09/11/01〜09/20/01




09/11/01

ああ、アメリカでムチャクチャなテロ事件が起きています。

全米で11機のジェット機が乗っ取られているようです。

ジャンボジェット二機が貿易センタービルに衝突し、ツインタワー二つとも崩落してしまいました。

何千人の人が犠牲になっているのでしょうか。

これが、21世紀の始まりなのでしょうか?

映画以上の現実。

(09/12/01 0:43am)


09/13/01

さて、このWebページを始めてちょうど一カ月になりました。
だからってなーんもありません。

昨日、今日、テレビと首っ引きになり、つらつらと考えなくてもいいことを考えておりました。
ガラにもなく人の命の重さなど量ったり。

宗教、政治、ナショナリズム、無限連鎖する憎悪。

アメリカ的生き方は全てを白黒はっきりさせる。
自分の立ち位置を明確にし、相手にもそれを求める。
「味方でなければ、あなたは何なのか?」と。
味方でなければ敵なのだろうか?

テロリストに人権はない。
テロリストは他人の人権を認めていないからだ。
しかし、テロリストにも彼らの大義がある。
彼らを裁くのはアメリカではない。
被告を原告が裁く裁判などないからだ。

アメリカの大統領は言う。
「世界は力を合わせテロリズムに立ち向かわなければならない」
その時の世界とは誰のための世界だろうか?

弱腰でも他人の言いなりでも、敵を作らない。
テロリストがやっていた教団でさえなくならない日本的生き方はどうなのでしょうか?
日本でああいったテロが起こることはあるのでしょうか?
NOと言えない日本はダメなのでしょうか?

アメリカは必ず報復をする。巡航ミサイルをテロリストの親分の所に打ち込むでしょう。
そしてますます憎悪はつのって行く。

そこに終わりはあるのだあろうか。


09/14/01

なんだか眠くてボーとしてます。タイチです。

人には持って生まれたがある。と聞きますが、アントニオ猪木の星はいったいどんな星でしょうか?

猪木ぼうぜん。ビルの崩壊現場に遭遇、
マンハッタン訪問中。


【ニューヨーク十一日武藤芳治】世界貿易センタービルが崩壊した十一日午前十時半すぎ、マンハッタンを訪問中だったプロレスラー、アントニオ猪木(58)が五番街中心部のロックフェラーセンター前の歩道から、崩壊の現場を目撃していた。

現場までは五キロほどの距離があったが、車線が広く空いた五番街のビルの空間からは黒煙を上げて炎上する貿易センタービルの姿が真正面に見えた。そして、それがやがて崩壊、本来あるべき超高層ビルのかわりに灰色の煙だけになった。

秘書ら三、四人とともにそれを目撃したスーツ姿の猪木は「ビルがああも簡単に崩れるものなのか」と絶句。しばらくの間、ぼうぜんと歩道に立ちつくしていた。

ttp://tochu.tokyo-np.co.jp/00/hou/20010913/spon____hou_____003.shtml

なんかまあスゲエなと。

立ちつくすよな。

しかし、なぜその時そこにいるかね。猪木の星。
オレが猪木なら、かなり持て余す星。
っつうかオレが猪木でない理由だな。それは。
持て余すようなら猪木ではないのだ。持て余さないから猪木は猪木なのだ。

器だな。

14日夜、NEWS23に世界貿易センタービルの崩落を目撃した一般人が大勢出演していた。
みな一様に得意げで、なんだか嫌な気持ちがした。
彼らを出演させ、感想を聞くことになんの意味があるのか?

猪木の目撃談の方がよっぽど聞きたいよ、オレは。
絶対に何かを感じられるハズだ。

んー眠いので寝ます。


09/15/01

今日2時、KERA・MAP「暗い冒険」の北プロを観劇した。

笑いと、のことについて考えさせられた。
舞台上の演者が持つのことだ。
観客を引き込むのも引かせるのも、笑わせるのも笑われるのも、このひとつだ。

演者にとってはとてもむつかしい課題だ。
演者はリラックスしつつ緊張して、全身をコントロールしつつ自然に、舞台上で振る舞わなくてはならないからだ。
セリフを投げかける相手は、舞台上の別の演者かもしれないが、意識は観客にも向いていなければならない。

演者がを自由自在にあつかわないと観客は安心しない。
安心しないと観客は演者を笑わない。
面白いセリフを笑うだけだ。


さて、みなさんは小学生のころサンタクロースを信じていましたか?

