タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中
放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。
「“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)
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第17話「それでもオレは支持派」田中真紀子外相が更迭された。
ちょっと意外だったな。
それだけはしないと思ってたのに>小泉さん「レッツゴー!永田町」が今期だったら
かなり面白い書き換えがあっただろうなあ。
伴一彦もきっと悔しがってるに違いない。
『サラリーマン金太郎3』 Fight 4
演出:高野英治
脚本:中園健司このシリーズはとりあえず好意的に見てるけど
やっぱり安っぽさは拭いきれないな(笑)ストーリーを分かりやすくするために
金太郎(高橋克典)の社長就任のウワサを
ペラペラしゃべる社員とか、
他にも手抜き工事の建物はあったはずなのに
補強工事をしたホテルひとつが無事だっただけで
ヤマトの信用が回復するとか…。あと、真澄(羽田美智子)が出ていくのはいいけど、
普通は赤ちゃんだけでも連れて行くんじゃない?まあ、金太郎が赤ちゃんを背負って会社に行く
というシーンを作りたいがための辻褄合わせなんだろうな。意外と面白かった「金太郎」もここまでか?
採点 5.5(10点満点平均6)
『人にやさしく』 第4話
演出:田島大輔
脚本:鈴木おさむ
ラストの15分は良かった。
今回は鈴木おさむが脚本を担当してたけど、
これはプロット通りの展開だと思う。
むしろ、そこまでの持っていき方が
脚本家の腕の見せ所のはずなんだけど…紋切り型の展開、
ありきたりのセリフ。
これでは最後の感動も薄くなってしまう。ま、実際は明(須賀健太)がすごい演技をするので
全体としてのアラはそんなに目立たないんだけどね。陣内孝則、小西真奈美も
相変わらず活かされないまま。
小西真奈美なんて
どういうキャラなのかも描かれてないよ。
もったいないなあ。キャラって言えば、
今回、精神科医のキャラはすごかったね。
あんなに色っぽいお姉さんにする必要があったんだろうか?プロデューサーと脚本家、
2人づつ立てているのが裏目に出て、
全体の統一性が取れてないような気がする。採点 6.5(10点満点平均6)
『ギンザの恋』 4.ラヴ・ミー・ライク・アイ・ラヴ・ユー
演出:羽住英一郎
作・脚本:九條仁里 脚本協力:泰建日子、福田雄一おもろいなあ、コレ。
もちろん細かい問題点は多々あるけどね。中澤裕子の問題は解決されそうな雰囲気はないし、
今回は北村総一朗がちょっとハシャギ過ぎた感じ。
でもこの作品に関しては、
そんなことすらあまり気にならなくなった。やりたい放題の小ネタ満載で、
たとえ石井正則が空を飛んでも(笑)、
一太(トータス松本)のせつない恋心が
きちんと描かれている以上、
ドラマとして見る価値があると思うから。本当に残念だな。
こういうドラマが打ちきりになるなんて。ところで今回、
トータスのエンディング曲がついにフルコーラス流れた!
スタッフもこのエンディングにはこだわってるんだなあ。あと、最後の最後に流れる番外編ね(笑)
こんなことにお金と時間を使ってる場合じゃない、
とは思うんだけど、このまま続けて欲しい。
来週はどんな日テレ系の名作が出てくるか、楽しみだ。採点 7.0(10点満点平均6)
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