タイトル■家計簿ポエム
書き手 ■主婦・夢羽眠(むうみん)
東京都東久留米市在住、ポエムと節約が趣味の
ポエマー主婦が、家庭のトップシークレット
「家計簿」をなぜか赤裸々に堂々公開!
さあ、ヒトんちの家計を覗いてみましょう!
・これまでのポエム
ポエム25・1月9日(火)
あっぱれあっぱれドカベン
<今日の支出>
0円
<今日の出来事>今日の夕飯も
昨日の残りのカレー。
で、3歳の息子・ガッツは
「えー。今日もカレーなの?」
などと
生意気な事をぬかす。義姉のところの
小学1年と3年の子供も、
昨日と同じおかずだと
ふてくされて食べないらしい。なんという贅沢!!
今の子供は、
本当に贅沢だ。私たちの年代も
いわゆる「餓え」
を知らない。
でも、
私の親は戦後の貧しい時を
生きてきた年代だから、
その経験を聞いて育ってきたので、
「食べ物を粗末にするとバチが当たる」
とは思っている。
でも、それを
ガッツたちの世代に
伝えてゆく事が出来るだろうか、
と不安に思った。実は私だって
戦争映画を観たり、
外国の貧しい子供達の姿をテレビで観たりしても、
「かわいそうに」
と涙を流したり、
いかに自分が恵まれているかを痛感は出来ても、
その人に自分の身を置き換えて考える事は
本当には出来ないと思う。
「自分は一生、餓える事なんてない」
と信じていると思う。主婦になってからは、
夕飯の残り物は、
次の日のお昼に食べたりとかして、
食べ物を捨てる事は極力避けている。
でも、
野菜や肉など、
腐らせたり、賞味期限を切らして
捨てる事は、たまにあるし、
外食した時とかは
おなかがいっぱいだと残す。やっぱり
「食べ物の大切さ」
をわかっていないんだと思う。そんな私が、いくら
「贅沢言わないで食べなさい」
とか
「食べ物をおもちゃにしちゃいけません」
とか
「おなかがすいて、死んじゃう子もいるんだよ」
なんて言い聞かせても、
なんだか説得力がないんじゃないか、なんて
すごく落ち込んでしまった。
親として失格だな、と。結局、ガッツは
カレーをおかわりして食べたけど、
(文句は言っても、基本的には単純なので)
この先、このテーマについて
どう教えていくか
考えて行こう。この事だけじゃなくても、
自分の事は棚に上げる事が
ものすごく多い。
その度落ち込む。
子供に言い聞かせると同時に
自分に対しても言い聞かせている、ような。ガッツが成長して、
私が怒った時に
「おかあちゃんだって、
いつもご飯大切にしていないじゃないか!」
と言われないように、がんばろう。
食べ物についてだけじゃなくても。<今日のポエム>
マンガのドカベンの山田太郎が
「お米1粒には7人の神様がいるから
ご飯を粗末にするな!」
と言っていた事を思い出したの。彼は
ドカベンの隅にこびりついている
お米一粒さえ残さない。
ナイスガイ!あっぱれあっぱれドカベン
あっぱれあっぱれドカベン
やーまだたーろおー。
[主婦・夢羽眠(むうみん)の自己紹介]
番外編 ■ガッツが描いた夢羽眠一家 ここをクリック
描き手 ■ガッツ(3歳2ヵ月)
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