タイトル■戦隊シリーズ学習帳
書き手 ■中村孝太郎
「戦隊シリーズ」とは何かーー?
ゴレンジャーやらデンジマンやらガオレンジャー
などの、あのカラフルな一連のシリーズです。
26年前に始まり、今なお休むことなく作られ
続ける、この大長寿人気シリーズですが、
なぜか「ウルトラマン」や「仮面ライダー」など
に比べると、不当に低い社会評価しか与えられて
ないようです。なんで?もっと讃えましょうよ!
…と、お節介なメッセージも込めつつ、
この戦隊シリーズについて考察していく予定!
>>前回の復習
第4回 比較・検証・回顧録・・・?(その4・ファンタジー!?)
♪〜〜♪〜〜♪〜
(↑ 只今ドラクエ4プレイ中・・・)ちなみに現在、第4章です・・・・
いや〜〜っ、久しぶりだから結構忘れているなぁ・・・
・・・ハッ!!し、失礼しました。
では、予告した通りに今回は「ファンタジー」で行きますね。
・・個人的には、ファミコン版の音楽の方が好きだけど・・・
(まだドラクエネタでひっばってる・・・)
さて、ファンタジーという言葉が日本でメジャーに
なったのはここ20年くらいでしょうか。
家庭用ゲーム機の普及が始まった事で
「ロールプレイングゲーム(RPG)」が日本でも
手軽にプレイされる様になりました。
ファミコンで「ドラゴンクエスト」が発売されて
社会現象にまで発展しましたね。
これを皮切りにして次々とRPGが発売されたおかげで
「ファンタジー」という言葉が普及したと言ってもいいでしょう。・・・しかし!一般に認知されているファンタジーとは
いわゆる西洋の中世期「剣と魔法」の世界でしょうね。
・・・間違ってはいませんけど、正解では無いのです。「ドラクエ」を始めとする「剣と魔法」の世界観のベースと
なっている作品が存在します。
J.R.R.トールキン著の「ホビットの冒険」「指輪物語」です。
これはトールキンが子供たちのために書いた童話なのです。
さらにこれらの底本となったのが「西境の赤表紙本」という
中国を舞台にした古典作品ですが・・・。
ヒロイックファンタジーの原点ともいえるこれらの作品は
後の作品に絶大な影響を与えました。
ちなみに指輪物語は全3冊の壮大な物語です。
来年には日本でも映画が公開されますので
興味のある方は見に行かれてはいかがでしょうか。
(全3作の製作予定だそうです。原作に合わせてますね)
・・・ちょいと脱線しましたね・・・
ここで「ファンタジー」の意味を調べてみますと・・・
fan-ta-sy(ファンタジー)
1.空想、幻想;気まぐれ
2.空想[幻想]の産物
・・・と、なっています。
別に中世の世界でなくてもいいのですね。
まぁ、童話や昔話の類は古今東西を問わずにファンタジーと
いってもいいのです。
・・・まだ話が見えてきませんか?
つまり、戦隊ヒーローを始めとする特撮ヒーローや
アニメの世界も「ファンタジー」だという事を言いたいのです。
現代劇であっても、現実では無いのですからね。
日本では「ファンタジー」に対する認識の違いからか
どうしても大人の物というより子供の物と取られがちです。
・・・これだから日本の大人はツマラナイんだ・・・
・・・いい意味で「童心」を持っている大人の少ないコトと言ったら・・・
(ブツブツ呟きながらボヤく私・・・)
でも子供はそんな理屈は何するものぞ!
子供はファンタジーが大好きなのですから。
(でも最近は夢を見れない子供も多いですね。
それは大人の責任なのですが・・・悲しいねぇ)
特にRPG等で馴染んだ訳でも無い筈なのに
(小さい子供がRPGをプレイ出来るワケないですし)
戦隊ヒーローは実にRPG的な要素を含んでいます。
何故だろうか?・・・と考えてみました。
そこでフッと思ったのが、日本人の民族性に関係している
のでは・・・?と、言うコトです。
同時に何故戦隊ヒーローの評価が低いのか、
という悲しい理由の訳も・・・
さて、今回はココまでです。
オイ、短いナ・・・と本人も思いますが、
異常に長くなりそうですので・・・
次回はいよいよ「戦隊ヒーロー」とは何ぞや?
そして「何故扱いが低いのか?」という疑問の
私なりの考察をまとめてみます。
次回は異常に長い原稿になりそうですが
何とかお付き合い下さいね。
では、また次回・・・
『レモン・カレー?!』
[中村孝太郎の自己紹介]
[トップへ]