僕は信じていませんでした。物心ついたときから。
近所の友達は信じていて、クリスマス前になると欲しいおもちゃを紙に書いて、外から字が読めるように窓ガラスに貼ってました。
「サンタさんが欲しいモンをこれで分かるんよ」と言ってました。
あと、その紙を拝んでた。
なんで?

「お前んち煙突ないやろーが」とは言えませんでした。

しかし、だからと言って、僕がリコウな子供だったかと言うとそうでもない。

僕は怪獣はどこかにいると思っていた。
ウルトラマンに出てくるような怪獣がアフリカや南米の奥地に必ずいると思っていた。

秘孔はあると思っていた。
北斗の拳のケンシロウのように秘孔を突けば、人は
「ひでぶ」
「あっあろ」
「たわば」
「あべし」
「ちにゃ」
「いってれぼ」
とか叫びながら爆発して死ぬもんだと思っていた。
妹を実験台にしてみたが、爆発しなかった。

あと、がんばればカメハメ波が打てると思っていた。
無理だった。

ブレンドコーヒーってあるでしょ?
子供のころ好きでしたね。
今は嫌いだけど。
黒ければ黒いほどよかった。
子供のころ作ったヤツ、色んなドロンコ混ぜて。

アレ?


09/16/01

今日2時、KERA・MAP「暗い冒険」南プロを観た。

NYLON100℃「ノーアート・ノーライフ」アナザーバージョンの演出をする関係で、昨日、今日、ロハで観せてもらった。

タダで観たので大きいことは言えないのだが、南プロは「下品でバカでキチガイでヒドイ」人達の集まりで面白かった。

自分でも演出をしているせいか、他の人の芝居を観て面白いと思うことが殆どないのだが、南プロはものすごく面白かった。
義理で観に行き(もちろん金を払って)、クソ面白くなくて腹が立つ芝居が多いなか、久しぶりに心の底から笑った。
金を払わないのが悪く感じたよ。
こういった芝居こそ金を払って、ただの客として観たい。
まあ、出不精の僕は年に3回も芝居を観ないのだが。


さて、みなさんは「ドッキリ」って見れます?

スターが大がかりにだまされたり、バラエティ番組の出演者をだましたり、素人の部屋をガサイレしたりするヤツです。
僕はそういった番組一般が見れません。

そんな番組にチャンネルを合わせたら、すぐさま変えます。
もう、どきどきして仕方がないから。
なんすかねー、カマトトぶってるワケではなく、人の裏側を生で見せられるのが本当にニガテです。

「警察24時」も絶対見ません。
暴走族と警官のやりとりとか、犯人逮捕の瞬間とか、もう、ホントーに電波にのせないで欲しい。

どきどきするから。

しかし、この前「ドッキリ」のアイデアを寝る前に思いついて眠れなくなった。
それはこういったものだ。

部屋を片づけられない人って、最近増えてるらしいじゃないですか?
女の人の部屋なのにそこらじゅうゴミだらけ、とか、ゴミの上に布団をひいて寝ている人とか。

そういった人の部屋を、毎日、少しずつ少しずつ片づけていって何日後に気づくか? っつうのです。

その部屋は、一人暮らしでなければならない。家族と一緒に住んでいると、親が片づけたと思うからだ。
ドッキリ対象者は、物が片づけられないワケだから、毎日毎日ゴミやら洗ってないTシャツやらが増えていくワケです。
その増えていく片づけられない物より、少しだけ多く片づけていく。
洗濯物の山の下の方を洗ってタンスに畳んでしまったり、ゴミ袋の中身を1/3捨てたり。

いつ気づくでしょうか?
そして気づいた時、どう思うのでしょうか?

いやー気味悪い。
ゆかいな妖精でもいるんじゃないかと思うなー僕は。

まあ、全然、気づかなかったりしてね。快適に生活されちゃったりしてね。


09/17/01

今月20日、21日にブライアン・ウィルソンのコンサートがある予定だったのですが、例のテロにより順延となりました。
僕は20日に行く予定でした。

ああ、ものすごく楽しみにしていたのですが。
まあしょうがないか。ブライアンも歌うたってる場合じゃないだろうし。

あっ地震だ! 09/18/01(4:24am)
なんだかなー。

さっきまで、佐々木くんとのぐおくんがうちで飲んでいた。
久しぶりにバカな話をした。
また、酔っぱらってしまった!

