タイトル■がんばれ！ピンク映画
書き手 ■カタリョウ・アユミ
これは、ピンク映画をとりまく人たちの
愛と青春の、そして貧乏の物語です。
でも書いているのは、フツーのOL（会社員？）。
彼女が垣間見たのは、一体どんな世界なのか？
なんだか興味シンシンなのです！
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第18回 ごぶさたしてます
どもどもどもども。ごぶさたしてます。
わたしが２年も更新をサボっている間に
（前回は日韓ワールドカップの話してますよ・驚）
戦争が起きたり、
自衛隊がイラクにいったり、
プロ野球が１リーグになりそうだったり、
狼男さんもロビーさんもブログを始めたり、
井上康生が一本とられて負けてしまったり、
ホント、いろんなことが起きていますねー。
なんとＰ−１の舞台だった
「中野武蔵野館」もなくなってしまったですよ。
それでもピンク映画は作られ続けてます。
ということで、早速ですが
ピンク映画の上映会があるので告知です。
もう始まってしまっているものもありますが、ご参考に！
＜その１＞
「日本映画考vol.1
〜A New School of Pink-Movies〜」
８／２４（火）〜９／２（木）＠アテネ・フランセ文化センター
http://www.athenee.net/culturalcenter/
マニアックな映画の上映会には定評のある（？）
アテネ・フランセ文化センターにて行われる特集です。
vol.1というからには、今後も続いていくんでしょう。
今回のピンク特集は、若手監督の比較的新しい作品を中心に
全部で１２本が上映されます。
カタリョウ的にマストなのは以下の２本です。
※（ ）は公開タイトル
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『手錠』 2002／71分
（ロスト・ヴァージン やみつき援助交際）
監督：サトウトシキ 脚本：今岡信治
出演：佐々木日記 松永大司 斉藤知香 佐倉麻美
十年前の夏、五年前の夏、今年の夏……。
夏の思い出をひとつひとつ積み重ね、女は今を生きる。
時に幸福で時に残酷な人生の“夏”を生き抜く
現代の若者の姿を見事に捉えた一編。
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『お弁当』 2004／66分
（熟女・発情 タマしゃぶり）
監督・脚本：いまおかしんじ
出演：林由美香 吉岡睦雄 華沢レモン 伊藤清美
ボーリング場で働く無口な女と
郵便局員の男の出会いと別れ。
もはや若くはない女が突き進む狂気の愛を、
圧倒的な描写力で描き出す。
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他にも、Ｐ−１グランプリ作品の
瀬々敬久監督
『トーキョー・エロティカ』
榎本敏郎監督
『耳を澄ます夏』
（痴漢電車 さわってビックリ！）→第８回／９回参照
田尻裕司監督
『姉妹ＯＬ 抱きしめたい』 →第１５回参照
坂本礼監督
『21st century girl』
（１８才 下着の中のうずき） →第１２回参照
など、今まででオススメしてきた作品がずらり！です。
ほぼ毎日、最終回の上映後には監督の挨拶があったり
８／２８（土）にはトークショーもあるそうなので
スケジュールをチェックしてみて下さい。
ちなみにカタリョウは
８月２８日（土）と９月１日（水）に行く予定です。
＜その２＞
「新日本作家主義烈伝VOL.10 上野俊哉」
９／３（土）４（日）＠アテネ・フランセ文化センター
http://www.athenee.net/culturalcenter/
上野監督の作品が初期のものから順に６本かかります。
私の好きな今岡信治監督も、
2000年のアテネの作家主義列伝がプチブレイクの
きっかけになったので、上野監督の今後にも期待です！
カタリョウ的に注目しているのは『曖昧』という作品。
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『曖昧』 2003／63分
（猥褻ネット集団 いかせて！！）
監督：上野俊哉 脚本：高原秀和
出演：江端英久 村山紀子 佐々木日記 藍山みなみ
ハンコ屋の店主が誘う秘密のパーティー。
出席者はインターネットを通じて知り合った五人の男女。
死と向き合う現代人の姿を捉えた現時点での監督最新作。
生と死の境で戯れる人々が繰り広げる悲喜劇を、
一定の距離感を保った澄みきった映像で見つめる。
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ヒロシが助監督をやったものです。
ちょっと前に、ネットで知り合った男女が集団自殺する、
っていう事件が連鎖的にありましたよね。
それをモチーフにした作品です。
台本の製本を手伝った時に読ませてもらって
映画になったら見たいなー、と思っていたんですが、
日程的に厳しそうで・・・。残念！
＜その３＞
女の子の☆女の子のための☆女の子による
『ロマンポルノ入門講座』
９／１８（土）23:50〜オールナイト＠シネクイント
http://www.cinequinto.com/web/special/roman/
前にもやっていたイベントが復活！
今回はロマンポルノということで、
見られる機会が少ない絶滅危惧種ですから
カタリョウも是非参戦したいと思います！
ちなみに入れるのは女の子限定です。
上映されるのは、
『人妻集団暴行致死事件』78年
『女子大寮vs看護学園寮』84年
『ロリータ妻 微熱』84年
の３本に加えて、スペシャルゲストに関連した
スペシャル上映が１本あるとのこと。
誰なんでしょうねー。楽しみですねー。
鴻上尚史さんがシークレットゲストと
トークショーをしたりもするそうです。
でも、正直、オールナイトがキツイ歳になってます・・・。
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