11/15/01〜11/20/01




11/15/01

さて、あんまり久方ぶりなので書き方忘れちゃったよ。もう。

今回の公演について書かなくてはならないのかな?
んー、分かりませんが、ぼくの心の整理のためにも書いておきます。

今回ほど心寂しく作った舞台はありませんでした。
一緒に作っているはずの誰一人から、まったく期待も心配もされず、役者たちと、ぼく、そして毎日のように稽古場にかよってくれた準劇団員の一人、総勢10人で作り上げた舞台でした。

そして言い渡される感想は、「テンポがのろくてイライラした」とか「ラストを変えたんだ」 とかそんな感じです。

テンポが遅いって、何とくらべて? ケラさんの方とくらべて?
同じ脚本を違う人間が演出し、違う人間が演じたらテンポが同じであるハズがない。
彼らは、ケラさんの方が正しくて、ぼくたちの方が間違ってる、と言いたいのであろう。

あるナイロンの役者は、ぼくたちの公演の様子を楽屋のモニターで聞きながら「これ本当に本番やってるの? ハハハハ」と笑っていたそうです。あんまり反応がないから。

ああ、ぼくたちは、誰のために、そして、何のために舞台を作ったのだろう?

準劇団員が、ベテラン勢と同じ脚本で、同じ時期に同じ舞台で、公演をするプレッシャー。その難しさ。(彼らはまだ劇団員でもないのだ。劇団員に準ずる地位なのだ!)

それを受け止めてくれた人は、ナイロンの中に数人いた。いるだけ良かったよ。
しかし、打ち上げでその存在を知ってもな。

結局、言いたいのは「オレたちはモルモットかなにかか?」ってこと。

(まあ、お客さんや自分たちのために舞台を作ってるんだけど、劇団のあり方っつうか、んー、ナイロンは劇団じゃないんだけど、集団のありかたっつうか、そんな所に疑問を持ったんですよ)
(お客さんの感想は感想で痛かったが、お金を払って観ていただいた方の感想なので真摯に受け止めます。ご来場いただいた方、ありがとうございました)


11/16/01っつうか11/15/01だな

えーなんだかグチってしまい反省。
自分がやったことに自信があれば、どんなことにもビクつかないハズ。
あいつがどーした、と書いたって、本人の前で言えないなら、それは意味なし。
まあ、本人の前でも言ったりするので、ますますタチが悪い。


女の子が買う菓子って、あるでしょ?

プリングルスの何とか味やら、ネスレのクランチチョコレートMIXやら、海外のカワイイ菓子やら、ムースポッキーのいちご味やら、新発売の菓子やら、なーんかそんなの。

男って、あんまりコダワラナイじゃない? 菓子には。
カルビーのポテトチップスとするめ、あとマメとかしか買わないじゃない?
チョコだって板チョコだったり、でっかい袋の徳用ナッツチョコだったりさ。

浮気するぞ! ってな時、女の子と二人してコンビニなんかによるでしょ?
そんで相手の女の子は決まって、「女の子が買う菓子」を買うワケ。
あと、新発売のお茶とかね。

あとから、それらが見つかって、彼女に怪しまれるでしょう?

「なに? なんで? プリングルス?」
「あ、買ったんだよ、昨日」
「なんで?」
「え? 食ったことないからさ」
「うそ! こんなの買うワケない! これ、コイケヤじゃないもん!」
「う!」

てな会話が今日もどこかのアパートでくりひろげられているのだなぁ〜

全国の女の子は、彼氏の部屋にある菓子に注目! かわいげな菓子があったらそれは浮気の証拠かもよ。
全国の男子は、浮気のあと、相手の女の子が残していった菓子は早めに処分すべし! あったってどうせ食わないんだから!


11/16/01

お疲れさまでした    松永玲子

打ち上げでも映画の話とかしかしなかったけど。
確かにテンポはノロかったけど、テンポだけじゃないからね、お芝居は。
でもちょっと意外だったよ、「4.A.M.」のアナザーヴァージョンの時は若いんだから勢い!って感じだったし。
メインと両方観てる人も多かったでしょ?私もそうだけど。
グッとくるシーンが同じ芝居なのに違うってのは興味深いことよね。
役者は伊藤君が良かった。ダメな人だったから。
演出家タイチにとってはひょっとしたら疑問の残る公演だったかもしれないけど、役者にとっては良かったんじゃない?だって新人があんなに濃密な稽古をする機会って人数の多い劇団じゃなかなか難しいから。
少なくとも「4.A.M.アナザーバージョン」をやった私はそう思っています。
・・・と、メールで送るような内容を、敢えて書き込んでみましたよ。

私の芝居も観に来てよ。11/21〜29までパブリックシアターでやってるから。



うー!

