついてきたけど(笑)

ただ、それ以外はやっぱり同じ事の繰り返しで最悪。
ていうか、スタッフも中学生?って感じ。
もうこれ以上、続けないで欲しい。

             採点  4.0(10点満点平均6)

                  脚本  ☆☆☆☆☆
                  演出  ☆☆☆☆☆
                  配役  ★★★☆☆
                  音楽  ★☆☆☆☆
                  新鮮さ ☆☆☆☆☆
                  話題性 ★☆☆☆☆


『HR』  第12話「ひとまず総集編」

脚本・総合演出:三谷幸喜
映像演出:河野圭太


総集編をやる意味はまったくない。
でも、三谷幸喜と香取慎吾のオマケのアドリブは
まあ面白かったかな。
毎回やって欲しいとは思わないけど。

             採点  5.5(10点満点平均6)


『モーニング娘。
 サスペンスドラマスペシャル』

企画:貴島誠一郎、橋本孝
プロデュース:鈴木伸太郎
制作:共同テレビ、TBS

(三毛猫ホームズの犯罪学講座)
演出:小野原和宏
原作:赤川次郎
脚本:稲葉一広
出演:安倍なつみ、保田圭、原田龍二、真矢みき、田口浩正、伊東四朗、
   河原崎健三、岡本光太郎、古尾谷雅人、大谷みつほ、飯田圭織、
   矢口真里、辻希美、加護亜依、ミカ、高橋愛、菊池均也、
   飯田基祐、伊東貴明、村田和美、他

(おれがあいつであいつがおれで)
演出:福本義人
原作:山中恒
脚本:遠藤彩見
出演:吉澤ひとみ、勝地涼、石川梨華、速水もこみち、内藤剛志、
   市毛良枝、朝加真由美、高橋克典、渡辺いっけい、
   紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙、他


昨年に引き続き、モー娘。のドラマスペシャル。
「三毛猫〜」は安倍と保田、
「おれが〜」は吉澤が主演だった。

安倍と保田は泣きの演技はうまい。
でもそれ以外がまだまだだなあ。
とくに安倍は何をやっても同じだし。

高橋愛は意外に良かった。
今回は出番がちょっとしかなかったけど、
もう少しいろんな役を見てみたい。

それよりも今回の最大の発見は紺野だろう。
バラエティーでも徐々に本領を発揮しているけど、
かなり器用に脇を演じていた。

来年は空手茶帯の紺野主演でアクションものか?(笑)。

             採点  6.5(10点満点平均6)

                  脚本  ★★☆☆☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★☆☆
                  音楽  ★★☆☆☆
                  新鮮さ ★☆☆☆☆
                  話題性 ★★★☆☆


『赤ひげ』

プロデュース:保原賢一郎、西岡善信(映像京都)、酒井実(映像京都)
演出:河毛俊作
原作:山本周五郎「赤ひげ診療譚」山本周五郎
脚本:井出雅人、小国英雄、菊島隆三、黒澤明
脚本協力:伊川尚孝
音楽:石田勝範
制作:フジテレビ
制作協力:映像京都
出演:江口洋介、伊藤英明、山田孝之、星野真里、ともさかりえ、松下由樹、
   鈴木杏、中村壱太郎、上田耕一、鷲尾真知子、片桐はいり、浅野ゆう子、
   火野正平、山口美也子、石橋蓮司、原田泰造、長谷川京子、八千草薫、
   宮沢りえ、小林薫、広岡由里子、中山忍、山谷初男、平田満、田窪一世、
   小野武彦、秋山菜津子、神山繁、他


鈴木杏が抜群に良かった。
ものすごく豪華な出演陣だったけど
鈴木杏が一番良かったかもしれない。

全体としては
CM前の切り方が雑だったのが気になったし、
テレビドラマ用の構成を
考えた方がよかったような気もした。

うーん、悪くはなかったんだけど、
名作には成りきれなかったって感じ?

             採点  7.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★☆☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★☆☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★★☆☆☆
                  話題性 ★★★☆☆


『ショムニ FOREVER』

プロデュース:船津浩一、宮本理江子
演出:土方政人
原作:安田弘之
脚本:橋本裕志
音楽:大島ミチル
オープニング曲:「ISM」Wish
制作:フジテレビ、共同テレビ
出演:江角マキコ、宝生舞、京野ことみ、櫻井淳子、戸田恵子、高橋由美子、
   戸田菜穂、石黒賢、森本レオ、沢村一樹、高橋克実、升殻、相島一之、
   市川勇、正名僕蔵、桜庭博道、星野有香、北川弘美、村田雄浩、木村多恵、
   遠山俊也、俵木藤汰、菊池均也、他


2時間半は長すぎた。そしてCMも多すぎた。
このストーリーなら
もっとコンパクトに仕上げた方がよかったのに。

あと、エンディング曲を使わず、
サントラのまま終わったのは締まりが悪かった。
SURFACEの曲とか使って欲しかったなあ。

でもまあ、
全体的にはショムニらしい構成だったし
良しとしようか。

とくにラスト、ショムニのメンバー全員が
決して初夢通りになってない所が良かった。

その中で塚原(京野ことみ)が右京(石黒賢)に告白し、
最後に右京が塚原を食事に誘いに来たシーンは
ショムニの歴史を考えると最高のハッピーエンドだったかも。

それとなく、まだ続けられるような作りになっていたけど
さすがにこれでもうやめるんだろうな。

ていうか、これ以上やると
宇宙戦艦ヤマトみたいになるのでやめた方がいいと思う。

             採点  7.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★☆☆
                  演出  ★★☆☆☆
                  配役  ★★★★★
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★☆☆☆☆
                  話題性 ★★★☆☆


