タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第193話「財前五郎は唐沢寿明」


「白い巨塔」の主役、財前五郎役が唐沢寿明に決まった。
ライバル医師の里見脩二役は江口洋介。

他にも黒木瞳、矢田亜希子、西田敏行、石坂浩二、水野真紀、
伊藤英明、上川隆也、沢村一樹、及川光博、伊武雅刀、
などの出演が決まっている。

やっぱりかなり本気モード。
脚本家も井上由美子だし、
「高原へいらっしゃい」のようなことにはならないと思う。



『僕だけのマドンナ ...and I love Her.』  vol.7

演出:永山耕三
脚本:岡田惠和

ストーリー的には面白いけど、
役者の演技に引き込まれないから
展開が遅く感じてしまう。
岡田惠和も被害者のひとりか…。

夕方に「やまとなでしこ」の再放送をやっていたけど、
あの桜子も松嶋菜々子じゃなかったら
エライことになってただろうな、と思う今日この頃。

             採点  5.0(10点満点平均6)



『14ヶ月・妻が子供に還っていく』  第7話

演出:白川士
脚本:渡辺千穂
脚本協力:沢田石野枝

何か映像的にはマニア向けになってきましたが…(笑)

菅野莉央も美弥(酒井若菜)に対する嫉妬とか、
悟(中村俊介)に子供扱いされてしまう悲しみを
うまく演じていたと思う。

前半、神田(石黒賢)の直接的過ぎる行動が
やや引っかかってしまったけど、
ラストでは神田自身が若返りのクスリを飲むという展開に。

なつき(伊藤沙莉)の気持ちを考えるとツライな。

             採点  6.5(10点満点平均6)



『ウォーターボーイズ』 IIIIIIII

演出:高橋伸之
脚本:橋本裕志

宮地真緒、久々の水着。
ちなみに来週の「正直しんどい」で披露する水着が
テレビ最後の水着らしい。
全然、関係ないね(笑)

このドラマに一番足らないのはコメディセンス。
ストーリー的にも同じことの繰り返しになってしまっているので
もっとコメディ部分とシリアスな部分のメリハリをつけて
1話ごとの完成度を上げて欲しい。

             採点  6.5(10点満点平均6)



『クニミツの政』  第8話

演出:位部将人
脚本:大石哲也

山内菜々は声もカワイイけど寝顔もカワイイ。
…くらいしか感想もありませんな。

内容は悪くない。
作りが安いだけで。

             採点  5.5(10点満点平均6)



『幸福の王子』  第八章

演出:池田健司
脚本:遊川和彦

あら、また最初に戻っちゃった感じ。
運命に翻弄される話は別にかまわないんだけど、
明らかに他人の策略が絡むと面白くないんだよなあ。

則子(坂下千里子)の新しい男の登場も唐突。
やっぱり則子がらみのエピソードは
かなり端折ってるのかもしれない。

井森美幸の話はまた次回に持ち越しで、
そうこうしているうちに繭(綾瀬はるか)が急変してしまう。
あれはきっと井森美幸の金切り声で具合が悪くなったんだろうな(笑)

             採点  6.5(10点満点平均6)



『ひと夏のパパへ』  ♯8

監督:唐木希浩
脚本:樫田正剛

今回はかなりプロットが良かった。
もっとクオリティーを上げる演出も脚本もあると思うけど、
そこまで贅沢は言わない。
ラスト3回、このままの流れで締めて欲しい。

外古葉(小日向文世)と娘(松本莉緒)の問題も
次回へ繋がるようなので一安心。
一話完結ではないのに毎回唐突に事件が起きるのは
全体の流れをかなり削いでいたので、
今回の問題のまま最後まで親子関係をきちんと描いて欲しい。

麻美(桜井幸子)のキャラや存在意味に関しては
もう今さらどうこう言ってもしょうがないけど、
まりも(上戸彩)と燐太郎(市原隼人)を診療所において
出ていく時の演出はさすがに酷かったなあ。

監督が代わっても
もう少し一貫したキャラ設定をお願いしたい。

             採点  6.0(10点満点平均6)






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