SCW 合宿 2005 〜モラトリアム〜


第二章 合宿のしおり

行き先や宿泊の手配は幹事がやってくれていたので、合宿をやるという話が出たときから
挙がっていた「合宿のしおり」編集長を買って出ることにしました。
小学校の遠足のようにしおりがあればみんなの気分も盛り上がるだろうなという安易な考えでした。
(最終的にはこの合宿のしおり作成が合宿自体よりも大変なイベントとなったわけですが…。)

10月上旬、会社に提出しないといけなかった技術論文を書き終えると、早速しおり作成に
取り掛かりました。

まずは企画会議の開催。
10月5日(水)渋谷にて幹事のYAMA&Yasu、それに協力してくれるというOZAを集めました。
集合時間は全員がOKを出した19時。
俺は客先での会議を終えてぎりぎりで渋谷に急行しました。

が、誰も来ません…。

天気は雨。
こういうときは気分もどんよりしてしまいます。

みんなから携帯にメールが!
「遅れます。」
「これから会社を出ます。」
「一度用事で帰宅したのでこれから行きます。」
など。

仕方なくHMVで試聴しまくり、CDを一枚購入してしまいました。
このCDで合宿帰りの車が盛り上がったわけですが。

全員集まったのは20時を回っていました。
まずは乾杯!
いつものことながらまったく関係のない話がしばらく続きます。
これはうちのチームの特徴で、サッカーの後食事をしながら合宿の行き先などについて相談したときなども延々と脇道にそれた話が脇道にそれていき、行き先を決めるだけで何週間もかかりました。
俺がその要因のひとりだという噂もありますが…。

一応この企画会議で以下のことが決まりました。

・絵が得意なバーシーに表紙を書いてもらう
・なみキャプにひとこともらう
・現地の紹介や地図を付ける
・意味不明な文章が得意なオガちゃんにポエムを書いてもらう
・1人1ページで履歴書風に参加メンバー紹介を付ける
・参加メンバーには合宿への意気込みのコメントをもらう。
・バナナはおやつに含まない

翌日から作業を開始しました。
まずは目次を作成。

しおりらしさを演出するためには両面印刷やA4よりもA4を半分に折ったのを止めたほうがいいなとか考えながらレイアウトを決定。
WORDの袋とじ設定なんかもこのとき調べて知りました。

毎日少しずつ作り進めます。
作っているうちにいろんなアイデアが浮かんできてどんどんエスカレート。
さらに毎日のようにYasuとチャットで話しながらさらに企画が増えていく…。

幹事からのひとこと、バーシーの表紙&挿絵、Yasuの今期リーグ総括、OZAのSCW年表、不参加メンバーからのコメント、近隣温泉情報など。

気が付けばしおりに作業期間2週間を費やし、44ページの大作となっていました。
これてすでにしおりの域を超えているのでは…??
そう、客観的に見ると本です。

あとは印刷するのみ。
20部作るとして44ページ(22枚)×20部は…・・・ 440枚!

自宅プリンタでは大変なので夜の11時頃会社の高機能レーザープリンタで印刷することにしました。
さすが業務用カラープリンタ、仕事が速い!
しかし印刷が終わったトレイには大量の紙が…。
定規で測ると4cm。
本気でインターネットで折り機を探しましたが安くても2万以上するので諦めました。