タイトル■ドラマは何でも教えてくれる
書き手 ■ロビー田中

放映中のTVドラマを“ほぼすべて”見ている、
驚異のドラマ通による、ドラマに関するコラム。

“TVドラマなんかくだらない”と言う人に、
あえて反論するつもりはありません。ただ、
“すべてのTVドラマがくだらないわけでは
ない”とだけ言っておきます。これからも僕は
TVドラマを見続けていくでしょう」(田中)

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第65話「火傷に効くクスリ」

月曜日のフジテレビ。
「空から降る一億の星」も引っ張るけど、
「あいのり」も引っ張る。

じゃあここは、
芳ちゃんの上に一億の星が降る、
という結末でひとつ。


『ヨイショの男』  第9話 炎の出世争い

演出:加藤新
脚本:両沢和幸

徳川(小林稔侍)とのエピソードで
孝太郎(稲垣吾郎)の人間性を描いたところは
単純だけど良かった。

あと、つい“たまには格好いいところ見せてよ”と
言ってしまった尚美(矢田亜希子)も、
実は孝太郎のいいところを知っている、というあたりも。

白石(市川染五郎)が課長昇進を辞退したことを
孝太郎が知った時、
どういう行動を取るのか?

このへんに
次回への興味を無理矢理にでも持とう(笑)

             採点  5.5(10点満点平均6)


『空から降る一億の星』 10

演出:平野眞
脚本:北川悦吏子

優子(深津絵里)自身も
自分が完三(明石家さんま)の
本当の妹でないことを知っていた。
という内容に1時間かけちゃったよ。

仮にも警察の人間が撃ったんだから
涼(木村拓哉)も
自分の父親が犯罪者かも、
と疑ってもよさそうなのに、
なんで殺したんだ!って真顔で聞くし…

だいたい、拳銃持って中まで入れる
警察署っていうのもスゴイし…

何でもアリだなあ。

そして今回も北川節が炸裂。
まず、由紀(柴咲コウ)が完三に、

“私、あなたの心の真ん中にいたいよ。
 海みたいに広くってさ、
 それで毛布みたいに暖かくってさ…。
 場所とらないからさ、
 ちょっとでもいいから、私、
 完ちゃんの心の中にいていいかな”

寒っ!!

そして涼が優子に

“空、飛んだんじゃない?
 初めて鳥かごの中の鳥みたいな心が
 空、飛んだんじゃない?
 優子と会って…”

冷っ!!

このセリフで火傷も冷ませるっちゅーの!

             採点  6.0(10点満点平均6)



『天国への階段』 第十一話

演出:白川士
脚本:加藤正人

自殺しようとしていた亜希子(古手川祐子)を
圭一(佐藤浩市)が止めた。
“死んだら自分が楽になるだけなんだよ。
 昔、絵笛からいなくなった時と変わらないじゃないか。
 昔の君と何にも変わってないじゃないか”
と言って。
ここにやたら説得力を感じたな。

そしてもうひとつ、
圭一の子供・未央(本上まなみ)について
“どうしても圭ちゃんの子供が欲しかったの”
と言った亜希子の言葉にも。

こういう文字だけだと何でもないセリフなのに
ものすごく説得力を持たすだけの描写を
このドラマは最初にしてるんだよな。
丁寧に作ってあるところがこういうところでも分かる。

あと、刑事の桑田(森本レオ)が
圭一に罪を認めるように説得するシーンも良かった。

でも、圭一はすでに覚悟を決めている感じ。
生命保険の受取人も
奈緒子(大塚寧々)のままにしようとしてるし…。

圭一は代議士になるつもりもない。
江成(風間杜夫)を路頭に迷わすつもりもない。
そして亜希子と一緒になる気すらない。
圭一がただひとつ、江成に出した条件は、
亜希子を自由にすること。

…泣けるぜ。泣けるぜ、圭ちゃん(T_T)

             採点  7.5(10点満点平均6)




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