タイトル■狼男の記録
書き手 ■谷田俊太郎
「狼はガガーリン空港へ行く」を主宰している男
の書いた制作記録でがんす。略して「狼男の記録」。
狼男といえば、「ウォーでがんすのオオカミ男♪」
でおなじみの「がんす」でがんす。でも面倒くさい
ので、本文では「がんす」は省略するでがんす。
＞＞これまでの記録
＜66＞ 3月8日（金）〜10日（日）
■■ イクスピアリ、地球光、bird、…etc ■■
金曜夜は送別会で朝帰り。
飲み屋で寝てしまったおかげで（？）
電車では寝ずに家に辿りつける。
土曜、「地球光」を
見るためにイクスピアリへ。
午前中の舞台挨拶を見たかったが
さすがに起きられず、無念。
イスクピアリは
どの店員さんも丁寧で
サービスもいき届いていて、
きれいな女性も多い。
さすがサービス産業の最高峰
ディズニーだぜ、と感心。
行くのはめんどくさいけど、
行ってみると、なかなか楽しい。
昔の閑散とした舞浜駅前からの
変貌ぶりがなんとも感慨深い。
リングスを見るために
NKホールによく通ったものだ。
鳴呼…時は移ろう。
「地球光」は２度目ということで
だいぶ冷静に見ることができた。
自分なりの受け止め方が
整理できてきたように思える。
やはり9.11テロ事件以後に
公開された映画だというところが
一番のキーポイントかもしれない。
そう考えると、こういうバージョンに
なるのも合点がいくような気がする。
ウォドムのインパクトがテレビ以上の
ものになっているのも、そのせいかも…。
あの事件が世界に与えた影響は
やはりあまりにも大きい。
「クワアイナ」でバーガーを食べる。
アメリカ的なジャンクフードには目はないので
かなりソソったが、ボリュームありすぎで
後半は脂がこたえる…。
日曜日、春到来を思わせる暖かい日。
掃除したり仕事したりビデオ見たり。
こんな日には
birdの新譜が本当に気持ちよく聴ける。
リゾート地にいるような開放感と浮遊感。
あー気持いい！
以前、モルディブに行った時に
CDをやたら持っていった。
ビーチボーイズ、ビートルズ、サザンオールスターズ、
ファットボーイスリム、大滝詠一、デビッド・シルビアン…
圧倒的な青空、完璧にエメラルドグリーンの海、
聞こえるのは波と風の音だけという小さな島では、
どんな音楽も耳障りだった。
けど、birdだけが、そんな世界に溶け込み、
リラックス気分を増幅させてくれた。
だから今でも聴いていると、その時の気分を
リアルに再現できる。bird、すごいわ。
「模倣犯」読み始める。
本文二段組で分厚いのが上下二巻。長い旅になりそう。
森田芳光による映画化は本当に楽しみ。
そんな土日。
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