タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中
放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。
「“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)
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第210話「草なぎ剛、来年は“僕と彼女の生きる道”」
来年1月からのフジテレビ系火曜10時枠は、
草なぎ剛主演で「僕の生きる道」に続く第2弾、
「僕と彼女の生きる道」に決まった。今度は親子と夫婦の絆を描くストーリー。
脚本は前作と同様、服部敦子が担当する。どこまで前作のトーンを踏襲するのか?
というか、星護が演出を担当するのか?
かなり興味津々だ。
『ヤンキー母校に帰る』 Vol.3
演出:三城真一
脚本:飯野陽子1話目と同じような印象。
全体的に間延びしている。脚本の問題もあるけど、
プロットの段階での詰め方が甘いんじゃないかなあ。
もう少し構成を考えればいいのに…。加藤夏希も今回は良くなかった。
一本調子になり過ぎ。この不安定さはしばらく続くのか?
採点 6.5(10点満点平均6)
『独身3!!』 第3話
演出:杉山登
脚本:福田雄一最後の“10年待ちました”ってセリフだけだったな。
あとはギャグも寒かった。演出家が替わってるけど、
余計に安い作りになっちゃったし。もっと佐藤仁美をうまく使わなきゃダメだってばあ。
採点 4.5(10点満点平均6)
『帰ってきた ロッカーのハナコさん』 第3週 北浦華子 しくじる!?
演出:三鬼一希
脚本:戸田山雅司今週も泣いたよ。
生ぴー(徳井優)にだけは
その存在を分かって欲しいという
杏子(平岩紙)の気持ちが語られた時は…。ただ、副社長(団時朗)が秘書に抱きついたあと、
“優秀な秘書”が副社長にかける言葉は
あれじゃないと思うけどなあ。もう少し副社長のメンツも守りながら
ギャフンと言わせないと。そこ以外は面白かった。
幽霊のメイクの謎。
幽霊ハラスメント。
勝ちなのよ〜。採点 7.0(10点満点平均6)
『あした天気になあれ。』 4
演出:猪股隆一
脚本:梅田みか戸田恵子のアンパンマンは
予告で流したものがすべてだった。
だったら予告で流すべきじゃなかったのに…。まあ、それはいいとして
今回も森迫永依が目で演技。
大人の話を子供なりに聞いている表情が良かった。ドラマ全体としては、
徳村(仲村トオル)とマッキー(井ノ原快彦)の
描き方のバランスがいいな。
ここはしばらくこのままで引っ張って欲しい。採点 6.5(10点満点平均6)
『末っ子長男姉三人』 第3話
演出:金子文紀
脚本:吉田紀子深津絵里は際立って面白い。
あとはストーリーも演出も
恐ろしくオーソドックスなので
とくに見どころはナシ。全然関係ないけど、
これが終わった直後に流れる
「ウルルン」の番組紹介スポットで
清水圭の寒いギャグを聞かなくてよくなったのは
ものすごく精神衛生上いいよな。
TBSの英断だ。採点 6.0(10点満点平均6)
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