なんて書くと普通の日記っぽいね。
では。


09/18/01

さて、と書いて、もう書くことがない。

酒でも飲んでみよう。

んー酔ってきた。
ハハハ。 って笑ってもないのに書いてみると、笑ったような気になります。

不意に出会う悪意、というのがあります。
金曜日の深夜ドンキホーテに行けば確実に出会います。
ぶつかった女の人に凄むチンピラとか、店の前でガンたれてる暴走族とか。
まあ、確実に出会うわけですから、それは「不意に出会う悪意」でなく「あらかじめ覚悟出来る悪意」であり、「そこに行かない」や「行くけど気にしない」といった選択が自分の中で出来ます。

そういったことでなく、もう、本当に安心し弛緩している時に出会う悪意には「つうこんのいちげき」以上のクリティカルヒット力がある。

何年か前、安い居酒屋で男女5、6人で飲んでいた。
隣のテーブルにも同じようなグループが飲んでいた。
酔いもあるていど回って楽しく飲んでいると、隣のグループの男二人がこちらのグループの女の子達にもたれ掛かって来た。それはだんだんエスカレートし、女の子の膝に頭をのせる始末。
当たり前だが抗議した。やめてくれ、と。
すると、隣のグループの女が
「酔ってるからしょうがないじゃない!」
と言いやがった。それ以後もじっと僕を睨みつけている。
私の友達は酔っているのだから、あんたらは我慢すべきだ、と言っているのだ。

はあ?

嫌いな言葉だが「逆ギレ」ってこのことだな、と思った。

友達とはなんでしょうか?
友達がすることはなんでも受け入れるのが友達なのでしょうか?
僕にはそうは思えません。
友達こそ、その人にとって真の批判者でなければならないと思います。
もたれあい、傷をなめ合うだけの関係を友達というのなら、僕はいらない。

あれ? そんなことが書きたかったんだっけ?

ああ、そんな何年も前のことを忘れられないほど、悪意ってのは力を持っている。と言いたいのだ。

僕はそういったことに打たれ弱く、外に出ないで生きていけるなら、一生外に出ないだろう。
しかし、そういったワケにもいかないので、外に出るときは決死の覚悟で外に出る。(大げさか)
でも、なんだか腹の立つことばかりでドンドン気が滅入ってくる。

陸橋をいっぱいに横に並んでくる学生は、僕がこちらからきても一列になったりしない。
人混みの中を平気で自転車に乗る主婦。
買ったそばからタバコのパッケージを開け、そこら辺にどんどん捨てて歩く男。
電車から人が降りきる前に強引に車内に入ろうとするサラリーマン。

そういった人に出会わない日はない。

そういった人を見るたび腹が立ち、ゲンナリし、僕の中の何かが確実にすり切れていく。

みなさんはどうですか?
そういったことに、どうやってオリアイをつけていますか?
それとも全然、気にならないっすかねぇ。


09/19/01

普通、まめ知識やらWebニュースやらをオモシロおかしく料理して、自分の日記にするもんだ。と言われ、目からウロコが落ちた。

ああそうか! だから書くことないんじゃん! 日日!
むざむざネタを生で出す必要ないんじゃん!
と思いましたよ、ホント。

しかしまあ、始めちゃったものは仕方ないので、こんな感じでやっていきます。

海上自衛隊をアメリカ軍後方支援のために、インド洋に派兵することが決まりました。("派遣"と言っているが、イージス艦を送って"派遣"もないもんだ)
スポーツ紙には「日本参戦」の字がでかでかと載っています。

これで日本がテロの対象になっても、文句がいえなくなりました。
はっきりと、アメリカ側につくことを全世界に表明したワケですから。

日本で何千人も死ぬテロが起きたとき、小泉総理は責任をとれるのだろうか?
「グローバルな悪と戦う」とカッコイイこと言っているが、悪は誰が決めた悪か?

