タイトル■狼男の記録
書き手 ■谷田俊太郎

はガガーリン空港へ行く」を主宰している
の書いた制作記録でがんす。略して「狼男の記録」。
狼男といえば、「ウォーでがんすのオオカミ男♪」
でおなじみの「がんす」でがんす。でも面倒くさい
ので、本文では「がんす」は省略するでがんす。

>>これまでの記録


<47> 2月14日(木)

■■ マイ・ブラディ・バレンタイン ■■


昼、幻冬社で「ホームレス作家」の
松井計さんを取材。

強面な人を想像していたけど、
会ってみると柔和で腰の低い人だった。
話はとても興味深いものだった。

今ではホームレス生活から脱出できたけど
奥さんや子供とはまだ一緒に暮らせてないそう。
早くその日が来ることを、
他人事ながら願わせていただきます。

あまり関係ないけど
このフロム・エーの連載
インタビューシリーズ「人生の前編後編」の
富野監督の記事を見て、
幻冬社の編集者の方が
「これはいい企画ですね〜」
とおっしゃってくれた。

現在最強の出版社の方にそう言っていただけるのは
嬉しかったっす。恐縮です。

もうひとつ関係ないけど
撮影をした
幻冬社の向いの駐車場の横にあった
工事中のアパートは
あのルーシー・ブラックマンさんが
いたアパートだったそう。
へえ〜。

夕方から打ち合わせ。

夜、軽く飲み。

深夜ちょろちょろ原稿書き。

夜中に届いた、めめさんの原稿を見て
「今日はバレンタインデーだったのか!」
と初めて気づく。

振り返れば
オッサン(失礼。俺も含め)
ばかりと話をしていて
女性とは一言も喋ってない
バレンタインデーだった。

(つづく)





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