タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第20話「ギンザの恋にどっぷり」

「ホントコ」の24時間恋愛にハマリぎみ。
かなり演出が入ってるとは思うけど、企画が面白い。

初めて会った人と1日に1時間だけ、
24日間連続で会うってどんな感じだろう。

丸1日じゃなくて、24日間ってところがミソだよな。
会えない時間にいろいろ考えてしまうから。

…なんつって、恋愛について
オレが真剣に考えてどうする。


『サラリーマン金太郎3』 Fight 5

演出:富田勝典
脚本:中園健司

金太郎(高橋克典)もヤマトに復帰して
サラリーマンを続けることになったけど、
このドラマ自体も冬美(森口瑤子)が復活して
首がつながった感じ。

やっぱり冬美の問題も並行して描いた方が
作品全体のバランスは取れると思う。
このままドンパチモードだけになってもねえ…。

出だしで「お会いするのは初めてですな」
とか白々しい挨拶をしていた
津川雅彦・長門博之兄弟の関係も、
今回ぐらいの争いでこのまま行って欲しいところ。

でも原作はやっぱりキナ臭い方向へ流れるらしいね。
読んでないけど。
そうなるとつまらないな、個人的には。

ところで今回は
元パンクラスの船木誠勝が役者として登場。
金太郎と大げんかのシーンがあった。
でかいね、やっぱりこの人(笑)

             採点  6.5(10点満点平均6)


『人にやさしく』 第5話

演出:久保田哲史
脚本:いずみ吉紘

豪華なゲストを含めた大量の出演者を投じて
思いっきり賑やかだった今回。
なんと、雷波少年の企画が終わったばかりの
椿鮒子(WAHAHA本舗)や
サタ☆スマ・ツアーのおばちゃんまで登場した。

内容としては、夢は叶う!と
真正面から言われてはクサイ感じもするけど、
全体の構成は今回が一番良かった気がする。

児童養護施設出身者の暗い不幸話にせず
地域社会の大人が子供を支えるという
展開にしたのが正解。
めちゃくちゃ強引だったけどね(笑)

その中で、なぜ前(香取慎吾)が
あんな大きな家を買ったのか、
スリーピースというサインに
こだわっているのか、などの
説明を入れていたのも良かった。

ただ、この家購入の件に関しては
当初の設定とずいぶん違うけどね(笑)
(インチキ不動産屋に口説かれて
 買ってしまったという設定だった)

そして、今まで目立たなかった
日向(陣内孝則)にも
やっと何かあることを匂わせる描写が…

今後もこのドラマを見続ける上では
かなり重要な回であったことは確かだ。

香取慎吾が「スリーピース!」と叫ぶたびに
「流行ってねえよ、それ」と
極楽加藤が自虐的にツッコむところがツボだった。

             採点  7.0(10点満点平均6)


『ギンザの恋』 5. LOVE IS...

演出:高橋章良
作・脚本:九條仁里 脚本協力:福田雄一

今回は戸田菜穂の可愛さが際立ってたな。
あと、ふかわりょうもいいキャラでジーンときた。
…ジーンとくるほどのもんじゃないんだけど(笑)

ところで、途中から出演予定の
平山綾は本当に出てくるんだろうか?
出てくるとすれば次回だけど、
予告編には映ってなかった。
放送短縮で取り止めになったのかな。

まあ、今から出てきても混乱するだけだし、
その方がいいかもしれない。

今回のエンディングはついに、
トータスがいないシーンも
他の出演者がクチパクをするという形で使っていた。
ますます印象深いエンディング。

ただ、番外編はお休み。
CDプレゼントのお知らせを
プラチーノマン(笑)がするだけだった。
まあいっか。

本当にこのドラマは1時間があっという間だ。
面白い。楽しい。だーい好き(笑)

             採点  7.0(10点満点平均6)





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