写真協力archaic fiction

タイトル■恋愛発展途上国へようこそ
書き手 ■

みなさん、恋してますか? このコラムは、
フツーのOLが、フツーに恋している様子を、
フツーに書いたものです。現在進行系の恋の
様子を、行方もわからないままライブで報告。
今恋してる人も、前に恋していた人も一緒に
恋の気分を共有してドキドキしてみましょう!


<LIVE.01 >
本能が「恋しろー」って叫んでるんですね!

『男性が30.2歳、女性が27.9歳』

これが何の数字だか分かりますか?
わりと簡単だと思いますのですぐに答えです。
そう、「結婚適齢期」の数値。

私は今年で28歳になります。
まさに結婚適齢期まっさかり、のはず。
もう結婚していてもいい、はず。

この適齢期に従って(かどうか知りませんが)
ご結婚された方々。

結婚の「け」の字も見えてこない私とっては、
既婚者の方々はみな、奇跡!恋人もいないので、
街行くカップルでさえみな奇跡的!!

みんなどうやって付き合い始めて、
どうやって結婚していくのだろう? 

もちろん今まで付き合ったことはありますが、
まさに「喉もと過ぎると熱さを忘れる」状態です。

世界に溢れている「恋・愛」だけど、
いざ自分となるとなんか分からなくなる。
これは小学生だろうが大人だろうが
変わらぬ気持ちだと思います。

でも、やっぱり「恋」は楽しいものですよね。
だから私は、結婚しないで「恋」しているのかもしれません。
もしかして結婚もできない言い訳?
いやいや。本能が「恋しろー」って叫んでるんですね、きっと。

「恋」する感情をみなさん忘れていませんか?
このコラムは、27歳のフツーのOLが、フツーに恋を
している様子を、フツーにお届けするものです。

今、「恋」をしている方は自分と照らし合わせて
素敵なドキドキを共有しましょう!

昔「恋」をしてたいた方は、「あーそんな気持ち忘れていたなぁ」
とか「私もそんなことあった!あった!」
ってな感じで、ノスタルジーに浸って思い出して明日への
糧にしていただけると幸いです。

これは、シナリオなんか存在しない全く持ってライブな
「恋の行方」です。
とはいえ、まず最初は私と、その片思いの彼の出会いを
お話しないと話が始まりません。

**************************

まず彼と出会ったのは2001年の9月。
前の彼と別れてなかなか新しい出会いに恵まれなかった
私に、中学・高校と同じ学び舎で過ごした男友達が
ある男性を紹介してくれました。

紹介される前から、私は自分でも驚くくらいの
過度な期待を抱いていたのです。
期待すればする程つまらない映画のようになる
可能性も自分で気が付いていたのですが、なぜでしょう?
まだ会わぬ男性への期待は膨らむばかり。

というのも、その同級生の男友達の絶大なるオスミツキ
だったからでしょうか? 男友達曰く

・今年入った新入社員の中ではピカイチにかっこいい
・それでいて、純で誠実

もう、この二つを聞くだけでクラクラきます。

飲み会は、土曜日の夕方から原宿で合コンというより、もっと
アットホームな感じ。私は同じ趣味のサークルの友達を誘った、
3対3でのお食事でした。

初めて彼と会ったのは、原宿のGAP前。
とにかく爽やかをしょっているような人。

大学時代はサッカー部ということで、
先輩を敬う姿勢は抜群で、自分から前に出て話さず、
とにかくよく気が付く。そして、
外見は背も高く噂とおりのいい男。
なぜ彼女がいないの?という感じ。

ちょうど、私の同級生(彼にとっては先輩)が
席をはずしているときにこっそりと

「いや、実は今回始めて○○さんに飲み会を誘って
 いただいて、正直すごい嬉しかったんですよね、あ、でも
 これは○○さんには言わないでくださいね、恥ずかしいので」

というかわいい一面も。

私は、「好きになれる人・なれない人」の区別がほぼ一瞬で
決まるのですが、もちろん彼はジャストミートでした。

最初の飲み会では、メールアドレスの交換をしました。
電話番号ではなく、メールアドレスを聞く。
とっても今風ですよね(照れ笑)。
とにかく、これが彼への気持ちの入口というわけです。

さて、続きは次回ということで。

ところでみなさんは、初対面で「好きになれる人・なれない人」
の区別ってつきますか?


(つづく)




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