タイトル■狼男の記録
書き手 ■谷田俊太郎

はガガーリン空港へ行く」を主宰している
の書いた制作記録でがんす。略して「狼男の記録」。
狼男といえば、「ウォーでがんすのオオカミ男♪」
でおなじみの「がんす」でがんす。でも面倒くさい
ので、本文では「がんす」は省略するでがんす。

>>これまでの記録


<07> 12月22日(土)

■■ ある土曜日の記録  ■■

ハリーポッターを見てきた。

睡眠不足のせいか(言い訳)
一瞬寝てしまったが
なかなか楽しい映画だった。

「ジュラシックパーク」などと同様の
“ディズニーランド映画”。

ディズニーランド映画とは
勝手に作った言葉だけど、
要するに、
ストーリーやテーマ云々というより
ディズニーランドみたいに
夢の世界をただ体感できる、
金のかかった映画のことを指します。

で、その話は置いておいて
俺がこの映画で確信したのは
「やっぱ俺、外人の女の子がスキだあ!」
ってことである!!
(偉そうに言うことではないが)

「エイリアン2」もそうだったし、
どーも白人の美少女系に弱いのよね、わし。
顔が好みなんですわ、どーも。
ロリコンなのか?

しかも名前忘れたけど
ポッターに出てくる女の子は
「人間関係に不器用なガリ勉タイプ」

これにも弱いんよね、わし。

エヴァンゲリオンのアスカとかね、
あーゆー子にどうも
肩入れする傾向なんですわ。

そういうわけで
ストライクゾーンばっちり!
楽しく見ることができました。

夜、ミスター高橋(元・新日本プロレスの名レフリー)
が書いた、話題騒然の問題の書
「流血の魔術 最強の演技
 〜すべてのプロレスはショーである〜」
を読了

「日本にプロレスが誕生して以来の
 最大にして最後のタブーを初公開!」

とオビにセンセーショナルな見出しが踊っているが
看板に偽りなし。つーか、それ以上の内容だ。

映画「ビヨンド・ザ・マット」など
一連のプロレスの仕組みカミングアウトものの
まさに決定版といっていい。

当事者が語っているだけに説得力ありすぎ。

ある程度、想像通りだったが
想像以上の部分も多く、
何もショックはない、と言えばウソになる。

けど、カミングアウトされればされるほど、
プロレスという「底がまる見えの底なし沼」の
謎は深まっていき、その比類なきジャンルっぷりに
魅了されるのは、不思議でもある。

しかしながら
アメリカ同様に日本でも
完全カミングアウトすべきか否かは
正直、考えさせられる。

「ショー」を前提にするなら
それ相当のスーパースターや演出家、脚本家が必要だ。
今の日本プロレス界には残念ながら
そういうスターも頭脳も金もないのでは…?

ましてや、真剣勝負を最上位概念に
置いているのが日本人なのだ。
となると真剣勝負幻想を
完全に捨てさることは危険ではないか?
今の時点では、そう思える。

<補足>

えーと、何の制作記録にも
ならない内容になってしまいました
(毎度のこと?)

こんなことを考えている人間が
このHPを主催してます。

ということでひとつご勘弁を…。


(つづく)







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