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「狼はガガーリン空港へ行く」参加者の自己紹介 ■■

12月17日(月)創刊予定のウェブマガジン
「狼はガガーリン空港へ行く」にはこんな人達が参加します。
こんな内容のコラムを書きます。ということがわかる、
一人づつの自己紹介文をまずはお届けします。



<01>
主婦/夢羽眠(30)の場合


企画名 ■ 家計簿ポエム
内 容 ■ 家計簿を赤裸々に公開するコラム(ポエム?)


はじめまして。
私は、東久留米市在住の
ポエマー主婦・夢羽眠(むうみん)です。

ポエムと節約が趣味の30歳。
これから我が家の家計簿を
赤裸々に公開していきたいと思ってます。

平凡な主婦である私が、
なぜに家庭のトップシークレットである家計簿を
人様にお見せしようと思ったか…。
そのことをちょっと書きたいと思います。

以前、このHPの主催者である谷田氏と
同じ職場で編集者をやっていた私。
結婚を機に退職し、すぐに出産。
毎日を、乳飲み子と夫の世話で
忙しく、でも退屈に過ごしてきたの。

編集者時代は、昼も夜もなく働き、
忙しくて目が回りながらも充実した日々だったわ。
それが、結婚した途端
なんの楽しみもない。

その上、なれない土地に嫁いだため
友達もいない。
でもすぐに子供が生まれたので
バタバタとあわただしく、
「さみしい」と思う間もなく日々を過ごしてきた。

ただ、漠然と「つまらない」とは感じていた。
「なにかやりたい」と。

でも、所詮なんのとりえもない主婦。
無力な主婦に何ができるもんか。
子供だって、まだ手がかかるし
外に働きに出るにはまだ早いもんね。
決して裕福ではないので
お金も自由にならないし。

そんな折、谷田氏からメールをもらったのよ。
「なにかやらないか」と。

私は、1も2もなくその話に飛びついたわ。
よくぞ誘ってくれました、ってね。

でも、冷静に考えてみると
一体私に何ができるのか…。
仕事から離れてしまうと
「主婦ボケ」してしまって、
頭の中は子供の事と
家計をどう切り詰めるか
という、面白くない事ばかり。

でも、打ち合わせと称して
谷田氏に会うと
私の話を興味深げに聞くのよ。

この不況の折、
夫は残業手当も出ず、
やりくりにほとほとまいっているといった
「グチ」や、
秋刀魚が50円だったとか、
小麦粉が足りなくて
近所の家に借りに行ったなんていう
私にとって「なんでもない話」が、
彼には新鮮で、面白いんだって。
他人の生活を覗き見する感覚が
楽しいんだろうね。

「主婦にとって当たり前の事って
そうでない人には面白い事なんだ」

って、私もその事実が面白かったの。

じゃあ
我が家のしょぼい家計簿とかって
他の人が見たら面白いのかなって事で、
思いきって見せちゃう?
みたいに思ったのね。

それに、編集部時代に
好評を博した(?)私の自作ポエム。
それと組み合わせて
「家計簿ポエム」
なんてやったら面白そうだね。
って事になったの。

まあ、はたしてそれは一般ウケするのか?
ひょっとして面白いと思っているのは
私と谷田氏だけではないのか?
という不安もありますが、
でも、自分が面白いと思った事やりたかったんだもんね。

そんなわけで、ぼつぼつはじめたいと思います。
東久留米市在住の一般家庭の
家計簿を覗いてみたいと思った方は
どうか見てやってください。
あっ、一般家庭じゃないかも。
低所得家庭だわな(笑)。


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