タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中
放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。
「“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)
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第244話「TBS系水曜10時のドラマ枠も廃止」
日テレ系月曜10時枠に続いて
TBS系水曜10時のドラマ枠も廃止されることになった。後番組は9時からの2時間枠になって、
ドラマ、映画、バラエティー、ドキュメンタリーなど、
ジャンルにこだわらない企画を流す予定。第1弾は4月14日に「ホットマン」のスペシャルが放送される。
内容には興味ないけど山内菜々が見られるから楽しみにしよう。
『サラリーマン金太郎4』 Fight 7
演出:倉貫健二郎
脚本:関根俊夫単純明快なストーリー。
ある意味、昔話のようにも思える。しかし、加代(野際陽子)のボランティアっていうのも
恐ろしく唐突だよなあ。
なんで真澄(羽田美智子)が気がつかねえんだよ、
みたいなことは言わない約束。採点 5.5(10点満点平均6)
『エースをねらえ!』 STORY 7
演出:松田秀知
脚本:高山直也前半はまた恋愛絡みの話で
ドラマ全体としてはややスピード感に欠けた感じ。藤堂(吉沢悠)が自分はまだまだだな、
みたいなことを言った時は、
高校生なんだからいいんじゃないの? と、
思わず突っこんでしまったし。そして水野真紀が姉役で出てきた時には
1時間早いよ! と、冷静に突っこんでしまったし。でも後半、ひろみ(上戸彩)と緑川蘭子(酒井彩名)の試合後、
2人が握手する場面はちょっとグッときた。
やっぱりこういうシーンがないとな。しかし、お蝶夫人(松本莉緒)の出番が少ないと
物足りない気持ちになっている自分は確かにいる。採点 6.5(10点満点平均6)
『DOLL HOUSE』 7th stage
演出:石井康晴
脚本:高橋留美特殊捜査班のOGが来るというネタは悪くないのに
この程度じゃもったいないだろう。
4話の石井・高橋セットは結構面白かったのに残念だった。あと、松下由樹も今回の戸田恵子みたいに
ひとりだけ赤いロングドレスを着て踊ったらセクシーなのにな。
何で未だにパンツ見せてみんなと一緒に踊ってるんだろう?
このセンスが分からん。採点 5.5(10点満点平均6)
『白い巨塔』 第十八話
演出:村上正典
脚本:井上由美子財前(唐沢寿明)も里見(江口洋介)も
自分のことばっかり考えてるから、
若村麻由美と水野真紀が他の人と結婚しちゃったじゃんか!
と、日本中の人が言ってます。
…水野真紀はまだか。そんなことより、話はかなり変わってきてるけど
ラストはちゃんと感動できるんだろうか?まあ、エンターテイメント性を重視するのはかまわないので
芯だけ外さずに進んでくれればいいんだけど…。柳原(伊藤英明)と亀山(西田尚美)の描き方はいい。
そこに絡んで来る三浦理恵子もハマってると思うし。
人物をしっかり描いてくれれば文句は言わない。採点 7.0(10点満点平均6)
『奥さまは魔女 〜Bewitched in Tokyo〜』 第7話
演出:竹村謙太郎
脚本:後藤法子やっぱりマギー司郎が手品したよ。
あんまり効果的じゃなかったけど。ついでに原田泰造は巴投げ。
新たな登場人物の名前は、大家、田口。
もうお約束のオンパレードだ。米倉涼子のファッションは毎回いいんだけどなあ…。
採点 6.0(10点満点平均6)
『スカイハイ2』 第七死 タイムカプセル
演出:鶴田法男
脚本:小川智子ヒロインが「千と千尋」の声をやった柊瑠美。
かつての同級生役が、津田寛治、早見優、
寺門ジモン、田中要次、氏家恵と妙な豪華さ。
それにしても早見優を使う必要あったのかな?まあそれはいいとして、
現世を彷徨うパターンとしては
主人公を中学生にしたのが良かったと思う。呪い殺そうとした場面の迫力も出たし、
最終的にはノスタルジックな雰囲気も出た。脚本はもっと練ってもよかったと思うけどね、
いつものことだけど。さて、次週は五輪サッカーアジア地区最終予選で休み。
そして最終章ではやっぱりイズコ(釈由美子)が地上へ。
前作もイズコが地上へ降りると面白かったから期待してみよう。採点 6.0(10点満点平均6)
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