谷津干潟と近所の仲間のホームページ(既掲載)




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更新日  平成8年7月21日

谷津干潟は、千葉県習志野市谷津3丁目と習志野市秋津1丁目、5丁目 の住宅地などで囲まれたところにあります。まさに東京湾埋め立てのなかで 陸地に取り残されたほんの少しの海面です。

自分流の解釈の干潟とは,潮の満ち引きで海面になったり浜になったり するところです。谷津干潟も当然この解釈にぴったり当てはまり1日に およそ2回,海面になったり浜になったりを繰り返しています。

このページでは,谷津干潟そのものや干潟の生き物,また、谷津干潟 近辺の住民のことなどを紹介していく予定です。HTMLを始めたばかりで 勉強しながらのページになります。ご声援をお願いします。

今後,他のサイトへのリンクや画像の取り込みをしていきます。


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更新日  平成8年7月28日

今日の谷津干潟周辺は,とても暑くなっています。公団の5階建て 集合住宅に住んでいます。南側と北側の窓を開け放し風を入れながら も摂氏30度くらいの室温です。扇風機はつけていますが,冷房装置は 入れずとも何とか過ごせます。

谷津干潟は,いま干潮です。3週間ほど前から緑の海藻,アオサの ようなものが谷津干潟に生え,干潮時は干潟の地面に草が生えたように 見えます。昔はこんなことはなかったのですが3年前の夏から多く 生えるようになりました。緑の海藻の生えるなかを,シロサギや アオサギの大型の鳥が昼食の小魚やカニを探しています。干潟の 南岸にある人工の砂浜では,6月までに卵からひなを孵した カルガモたちが遊んでいるのが見えます。干潟の近くまで行くと 巣から出て体操をしているカニや浅瀬で泳ぐ小魚を見ることが出来ます。 是非,干潟の近くにおいでください。


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更新日  平成8年8月11日

今日の昼過ぎに妻と干潟の南側を歩いてみました。お盆休みのせいか空気も きれいで秋を想わせるさわやかな陽気です。気温は外が25度,室内で27度 くらいでしょう。真夏にこれだけ過ごしやすいと,私の生まれ故郷の東北地方は 冷夏で困っているんではないだろうかと心配しています。

干潟には,北よりの風がやや強く吹き干潟で腐りかけたアオサと潮の香りを 岸壁の私達に届けています。大型の鳥は,大サギ,青サギ,ウミウなど, 中型の鳥は,黒っぽい夏羽をしたカモメ,コアジサシ(今年は少ない) ,シギの仲間など,小型の鳥は,茶色と黒の夏羽ねをしてかわいいキョウジョ シギが数多く見られた。干潟の中程を流れる澪(みお)には,ボラと思われる 魚が多く泳ぎ,鳥たちが近づくと海面が揺れるほどに逃げる光景が見える。


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更新日  平成8年8月25日

今朝は、次男坊の智と一緒に干潟に行った。干潟の周りには,望遠鏡や カメラを持った野鳥関連団体の人たちが大勢いて、鳥たちの様子を観測し それぞれに干潟を楽しんでいた。潮が引いた直後の干潟は、カニの穴から潮が 抜けていく時の音があちこちからプチプチと聞こえる。
白い大きなサギは,獲物のカニがいったん逃げ込んだ穴から出てくるのを 5分以上も首をローマ字の”S”の様に曲げて待っていたが最後にはあき らめてしまった。自然を題材にしたテレビ番組では,カニや小魚を次々と とらえ食べていく姿が映されるが、自然の世界は甘くはなく10分以上も 何羽かの鳥を望遠鏡でのぞき,ようやくその中の1羽が採餌するところを 見ることができるくらい。
公園の近くには、鳩が何羽もいて人間がえさをくれるのを待っている。今日は 鳩が干潟に降り,アオサをくちばしでひっくり返し虫を探していた。


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更新日  平成8年9月8日

今夜、月1回開催されている 谷津干潟自然教室 に参加してきました。 いつもは,第二日曜日の午前10時30分谷津バラ園前集合ですが、 今回は夜の会でした。
木星の衛星を45倍の地上望遠鏡で観察しているうちに,教室の始まりです。 講師は、プロナチュラリストの佐々木さんです。若い方ですが自然のプロです。 街灯の周りをを飛ぶコウモリを観察し、虫の声を聞きながら干潟のそばまで行きました。 「かんたん」という虫がリョリョリョと鳴いています。大合唱でした。 この虫の声は、虫好きの人たちのなかでは有名な虫とのことです。 首都圏近郊では,滅多になく大合唱を聞けるところと佐々木さんが評価していました。 この虫は、葛(クズ)の葉に卵を生むため葛のないところには住めないとの 説明があり,参加者がその思いを新たにしました。葛はほかの樹や花から見ると 邪魔者のように見えるが,その虫がいるところだけは大事にしたい。
今夜の干潟では,谷津干潟自然観察センターの職員,ボランティア,山科鳥類研究所 の人たちで,鳥の捕獲調査を行っていました。毎年、春秋に2回実施 している。今年の春は100羽以上もの鳥を捕獲し調査,足に捕獲マーク後 放したそうです。捕獲,放鳥まで鳥に傷つけないよう細心の注意の上の作業のようです。 これらの鳥がオーストラリアなどで捕獲され渡りのルート解析など自然保護の一要素 となっているように思います。


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更新日  平成8年9月16日


更新日  平成8年9月16日 私は毎日の通勤に谷津干潟廻りの遊歩道を利用しています。干潟の北側にある 谷津パークタウンから9月8日に紹介した”かんたん” が鳴くところに近い芝生の公園を経由し干潟北岸に面した道を 1Kmと西岸の道を200m南へ歩きます。朝日を映した干潟を観察しながら の毎日です。朝が満潮の時,サギなどの大型の鳥たちは芦の生えた島に上がり思い思い(?)に, 毛づくろいをしていることが見られます。干潮から満潮へ変わる上げ潮の時は, 大型の鳥だけではなくセイタカシギ等も東京湾とつながった水路の近くに陣取り, 朝食の小魚を捕まえています。


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