なんだかメンドクサイお題をいただきましたゼ! ダンナ!
メールで書いてこないってのが、(タイチどう切り返すの!)感いっぱいです。
では、がんばりまっす!


ぼくは自分たちの舞台が(単純に)面白いと思って作っている。

脚本をもらって、どう演出するかを考え、肉付けして、ぼくが気づくところを出来るだけ面白くした。
初めてもらった脚本を初めて読んで、面白かったところを面白くやろうと思ったし、あんまり面白くなかったところは、(どうしよっかなぁー)と考えた。
ケラさんの舞台を意識してない、というと嘘だけど、キャスティングがすんだ時点で、それはどこかへ行ってしまった。
つまり、ぼくは、内容を知っている人を相手に舞台を作っていないってことだ。(そういうふうなことを期待してくれていたお客さんには悪いけど)

テンポが悪いって、内容を知っていれば当たり前。
ネタを先に先に読んでしまっているんだから。

(まあ、我我は、"科白をはくスピード"っていう物理的テンポが遅かったけど、でも、それについてはメインに色色いいたいこともありまっせ!)

観客は(ここは、そうきたワケね、ああ、ここでは笑えない)なんて思っているワケだ。
まるで、ケラさんの舞台をお手本みたいにしてね。
全員がそういった「評論家である客」に囲まれてやる舞台を松永さんも経験してるよね。

しかし、松永さんはどうだった?
「4.A.M.アナザーバージョン」の時、どうやって作ってた?
(犬山さんのシビルがこうだろうから、こう作ろう)なんて思っていなかったでしょ?

今回の我我もそうやって作ったんだ。

松永さんは「4.A.M.アナザーバージョン」の時、言われた感想をどういうふうに受け止めた?
首をかしげることはなかった?
(そんなこと言ってるけど、私たちのほうがゼッタイ面白い!)なんて思ってなかった?

つまり、そんな人間たちなんだよ。我我は。

そういった経験をしたあなたぐらいは、もっとましな感想をくれよ! ってことが言いたいのかな? 結局。

勢いでやってたよ、若さのままに。実際。
それは「感情のまま」ってことかもしれないけど。嘘をつかないっていうか。
「おさえてくれ」って言ったぐらいだけど。
松永さんの"勢い"とぼくの"勢い"の定義が違うのかもしれないけど。

"勢い"ってなに? "速く演じる"ってこと?
ぼくは、「4.A.M.アナザーバージョン」の時、そんなことを役者に求めた?

演出家タイチとして、今回の舞台には、なんの疑問もありません。
彼らは素晴らしい役者たちだったし、ぼくが心のなかで思い描いた世界の、ある程度の高みまで舞台上で達してくれた。
それはもう、学芸会とか、くそ小劇場とか、そんな物ではなかったってことです。
そんなレベルではない。
堂堂と胸をはって人に見てもらえる舞台です。

ぼくが疑問を持ったのはその周辺です。
演出家というより人間として疑問を持ったのですよ。

まあ、それはこまかいことです。
しかし、感情の、心のなかの物を作ろうって時、寂しい思いで作りたくはないのです。

ああ、こういったことはお客さんには求めてないです。
好きなように観られてかまいません。
当たり前か。

こんなことこそメールで書くべきか…

あしたあたりまた反省しそうだよ。実際。


11/18/01

♪はぁ〜 はぁ〜 ナムサンダァ〜

タイチです。

いやー、な〜〜〜〜んもしてない。
寝て、起きて、そこら辺にあるもの食って、コンピュータに向かって、なんかそこら辺にあるもの食って、寝てる。
いちんちに、パスタ二束と、ポテトチップス半袋、あめ三個ってなぐあいだ。
そして、いよいよ食料もそこをつき、買い出しに行こうと思ったら3:22AM(11/19/01)
コンビニしかやってねえっつうの!

