タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第208話「来年1月期の月9はキムタク&野島伸司」


大多亮の現場復帰で注目されていた来年の月9。
その第1弾が野島伸司脚本、木村拓哉主演と発表された。

実業団アイスホッケーチームを舞台にしたラブストーリーで、
共演は竹内結子、坂口憲二、市川染五郎、佐藤浩市など。

野島伸司と木村拓哉と言えば、
以前、「リップスティック」で組む予定だったはずが
撮影開始間際の内容変更で
木村拓哉が降りた経緯がある。

つまり木村拓哉は今回が野島ドラマ初出演。
大多亮もいきなり飛び道具を使ってきたな…。



『ヤンキー母校に帰る』  Vol.2

演出:今井夏木
脚本:飯野陽子

今回のラストシーンくらいやれば
過去の学園モノとの差別化は図れそう。

画面が締まったのは生徒役の頑張りも大きい。
加藤夏希は「ココリコミラクルタイプ」にも出始めたけど、
映画出演歴も多いせいか、かなりいいな。

残念だったのは竹野内豊の声。
大きな声を出すとノドがつぶれる。
確か舞台経験もなかったはずだし、
発声の基礎トレとかやってないんだろうな。
しょうがないか。

とりあえず、毎回生徒が1人ずつ
吉森(竹野内豊)を信頼していくという
お決まりのパターンだけにはしないで欲しい。

             採点  7.5(10点満点平均6)



『独身3!!』  第2話

演出:土方政人
脚本:福田雄一

今回のストーリーは
いくらなんでも手垢がつきすぎ。
やるにしてももう少し後にすればよかったのに…。

菊原(遠藤章造)と浅井(佐藤仁美)の絡みは面白いので
ここをしっかり押さえつつ転がして欲しい

             採点  5.0(10点満点平均6)



『帰ってきた ロッカーのハナコさん』  第2週 北浦華子 ムキになる!

演出:井上剛
脚本:戸田山雅司

やっぱり面白い。
つーんと来るところもちゃんと作ってあるし。

ただ、初回はメインの配役で良かった田丸麻紀が、
脇にまわってコメディー班の中に入ると
ちょっと浮いてたな。

早く自分のポジションを確立して欲しい。

             採点  7.0(10点満点平均6)



『あした天気になあれ。』  2

演出:岩本仁志
脚本:梅田みか

2話目で花(観月ありさ)がテレビ局の人間に
シングルマザーであることがバレた展開は良かった。
これを引っ張られるとつまらないので。

全体的に分かりやすい、単純な内容ではあるけど、
それはそれでいいと思う。
ただ、もうちょっと印象的なセリフを入れて欲しいかな。

そんなことより
次回の予告で戸田恵子がらみの爆笑シーンが…!
今から楽しみだ(笑)

             採点  6.5(10点満点平均6)



『末っ子長男姉三人』  第2話

演出:清弘誠
脚本:吉田紀子

うーん、結局こういうノリになってしまうのか。
春子(深津絵里)の年齢についても
いきなり3姉妹にバレてしまったし…。

まあ、より大衆的なホームドラマになったとも言えるわけで
制作者側からすれば狙い通りなんだろうな。

個人的には深津絵里のコメディエンヌとしての才能と
意外にいい味を出してる賀来千香子に期待しよう。

             採点  6.5(10点満点平均6)







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