タイトル■童心カクテル
書き手 ■
中村孝太郎

現在放映中の特撮ヒーロー物やゲーム関係の話、
その他無駄話などを勝手気ままに書くコラム。
…になるはずだと思います。きっと、たぶん。


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4杯目「ヤバい事になって来た・・・」

唐突ですが先日、家のパソコンに「ウイルススキャン・オンライン」という
ウイルス対策ソフトをインストールしました。
今まで旧バージョンの「ウイルススキャン」を使用していたのですが
近年のウイルス増加に伴って毎週バージョンアップをしていると
流石に重くなって来て使いづらかったので・・・

「ウイルススキャン」は私がDOS時代から愛用しているウイルス対策ソフト。
ウイルスの発見、駆除に対しては絶大な信頼を寄せているので
絶えず使用しています。
(余談なのですが「某・自称世界一のシェアを誇るウイルス対策ソフト」は
 DOS時代に見事な間抜けっぷりを見せ付けられた恨みから
 友人一同共々使用していません。
 最新版でも他の市販ソフトを勝手にウイルス扱いしてくれる嫌がらせっぷりから
 てっきりコレその物が市販ウイルスじゃ無いのかな?・・と思うのですが)

・・・久々の原稿で初っ端から問題発言ですね・・・

話を戻しますと、「ウイルススキャン」をインストールしている最中に
「スプリクトエラー」なるモノが発生、中断しなくてはならないハメに・・・。

右往左往した挙句、結局メーカーのホームページからアップデータを
ダウンロードするコトで無事にインストールは終了しました、が・・・

・・・・今度はADSL接続が不可能になりやがったヨ・・・・
一晩徹夜してアレコレ調べたら、WINDOWSが馬鹿やっていました。
つまり、窓の名物「謎の不正な処理」と「謎のアプリケーションエラー」が
見事なコンビネーションを見せてくれたのですね。

・・・リンゴのマークが付いたパソコンでは無縁の話ですので
Macユーザーの方々にはイマイチ理解出来ないかもしれませんね。
WINDOWSユーザーは大小の差があれど、毎回こんなトラブルが
ついて回るのです。

まぁ、何かする度に「Sad Mac」が起こる様なモノ、と書けば
少しはご理解頂けるかな・・・?(あながち間違いじゃ無い)

さて、今回も長い前振りでしたが、お題はWINDOWSを始めとして
パソコン業界のシェアを荒らしまくる悪の総本山、
マイクロソフトの会長「ビル・ゲイツ」に愛と尊敬を込めて
パイと生卵を投げつける・・・ではありません。
(WINユーザーなら一度はやりたいドリームですけどね)

その「I・LOVE・ゲイツ」が個人的趣味丸出しで発売した
家庭用ゲーム機「X-BOX」のお話です。

・・・って書いている矢先にX-BOXの値下げが発表されましたね。
ついでにソニーもPS2の値下げを発表すると見せかけて
やっとPS3の開発を正式に発表しやがってくれましたが
そんなコトは去年からバレバレだったのでシカトしましょう。

さて、X箱ことX-BOXですが・・・売れてませんね。
まぁ、デカくて重くて(4kg近い)投げつければ確実に人が殺せる様な
邪魔な箱が日本の家庭に普及するワケがありませんが・・・
ついでに初期不良が発覚したお陰で回収騒ぎに発展したのも
原因と思われますが、PS2でもあらゆる初期不良が発覚した時の
ソニーの心からの強気っぷりに比べれば何ぼかマシなので
コレは原因とは言えませんかね。

単純な原因としては「一般的に売れるゲームが無い」と、
言う簡単なオチでカタが付いてしまいます・・・が、ちょいと待った。

基本的にマイナー好きの私はそれでは納得しないのです。
初めから負け戦を挑む様な大馬鹿野郎にはついつい肩入れしたくなって
しまうのです。
だからプロ野球では阪神が好きなんですけど・・・。

・・・何か∀ガンダムの時も同じノリだったよなぁ・・・

ま、気にしないで細々と応援していきましょう。
「X-BOXを買ってゲイツに完熟トマトをぶつけよう!!」
・・・ホントに応援してるのかね、コイツは・・・。

さてさて、X箱の今回のこの一本!!は・・・
マイクロソフトが発売した「HALO(ヘイロー)」です。
CMで使われたキャッチコピーの「ヤバい事になって来た」は
今回のサブタイトルに盗用させて貰いました、勝手に。

