タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中
放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。
「“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)
>>バックナンバー >>ドラマ別レビュー
第189話「滝沢秀明が大河で源義経」
先日、NHK大河ドラマ「義経」の主役が
滝沢秀明に決まったと発表があった。と言っても、スタートするのは2005年1月。
再来年の話題だけど、
それでも大河史上、最年少の主役なんだって。自分が2005年の1月に何をしてるかなんて、
まったく想像つかない。
『元カレ』 5話 元カノVS今カノ
演出:三城真一
脚本:小松江里子東次(堂本剛)が夏休みを取れなくなる描写は
またやれやれって感じだった。ただその後、菜央(内山理名)に
“仕事と私とどっちが大事なの?”と言われ、
東次が真琴(広末涼子)に対して
“ようやくお前の気持ちが分かった。
でも俺、菜央に幻滅したりしない。
菜央の気持ちも分かるから”
と言ったシーンが良かった。東次が変わったというより、
社会人になって成長したことをうかがわせる
ポイントとなるシーンだった。で、菜央が合コンに行っても何も言わないエピソード、
ラストで真琴の気持ちを菜央から聞いた時の表情、
このあたりが東次の今の本当の気持ちを察するヒントか。問題は真琴の方だな。
仮に本当に今でも東次が好きなら
そのことを視聴者に納得させるエピソードがもっと必要。でも、個人的には2人の寄りが戻らない結末を望むなあ。
内山理名は好きじゃないけど(笑)あと、弘枝(ソニン)と千歳(天野ひろゆき)カップルの
存在意味もハッキリした回だった。採点 6.5(10点満点平均6)
『僕だけのマドンナ ...and I love Her.』 vol.5
演出:澤田鎌作
脚本:岡田惠和長谷川京子の今後を考えて
もうこのへんで止めるわけにはいかないだろうか。
なかなか画面を正視できないんですけど。“なんでネクタイくれなかったんですか?”と、
面と向かって言うキョン(滝沢秀明)もなあ。どうしたもんだろ。
採点 5.0(10点満点平均6)
『14ヶ月・妻が子供に還っていく』 第5話
演出:白川士
脚本:渡辺千穂
脚本協力:清水友佳子裕子(蒼井優)と悟(中村俊介)の
ラブストーリーではあるんだけど、
神田(石黒賢)、なつき(伊藤沙莉)、
そして堀川(酒井若菜)の心情の絡み方がいい。とくに今回は神田が
裕子に今のままでいて欲しいと願ってしまう所が良かった。
良かったっていうか、深かった。蒼井優は蒼井優でいいんだけど、
ちょっと高岡早紀との違和感はあるな、やっぱり。採点 6.5(10点満点平均6)
『ウォーターボーイズ』 IIIIII
演出:村上正典
脚本:橋本裕志カエルを見て平泳ぎって…。
スタッフの中で誰も却下しないのか、こういう案を。今回は3話と同じ村上・橋本コンビだったけど、
前半はただプロットをなぞっただけの展開でやたら退屈だった。見終わった後の印象はいつもいいのにな。
福山雅治の曲にごまかされてるだけかも。採点 5.5(10点満点平均6)
『クニミツの政』 第6話
演出:赤羽博
脚本:大石哲也山下容莉枝って最近こんな役ばっかり。
それよりプールで泳ぎの練習をしてる時、
生徒の鼻が詰まってて可哀想だったなあ。冷夏の影響がこんなところにも…
採点 5.5(10点満点平均6)
[ロビー田中の自己紹介]
[トップへ]