タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第22話「鬼束ちひろは果たして…」

さすがに録画してまでは見ないけど
テレ東で再放送している「俺たちの旅」を
ここ数日、続けて見てしまっている。
(昨日は冬季五輪で中止)

なんか映像がすごくオシャレだし
結論めいたことを描かないストーリーも雰囲気があるし
もう何度も見たのにまたハマってるんだよね。

こういう時代が変わっても通用するドラマって
やっぱりスゴイよなあ。

ちなみに、矢田亜希子は
岡田奈々の再来なんだな、と改めて実感。
高校生の岡田奈々は
数年前の矢田亜希子とそっくりだったよ。


『婚外恋愛』 #5

演出:久野昌宏
脚本:浅野妙子

面白い。
…と言っていいのかな(笑)

ディテールを気にしだすとヘンなんだけどね。
自分勝手な人間ばっかりだし。
でも、全体的なテーマを考えると
それなりに納得できる部分もある。

あと、「嫉妬の香り」的な
ドロドロさだけを楽しもうと思えばそれも可能。

そういう意味ではよくできている作品、
…のような気もする(笑)

脚本の浅野妙子が女性だからなのか、
それともオレが男だからなのか、
みつる(永作博美)の心の動きは面白く思えるのに
拓也(堺雅人)の言動にはムリを感じてしまう。

性別や年齢によって
このドラマの印象はずいぶん違うんだろうな。

             採点  6.5(10点満点平均6)


『3年B組金八先生』 第16回

演出:三城真一
原作・脚本:小山内美江子

毎シリーズあることだけど
受験の合否に関する話は
それなりにせつないものがあるな。
最後の金八の語りはそういう意味でも
グッとくるものがあった。

ところで、
繭子(佐藤めぐみ)にいよいよスポットが…。
そういえば政則(東新良和)に関するエピソードは
直(上戸彩)の話と同じくらい
今シリーズでは重い問題だもんね。

政則と、政則の姉の面影を持つ繭子との
関係を近づけておいて
終盤で一気に盛り上げていく展開か。

ちなみに、この繭子役をやってる佐藤めぐみは
カロリーメイトのCM、模擬試験編で
チビノリダーが「Beautiful 美しい」って思う子ね。
すでにアイドルの軌道に乗っている子だから
ブレイクは間違いなし(!?)
ちはる(岡あゆみ)と共に応援していこう(笑)

受験シーズンが終わった後の展開に
今から期待している今日この頃。

             採点  6.5(10点満点平均6)


『恋ノチカラ』 第5話

演出:若松節朗
脚本:相沢友子

デパートでサボっていたようにみえた吉武(西村雅彦)が
実はちゃんと仕事をしていた、
という展開はありきたりだったけど、
それ以外の吉武の言動は
貫井企画における彼のキャラを明確にしていて
いい流れだったと思う。

広小路製薬の仕事内容をハッキリ見せなかったのは正解。
やっぱりトップクリエーターという設定なんだから
大多数の人がいいと思える内容じゃない限り
あまり詳しく見せない方がいいだろうな。

貫井(堤真一)のキャラクターを
春菜(矢田亜希子)と籐子(深津絵里)の前で
極端に違えてみせている点は丁寧。
当然、籐子の前でみせる貫井が本当の貫井であって
これは今後の展開に説得力を持たせてくるはずだ。

それと今回は演出が光った。
少し前のトレンディードラマっぽい作りもあったけど、
最後の貫井と春菜のキスシーンの合間に
マンガを読みながら電車を待つ籐子のカットを
入れるあたりは秀逸だった。

このドラマ、
もう完全に安定期に入ったかな。

             採点  7.5(10点満点平均6)


『木更津キャッアイ』 第4回

演出:片山修
脚本:宮藤官九郎

最後のぶっさん(岡田准一)と美礼先生(薬師丸ひろ子)の
キャッチボールシーンは良かった。
美礼先生の出番も増えてきて、
今後が楽しみなところ。

ただ、今回は100万円奪取が
正当的なものだったこともあって、
ストーリーとしての盛り上がりは欠けた感じ。
うっちー(岡田義徳)の活躍もなかったしね。

増田恵子のハジケっぷりは面白かったけど、
個人的にはうっちーの彼女に
もっとスポットを当てて欲しかった。

今後も豪華(?)ゲストがありそうだけど、
基本的にはレギュラーメンバーを主体に描いて欲しい。
最後まで話を引っ張るだけのキャラは
もう十分に確立してると思うし。

そして美礼先生のカミングアウト。
これはかなり重要な伏線になる。
…という予感がする。

             採点  7.0(10点満点平均6)


『トリック2』 第5話(episode 2)

演出:堤幸彦
脚本:蒔田光治

今週も小ネタはほとんど笑えなかったし、
最後のオチも予想通り米俵だったけど、
ストーリー全体のブラックな結末は面白かった。

そう思うと残念だったな。
上田(阿部寛)を普通に使って
笑いをきちんと取れていれば
かなりの名作になったかもしれないのに。

ところで、パート1の最終回って
鬼束ちひろが出てきて主題歌を歌ったんだよね。
プロモーションビデオも
たくさん撮っている堤幸彦だけあって、
なかなか格好いいエンディングだった。

今回も出てくれないかな、鬼束ちひろ。
もちろんバイクに2人乗りする映像で(笑)

             採点  7.0(10点満点平均6)


『ナースマン』 no.4

演出:岩本仁志
脚本:寺田敏雄

他のナースの出番が多い
今回のような作りの方がやっぱり面白い。

ただ、大事故が発生して
ケンカしていた仲間がひとつになるというパターンは
「ナースのお仕事」でもやった定番ネタ。
最初から新しいモノを作る気はないのかもね。

とりあえず笑えたのは、
ドクターの三木(國村隼)が
バレンタインデーのチョコの少なさを嘆いて
“構造改革に伴う痛みがこんな形で現れるとは”
と言った瞬間、研修医役の小泉孝太郎が
“なるほど!”と大きくうなずいたところ(笑)

あと、婦長役の岸田今日子のキャラが立ってきて
そこでも多少、笑いが取れるようになった。

いずれにしても、
開き直ってこういうネタを続けるなら
もっと完成度を上げないとツライだろうな。

             採点  6.0(10点満点平均6)






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