こういった問題が起こると、「目の前でレイプされてる人がいたら力ずくで助けるだろう」などと言う人がいるが、それとこれとはまるで話が違う。
アメリカやイギリスが中東でしてきたことを棚に上げ、ニューヨークでされたことだけを錦の御旗に、彼らを"悪"とするのはお門違いだ。
宗教や政治、金や利権、長い歴史が複雑に入り組んでいる話を二元論に単純化してはならない。

我我はアメリカにいい顔がしたいだけの政治家に、命を預けている。
これからは日本人1億2000万人がテロの対象になりえるのだ。
僕はアメリカが中東でしたことのせいで死ぬのはイヤだ。

日本は、今のヌエのような立場を最大限に活用して、世界に貢献できることが何かあるハズだ。
メンツよりも命が大事だ。


09/20/01

他のコンテンツを読んでもらうため、軽い気持ちでやっていた家頁のニュースが、(一番気合い入ってるコンテンツだなぁ)と思い、すこし笑っちゃいました。

えー、一日10人強の方がトフポスに来てくれているようなのですが、このWebページはどうでしょうか?
なんだか反応が全くないのでハリアイに欠けます。

よかったらメール下さい。つまんねーとか、なんでもいいので。
よっしゃ! 一言いったろ! という奇特な方は、ここをクリックして下さい。メールソフトが起動します。


宇宙人に誘拐され、UFOの中で検査される。といった体験をする人がいます。
欧米ではアブダクション・ケースというらしいのですが。

さて、民俗学者のトマス・ブラードは、妖精と宇宙人による誘拐体験に驚くほどの類似点があることを指摘しています。

宇宙人による誘拐の特徴

1. 夜、人里離れた場所か、自宅で、体験者がUFOを目撃し、逃げようとする。
2. 周囲が通常とは違うように見え、機械が正常に動かなくなり、意志がはたらかなくなり、記憶を失うという、奇妙な状態に入る。奇妙なヒューマノイド型の生物が出てきて、体験者をUFOの中につれて行く。
3. 体験者は、全体が明るく照らされた手術室へつれて行かれ、一人、または数人のエイリアンによる医学的検査の対象となる。検査は痛みを伴うこともある。
4. 後に、体験者は長いトンネルを見たり、宇宙船の他の部分を見る。あるいは、短い時間で遠くに離れた暗い惑星に旅をし、次に明るく、空気のある場所へ行く。どちらも建物が建っている。エイリアンに混じって、人間もいて、そこでメッセージを受け取る。地球へ戻ってくると、記憶のない部分があり、また怪我をしている。体験者は、その後再び遭遇体験をしたり、不思議な事件を体験したりする。


妖精による誘拐の特徴

1. 夜、人里離れた場所か、妖精のいる小山の近くで遭遇する。
2. 霧が出る、あるいは道に迷わされる。体験者は周囲が通常とは違うように思える。音楽に魅惑されて意識を失うこともある。単独、あるいは複数の奇妙な生物に出会い、彼らに招かれて、あるいは誘導されて、徒歩、あるいは何らかの不思議な方法で暗いトンネルを抜ける。暗いところの中で乗り物に乗る。嵐の中を船に乗ることもある。山の中、あるいは海の向こうにある別世界へ行く。
3. ぼんやりとした照明、あるいは間接照明の広間、部屋、あるいは別世界と思われる国へ行く。そこで、彼らの祭り、踊り、遊びなどに参加する。あるいは女性の出産を手伝う。出産はしばしば痛みを伴う。とらわれの身の人間を見ることもある。超人的な知識、あるいは力を得る。
4. 体験者もとらわれの身となるか、あるいはどの程度時間が経過したか分からないままに帰る。帰ると体験者は土になってしまうか、後に妖精の国で得た力に対する罰を受ける。


なるほど。よく似ている。
UFO研究家は、この相似をもって、宇宙人による誘拐体験が昔からあった証拠だ、としていますがそうでしょうか?

これらの話によく似た話を、最近観ませんでしたか?
そうです。日本では1000万人以上が観た、「千と千尋の神隠し」です。
まあーよく似てること。っつうか、そんなこと言えば「浦島太郎」も「不思議の国のアリス」みんな似ているワケです。
主人公が変な場所に行って、なんとかして帰ってくる話ですから。

人は物語る装置で、その物語のパターンはそんなにない。ということでしょう。



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