タイトル■家計簿ポエム
書き手 ■主婦・夢羽眠(むうみん)

東京都東久留米市在住、ポエムと節約が趣味の
ポエマー主婦が、家庭のトップシークレット
「家計簿」をなぜか赤裸々に堂々公開!
さあ、ヒトんちの家計を覗いてみましょう!

・これまでのポエム


ポエム74・3月5日(火)
我が家の家計の救世主になって!


<今日の支出>

(近所のスーパー)
えびせんべい 100円
えび満月 100円
かりんとう 198円
しいたけ 100円
マーボーナスのもと 168円
たまねぎ 95円
にんじん 95円
ピーマン 98円
なす 198円
じゃがいも 95円

税込み合計 1309円

本日の合計 1309円


<今日の出来事>

最近のガッツは、
半月ほど前に放送された、
ドラえもんの
「がんばれジャイアン」というお話を、
ビデオで何度も何度も繰り返し観ている。

あらすじは、
ジャイアンの妹で漫画家志望のジャイ子が、
同じ漫画家を志す茂手モテ夫(もてもてお)くんに恋をして、
それをジャイアンが応援しようとするのだけど、
空回りして、ジャイ子に嫌われてしまう。
でも、結局最後は、ドラえもんの道具や
のび太、スネ夫、しずかちゃんら仲間の協力で
ハッピーエンドとなる、といったお話。

この物語を、1日5回、
多い時は7回8回と、繰り返し観ている。
それも毎日。
だから、セリフまで覚えてしまい、
ひとり芝居をしている。
それも役になりきっているので、
こっそり見ていると、
本当におかしい。

ジャイアンを演じて
「ばかやろう!」と怒鳴ったかとおもうと
「ご、ごめん」なんて
のび太口調でおびえたり、
忙しい。

でも、ごく最近は、
そのひとり芝居に私まで巻き込み、
ふたりでジャイアンとジャイ子になって
小芝居をしている。

ガッツがお気に入りのくだりは、
茂手くんと一緒に同人誌を作ろうとはりきるジャイ子に、
ジャイアンがおせっかいを焼くシーン。

(兄)はジャイアン(妹)はジャイ子

(兄) 差し入れを次々と持ってきて、
    ジャイ子に追い出される
(妹) 「お兄ちゃんいいかげんにして!
    せっかくいいアイデアが出掛かってるのに
    全然集中できない!
    あっち行っててよ!」
(兄)「そんな冷たいこと言うなよ。
    おにいちゃんはな、お前達の同人誌、
    楽しみにしてるんだぞ」
(妹)「どうして同人誌の事知ってるの?」
(兄)「それはその〜」
(妹)「茂手さんに会ったのね!」
(兄) 口ごもる
(妹)「そうなのね!」
(兄)「お兄ちゃん心配でな。つい…」
(妹)「どうして勝手な事するのよ!
    私の事はもうほっといてよ」

このセリフを、私とガッツ
お互いがジャイアンとジャイ子になりきって
演じるのだ。
配役は、変わりばんこ。

付き合う私も、
大変なんです。
身振り手振りや口調など、
なりきらずに適当にすると
「ちがうでしょ!」
と怒られるもんで。
それにガッツは、場所を選ばず突然芝居をはじめるので、
買物に行く途中の道端で
「私の事はもうほっといてよ!」
なんて大声で言うので、
道行く人は、妙な視線で見る…。

その話をスージーにしたら、
「アイツ、愛嬌はあるし
 記憶力もいいから(親ばかね)
 劇団にでも入れようか」
と言う。

これからの時代は、
顔じゃない!!
ガッツをチャイドルにして、
金儲けしようか、と
密かに計画。
顔は不細工だけど、
性格俳優に。
どうでしょう?

<今日のポエム>

洋画を観るといつも思うの。
「どうして外国の子役は演技が上手なのに
日本の子役はセリフ棒読みなのかしら」って。
「ホームアローン」の子とか
「シックスセンス」の子とか、
大人顔負けの芝居をやってこなすじゃない?
あれだけできれば、
さぞかし親は
ホクホクだろうな。
「子役は子役どまり。
大人になっても大成しない」って言うけど、
それでも良いから
我が家の家計の救世主になって!
ガッツ!






[主婦・夢羽眠(むうみん)の自己紹介]

番外編 ■ガッツが描いた夢羽眠一家 ここをクリック
描き手 ■
ガッツ(3歳2ヵ月)




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