タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中
放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。
「“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)
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第56話「キャラメルみたいな笑顔(#^_^#)」
「空から降る一億の星」も
ついに20%を切りそう。やむを得ず、か。
『ヨイショの男』 第6話 冠婚葬祭入門
演出:金子文紀
脚本:両沢和幸ネタは悪くないのにザツな作りだなあ。
ま、このいい加減さがウリなんだろうな、
このドラマの。得意先の社長、宝田明がマジックショーで着た服は
「私の青空」を見てると笑えるんだけどね。どうでもいいか、そんなこと。
採点 5.0(10点満点平均6)
『空から降る一億の星』 6
演出:平野眞
脚本:北川悦吏子イヤな予感してきた。
ていうか、最悪の展開も
覚悟しておかないとダメかも。“キャラメルみたいな笑顔。
涼(木村拓哉)の目って、
茶色くって、透き通ってて、
甘くて溶けちゃいそう”
だと思わない?って、北川悦吏子が
世の中の女性に問うドラマじゃないよね?
…だったらどうしよう。でも、25年前の事件を前振りしている以上、
涼が女性を操ってただ無差別に人を殺してるわけない。殺された女子大生が
柏木(大澄賢也)のクレー射撃場に来ていて、
涼と接点があったことも明らかになったけど、
要するにそういういろんなことが
25年前の事件と、どう繋がるかだよな。もう少し希望を捨てないで
見守ってみるか。それはそうと、今回は、
「たぬき」で完三(明石家さんま)が野球中継を見ながら
“井川もアカンなあ”
と言ったあと、
すぐに井川遥が入ってきたのは面白かった。
(井川は阪神の投手)このドラマがアカンのは井川のせいじゃないけどね(笑)
あとさあ、
なんで由紀(柴咲コウ)は、
いつも涼に背中を愛撫されてるの?(笑)採点 6.0(10点満点平均6)
『天国への階段』 第七話
演出:岡本浩一
脚本:加藤正人どんどん進路をふさがれていく圭一(佐藤浩市)。
復讐のために切り捨てたいと思っているものが
圭一にとって捨ててはいけないものに
なっているところが面白い。江成(風間杜夫)の亜希子(古手川祐子)に対する思いとか、
奈緒子(大塚寧々)の圭一に対する思いとかも、。
複雑な人間関係を描いてて面白いんだよなあ。今回は、古手川・亜希子が、
圭一のことを圭ちゃんって呼ぶところがグッときた。
宮本・亜希子の髪型で現れたところも。来週は亜希子を挟む、圭一と江成の対決、
圭一を挟む、亜希子と未央(本上まなみ)の対決か。佳境には入っていくな。
採点 7.0(10点満点平均6)
『整形美人。』 第7回演出:藤田明二
脚本:吉田智子一咲(小西真奈美)が
保奈美(米倉涼子)の整形を知るシーンは
コテコテだった。もちろん、流翠(椎名桔平)が知るシーンは
もっとドラマチックに描いてくれるんだろうけど、
ここまで完全に流翠が保奈美に惚れてしまったら
先は見えてるからな。しかもそこで感動するには
見ている側が保奈美を
完全に応援してなきゃいけない。
…それはムリそう(笑)矢島(谷原章介)の存在意味もなくなってるけど、
だからって谷原章介のズボンを下ろさなくても…。こういうコメディーって
キャスティングされて可哀想に…
っていう人が必ず何人かいるな。採点 5.0(10点満点平均6)
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