たまきわる命・千年の樹

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解説

文章 最終更新
2004年05月25日

たまきわる命。幾千もの歳月を積み重ね、木霊(こだま)は神となる。

人の一生は100年余り。その一方で、幾千年という人には計り知れない世界に生きている命。それはまさに神々の世界に生きる命なのかもしれません。そしてその命に、古の人々は神々の存在を強く感じとっていたのかもしれません。

「たまきわる」とは「魂が極まる」の意です。魂の極みに近づきつつも、なお極限は彼方(かなた)にある、無限の極み。魂の永続性ということにも繋がる言葉です。

たまきわる命。その命を目の前にした時、自らの魂も震えるような感覚を覚えます。魂と魂の共振。魂の繋がりを感じるような気がします。古の人々もそんな感覚を実感していたのかもしれません。

作品情報

タイトル
たまきわる命・千年の樹
大きさ
137KB
800×600
イメージ形式
JPEG
公開
2004年06月24日
最終更新
なし
バージョン
ver01-03
製作ソフト