am/pm、7/11、サンクス(あにき! って「心の妹」が言いそうな科白ね。っつうか「あだち充」か。みゆき! ユーアーマイエンジェル)、ローソン2軒あとなんだっけ? ソフトクリームがおいしい、ああ、ミニストッペ、いや、ストップ。
どこに行こうかなぁ〜。
酒はローソンとミニストップにあんだよな。弁当がおいしいのはam/pmだし。そこまで行くならドン.キホーテに行ってもいいんだよなぁ〜

夢はふくらむばかりなりよ。

わがはい、行ってくるなりよ!
コロ助!(3:34AM)








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あ、あそこに誰かいる!








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暗いよぉ〜








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怖いよぉ〜








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くそー、負けるもんか!








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あっ!








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花だ!








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いいなぁ〜








なんて感じで帰ってきました。
今、4:09AM。

今日ってしし座流星群の日なのな!
見ましたよ、流れ星! それも7回も!

ずーっと空を見ながら歩いちったい!

いいね。流れ星って。
なんだか得した気分だよ。

みなさんは見ました?
なにか願った?

ぼくのは秘密です。

んでは!


11/20/01

はぁ〜 昨日はガニを喰らいましたね。世界のガニを。

毛のついたガニやら、タラバのついたガニやら、焼いたガニやら、ゆでたガニやら。
もう、当分ガニはいいです。見なくてもいい。

だから見せないで!
ってお願いしても、タラバのガニの足が二本と手が一本、冷蔵庫にいるのさ。
イメージ写真
うー! いいんだか、わるいんだか。
おいしいガニニクの喰らいかた、他動書記にて好評受付中!

うまいね、ガニ。
特に毛のついたガニがうまかった。味が濃くって。あまくって。みそがもう…
タラバのついたガニは生まれて初めて食った。うまいことはうまかったが、毛には負けておるよ。もっと精進したまい。


昨日、なつかしく「ニューエスト・モデル」の「ソウル・サバイバーの逆襲」を聴いていたのさ。

そして、聴き違いに気づいた。10年以上間違った歌詞でぼくは聴いていたのだ。

♪おしゃべりは信じないよ ウソのような気がする
♪巧みな言葉とかで さみしいネと近づく

つう歌詞だと思っていたのよ。
特に「巧みな言葉とかで」っつう言い回しが、とても好きで、(言葉とか、おためごかしのやさしさとか、多数決だからとか、あと色色とか)といった「とかで」っつう意味だなぁ〜と思っていて、中途半端な言葉使いをするなぁ、最新のロックだなぁと思って好きだったのよ。この歌が。

しかし、

♪巧みな言葉と金 さみしいネと近づく

だったってことを歌詞カードで知って、ガッカリ。

なんだ、ふつうじゃん!
あ〜あ! なんか、ふつうの歌に落ちぶれた
そういや、ちょっと引っかかってたんだよな。

♪教科書は信じないよ

なんて唄ってて、(ん〜教科書? 恥ずかしくねぇ?)とか思ってたのよ。あ〜あ! でも、よりによって、「巧みな言葉と金」ってそのまんまじゃん! あ〜あ。


と、思っていると思い出したことがあって、

「母をたずねて三千里」のオープニングでさ、

♪さあ出発だ! いま日がのぼる! 希望の光、両手につかみー
♪ポンチョに夜明けの風はらませてー

っつう歌詞があるでしょ?

この「ポンチョに」をオレ、「ほんとに」だと思っていた。
「ほんとうに夜明けの風をはらます」ってなに? と思っていたのらもーん。昔。


あと、「一休さん」のオープニングで、

♪望みは、たぁかく、はてしなく
♪わからんちんどもとっちめちん、とんちんかんちん、一休さん

っつうのがあるでしょ?

これ、オレ、「わからんちんど、も、とっちめちん」だと思ってたのね。
「わからん」「ちんど」って種類の人間がいて、それ「も」「とっちめちん」だと思ってて。かなりの期間。

それが「わからんちん、ども(共)、とっちめちん」だと気づいたのは、25の時だった。
そりゃ、おどろいたさぁ〜(ちゅらさん風味)



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