『白い影 〜その物語のはじまりと命の記憶〜』

企画:伊佐野英徳
プロデュース:三城真一、伊與田英徳
演出:福澤克雄
脚本:龍居由加里
原作:渡辺淳一「無影燈」
音楽:長谷部徹
主題歌:「真夜中のナイチンゲール」竹内まりや
制作:TBS、TBSエンターテイメント
出演:中居正広、山本學、高嶋政伸、純名りさ、倉沢桃子、相本久美子、
   大森暁美、竹内結子、山崎銀之丞、小林すすむ、水野真紀、原沙知絵、
   山崎一、武野功雄、桜庭博道、他


なんで「白い影」のスペシャルを作らなきゃいけないんだろ。
内容も直球ド真ん中で、
あそこまで泣け!と強要されると泣けないし。

あと、中居正広の主演では結局ドロドロには描けないんだよな。
死の恐怖を紛らわすために女性と…
というシーンはかなり重要なのに、
そこを描けないから話の筋が通らない感じさえしてしまう。

まあ、最後に出てきた
直江(中居正広)と倫子(竹内結子)の子供が
異常に可愛かったからすべてを許そう。

             採点  6.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★☆☆☆
                  演出  ★★☆☆☆
                  配役  ★★☆☆☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★☆☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆


『秋刀魚の味』

企画:永山耕三
プロデュース:高橋萬彦(共同テレビ)、足立弘平(松竹)、矢吹東
演出・加筆:福本義人(共同テレビ)
脚本:野田高梧、小津安二郎
制作:フジテレビ
制作協力:共同テレビ、松竹株式会社
出演:宇津井健、財前直見、佐野史郎、余貴美子、米倉斉加年、井川比佐志、植木等、
   若村麻由美、小西真奈美、玉木宏、仲村トオル、片平なぎさ、泉ピン子、
   梅沢昌代、福島勝美、赤城太郎、岩本多代、三上真一郎、長谷川真弓、他


小津安二郎の遺作をリメイク。
ストーリー、人物の描き方などはもちろん最高。

ただ、セリフがね。
現代の話になっていたのに
セリフまわしが古いままだったので、
活きた言葉になってなかった。

もちろん小津作品の世界観を壊さないように
作ったからそうなったんだけど、
だったら昔の映画を見ればいいと思うのはオレだけか?

セリフの言葉遣いと時代設定の一致は
リメイクをする上で重要だと思うんだけどなあ。

             採点  6.5(10点満点平均6)

                  脚本  ★★☆☆☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★★☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★☆☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆


『天国のダイスケへ 〜箱根駅伝が結んだ絆〜』

チーフプロデュース:井上健
プロデュース:加藤正俊、難波利昭、小泉守、森雅弘
原案:「僕、死ぬんですかね」佐藤忠広
演出:猪股隆一
脚本:相沢友子
音楽:福山雅治、服部隆之、吉川忠英、岩本正樹
制作:日本テレビ
出演:福山雅治、瀬戸朝香、小栗旬、松本莉緒、大谷直子、森本レオ、0吹越満、
   平泉成、田山涼成、高杉亘、東根作寿英、渡辺いっけい、山下真司、他


実在した駅伝選手・佐藤大輔(小栗旬)と
新聞記者・洋平(福山雅治)の絆を描いた物語。
原案は佐藤大輔の実父。

ドラマとしてのアレンジは
かなりうまく出来ていたと思う。
ただの難病ものではなく、
駅伝を通して人のつながりをきちんと描いていたし、
洋平と由比子(瀬戸朝香)の関係も
添え物としての恋愛パーツではなく、
テーマに沿った描き方になっていた。

小栗旬のランニングフォームが
それほど違和感なく見られたのも好印象の要因。
小栗旬、松本莉緒の2人は、
今まで出た作品の中でも
かなりいい出来だったと思う。

想像よりも丁寧に作ってあって
拾いもののドラマだった。

             採点  6.5(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★☆☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★★☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★★☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆


『LOVERS』

プロデュース:志岐誠、小玉滋彦
制作:NAVI、TBS

(BITTER SIDE 聖セバスティアヌスの掌)
脚本・演出:豊川悦司
原作:下川香苗
出演:常盤貴子、更科有哉、筒井真理子、甲本雅裕、横山幸彦

(SWEET SIDE キャメルのコートを私に)
脚本・演出:源孝志
原作:谷村志保
出演:池脇千鶴、小雪、松尾政寿、武田航平、まきこ、梶谷麻斐、新井由理


短編小説集の中から2作品をドラマ化したもの。
あまり番宣をしてなかったのであぶなく見逃すところだった。

当然、豊川悦司の脚本・演出作品に期待したわけだけど、
小説の映像化という感じであまりドラマっぽくはなかった。
ほとんどナレーションだったしね。

「マイリトル シェフ」の源孝志が
脚本・演出を担当した「キャメル〜」の方が面白かった。

とくに池脇千鶴、小雪という配役が内容にピッタリで
この対照的なキャラクターは魅力的だった。

こちらを1時間でやった方がよかったくらい。
そうすればマサコ(小雪)のクールな一面も
もっと印象的に描けていたはず。

どちらの作品も豪華な女優だけでなく、
男優も丁寧に描いていたのが好印象だった。

             採点  6.5(10点満点平均6)

                  脚本  ★★☆☆☆
                  演出  ★★★☆☆
                  配役  ★★★★☆
                  音楽  ★★☆☆☆
                  新鮮さ ★★☆☆☆
                  話題性 ★☆☆☆☆





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