アメリカではX-BOX本体と同時発売されて、当日のうちに
初回生産分が完売した程の人気を誇ったゲームです。

ゲーム内容は一人称の3DSFアドベンチャーです。
ちなみに一人称3Dとは自分のキャラクターの視点で進行するタイプの
ゲームの事を指します。
つまり自分の姿はゲーム画面では見えなくて、周りの風景を
人間の視点の様に見ていく訳ですね。
対照的に「バイオハザード」等に見られる
「自分のキャラクターが画面内に見えている」タイプを三人称3Dと
呼んで区別しています。

掻い摘んで内容を説明すると未来の宇宙で謎の惑星「HALO」に
降り立った主人公の軍人が、未知のエイリアンと楽しく戦いながら
それぞれの作戦を遂行していく、という物です。

3D視点で数々の銃器を駆使してゲショゲショとしたエイリアン達を
射殺していく訳ですが、途中で様々な武器を手に入れる事が出来ます。
例えばライフルを入手して、スコープで敵を捕らえてから狙撃して
遠方の敵を倒す事が出来たりとか、バギーや戦車も敵味方の物を
問わず乗り込めますので、自分の体力を減らすことなく敵のど真ん中に
突入して大暴れしたりとか・・・

この手のゲームはパソコンゲームではすっかりお馴染みなので
別に目新しいゲームでは無いのですが、家庭用ゲームでは
操作系の問題からかあまりお目にかかる事が無いですね。
(パソコンではキーボードのボタンとマウスをフルに使うと
 かなり柔軟に対応出来ますからね)

ついでに4人で協力&対戦プレイが可能ですが、更にX-BOXを4台
通信接続することで最大16人での対戦プレイも可能なのですが・・・
誰がやるんだ?そんな事?!と思われるので忘れましょう。

まぁ、日本人にはあまり受けないでしょうね、このテのゲームは。
このタイプのゲームを喜んでプレイする輩は大半がパソコンで
ネット対戦にて楽しく殺戮して&されてる筈ですし。

トドメとして、このテのゲームをプレイしていると攻撃的衝動が
高められて暴力行動を起こす青少年が増加する、と騒いでくれる
馬鹿な教育論者が圧倒的に多い日本ですから困った物です。
(これ以上はヤバすぎるので自主規制・・・)

まぁ、しばらくは新作が殆ど発売されないX-BOXですから
店頭デモプレイ等でお目にかかれる機会もあると思いますので
冷やかしに体験してみるのも一興かと思います。

ついでばかりの余談です。
「仮面ライダー龍騎」で現在登場している
5人目のライダーの「ライア」ですが、変身前の「手塚 海之」を
演じているのは「高野八誠」と言う俳優ですが、よく考えたら
この人は「ウルトラマンガイア」で準主役「ウルトラマンアグル」に
変身する「藤宮 博也」を演じてました。

ちなみに「仮面ライダー」と「ウルトラマン」の両シリーズで
変身ヒーローを演じる俳優は彼が初めてなのです。
これは珍しいと思っていたら、メディアでもそこそこ取り上げられて
いたらしいですね。後に気が付きましたが・・・。

「ウルトラマンガイア」でもう一つ思い出しました。
「ウルトラマンガイア」の主役、「高山 我夢」を演じた
「吉岡毅志」を筆頭として、「戦隊系アイドルユニットHERO730」が
2年間限定で(だと思ったけど)結成されました。
他のメンバーの顔ぶれを挙げてみましょうか。

「仮面ライダーアギト」で、ギルス「葦原 涼」役の「友井雄亮」
「百獣戦隊ガオレンジャー」で、ガオブルー「鮫津 海」役の「柴木丈瑠」
「未来戦隊タイムレンジャー」で、タイムブルー「アヤセ」役の「城戸裕次」
「仮面ライダークウガ」で、最終ボス「ン・ダグバ・ゼバ」役の「浦井健治」

上記の5人が「HERO730」のメンバーとして
様々な活動を行っていく様です。

しかし、ついにここまで来たか・・・って気もしますね。
柴木丈瑠は元・ジャニーズJrの一員として活動していたので
解りやすいのですけど・・・。

最近の朝の時間帯のヒーロー番組は、ヘタしたら子供以上に母親が
夢中で見ている事が多いですから、頷けもする話です。
でも、こうなってくると戦隊シリーズで
「味のある3枚目のヒーロー(キレンジャーの様なタイプ)」が
再び登場するなんて事は、夢のまた夢になってしまうのでしょうか・・・
ちょっと悲しい気がするのは私だけですかねぇ。

ちょっとブルーが入ってきたところで今回はここまでとしましょうか。

ではまた次回。
ふぅ・・・・・・・






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