タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第26話「伝説のドラマついに終了」

「人にやさしく」にも出演している
極楽とんぼ・加藤浩次の“やっちまった結婚”の相手が
なんと緒沢凛だった。

美少女H組にいた子で
「魔女の条件」でタッキーの家庭教師役をやってた子ね。

かなりの衝撃だなあ。
美少女Hの中では女優としてかなり頑張ってたのに、
最初は元タレントみたいな紹介のされ方だった。
子供ができて事務所とトラブってたのかなあ。

でもこの一部始終(?)を
「めちゃイケ」の中でやるらしい。
まあ、いつもの冗談半分だろうけど。
ちょっと見てみよう。


『ナースマン』 no.5

演出:池田健司
脚本:大野敏哉

エピソードそのものに
やっぱりオリジナリティはないけど、
後半はまあ良かった。

先生(金田明夫)の奥さん役に
今期もそこら中のドラマに出まくっている
大島蓉子を使ったのが何気に効いてたな。

それにしても
今回のようなメインになってしまうと
極楽・山本の棒読みセリフはキツ過ぎる。
このドラマでそんなこと言ってても
しょうがないんだけど。

来週からいよいよ
美和(安倍なつみ)にスポットが当たるのか。
この際、そこに望みを託すしかないかも。

             採点  5.5(10点満点平均6)


『サラリーマン金太郎3』 Fight 7

演出:高野英治
脚本:中園健司

これなら最後まで面白いかも、
と思える回だった。
やっぱり大将がしっかり描かれていると
争いの構図が明確になって
ドラマの中に入っていきやすいな。

そういう意味でも
龍之介(津川雅彦)と大須賀(長門博之)の
会談場面はいいシーンだった。

わずかではあったけど
金太郎の父親、松方弘樹と吹越満との会話も
今後の展開を考えれば重要だった。
回想シーンで2人の関係は分かっていたものの
今まで吹越満のキャラが謎すぎたからね。

終わり方もドラマとしては
もっとも次回が気になる演出。
この作品も実はアタリだったのか!?

             採点  7.0(10点満点平均6)


『人にやさしく』 第7話

演出:田島大輔
脚本:いずみ吉紘

どんな役でも引き受ける沢村一樹が登場して
今回も単純構造の父子ネタ。
でもまあ、原宿の仲間を巻き込んで
みんなで跳び箱の練習するあたりは面白かった。

前々もそうだったけど、
大量のエキストラを使って
前(香取慎吾)たちの交友関係に
説得力を持たす演出はいい。

親子関係には恵まれてない3人だけど
友達を大切にして社会に出ているという
作品の骨格は意外にしっかりしてると思う。

ただその肉付けが
使い古された単純なエピソードで
構成されているから
何となく軽い作品になってしまっているだけで…

でも、日向(陣内孝則)が捜査している事件が
前たち、もしくは明(須賀健太)に関係してくる模様。
ラストへ向けての盛り上がりに期待しよう。

             採点  7.0(10点満点平均6)


『ギンザの恋』 7. 青春に捧げるメロディー

演出:羽住英一郎
作・脚本:九條仁里 脚本協力:福田雄一

残念だったなあ。
こういうドラマが
最後までちゃんと見られなかったのは…。

でもこの非常事態の最終回は
「ギンザの恋」のテイストを残しつつ
うまくまとめた最終回だった。

オープニングはいつもセットどこかに
「ギンザの恋」というタイトルが書かれている
スタイルだったんだけど、
最終回はバーのメニューに書かれていた。
そして30%OFFの文字(笑)。
全10回の予定が7回に短縮されたからね。
とりあえず出だしから笑わせてもらった。

今回、中澤裕子はコスプレで一太(トータス松本)
のまわりを追いかけていたけど、
本当は後半、ずっとそうさせるつもりだったのかもしれない。

そしてそれはじつにいい選択だったのだ。
中澤でも無理なくできる役どころだし
笑いを取りながら
それなりに恋する乙女のいじらしさも出る。
(被害を最小限に食い止める意味の方が強いんだけど)

可子(須藤理彩)と別れることを決意した後の
力也(ユースケ・サンタマリア)は
ユースケのキャラを活かしていて
これも自然で良かった。

この流れでもっと見たかったなあ。
本当にくやしい。

最後、一太からも可子からも告白はなし
という展開は予定通りだったのかどうかは分からないけど、
可子とハッピーエンドの方がむしろムリが出るので
この着地点も短縮版としては良かった。

由似(中澤裕子)も令子(戸田菜穂)も
依然として一太を追いかけ続けるという姿が
微笑ましくもあったしね。

いろんなドラマのパロディーも入っていたので
「究極のカルトドラマついに映画化
 ギンザの恋 THE MOVIE」
も冗談に違いない。
でも、深夜帯とかで続編を作って欲しいな。

世間的にはめちゃくちゃ酷評もされたけど
まさに伝説のドラマらしい最終回だった。


             採点  7.5(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★★☆
                  演出  ★★★★☆
                  配役  ★★★★☆
                  主題歌 ★★★★☆
                  音楽  ★★★☆☆
                  新鮮さ ★★★☆☆
                  話題性 ☆☆☆☆☆

           平均採点  6.85(10点満点平均6)





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